写真:凜風 杏花
地図を見る「玉藻(たまも)」とは、わかめや昆布といった海藻類を美しく表現する言葉。万葉集の代表的歌人の一人、柿本人麻呂の歌の中では「玉藻よし 讃岐の国は…」と、よい藻を産する讃岐の国の枕詞として詠まれています。
春は桜見物、植木市、秋は菊花展など多彩な催しが開催され、観光客だけでなく、市民の憩いの場ともなっている玉藻公園。
しかし、なんといっても驚くのは、高松城のお堀が水門で瀬戸内海とつながっていること!海水100%の堀の水位は、潮の干満に連動して変化します。また、高松城は日本三大水城としても名高く、現在は天守閣の復元計画も進められています。
写真の水手御門は、昔は直接海に面していて、ここに船を着けて入城するための門でした。
写真:凜風 杏花
地図を見る漢字で書くと似ているので、まさかタイとは思わず、コイのつもりでエサをやろうとして、「えっ、タイ!?」と驚く方がほとんど。お堀に鯛がいる様子は、テレビ番組の「ナニコレ珍百景」でも紹介され、見事珍百景に認定されました!
「鯛願城就(たいがんじょうじゅ)」には、エサやりで鯛の願いを叶えると、その人の願いも叶うという意味があります。また、高松城天守閣の復元が成就しますようにと、対岸の天守台に願う「対岸城就」という意味もひそかにこめられているそう。
まずは、えさやりスポットの自販機でくじ付きのエサ入りカプセルを100円でゲット。くじが当たればステッカーやピンバッジなどがもらえますよ!
写真:凜風 杏花
地図を見る真剣な様子で、エサをまく準備をする旅人達。
真鯛の多くは、JR高松駅前の海水池で稚魚から育ったものを放流しています。エサやりで集まってくる黒っぽいタイには、コイのような派手さはありませんが、それだけに余計神聖な気持ちになれるはず…。
エサを鯛が食べたら大願成就で、めでタイとなるわけ。
これを、信じるか信じないかはあなた次第です!
写真:凜風 杏花
地図を見る映画「春の雪」や「めおん」のロケ地にもなった玉藻公園。西門はJRの高松駅から正面に見えていて徒歩3分。ことでん電車の高松築港駅に至ってはすぐ隣という、交通の便の良さ。
エサやりスポットのひとつである水門は、西門から入ってすぐのところにあるため、エサやりだけなら交通機関の待ち時間でも体験可能。時間に余裕のある方は、もう一つの「大岩成樹」も探すと、より効果大かもしれません。
そのほか、写真のような輝き鯛ステッカーなど、グッズにもご利益がありそうでしょ!?
願いをこめてぜひお出かけください。
住所:香川県高松市玉藻町2番1号
電話番号:087-851-1521
アクセス:JR高松駅正面徒歩3分、ことでん築港駅すぐ横
入園時間は季節によって異なります。
MEMOの玉藻公園ホームページ・利用案内でご確認ください。
2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/15更新)
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