写真:月宮 うさ
地図を見る北海道支笏湖外輪山の1つ標高718.1mの「幌平山(ほろひらやま)」は、恵庭岳の北側にある地図上に名前の無い山。山頂近くに設置されている三等三角点名「幌平」が呼び名の由来と言われています。
しかしここは冬登山が特にオススメの、愛好家の間ではよく知られている山。山頂からは眼下に支笏湖を見渡せるだけではなく、恵庭岳・風不死岳(ふっぷしだけ)・樽前山などの美しい山々も雪化粧をしてお出迎え♪美しい支笏湖畔を眺めることができる大自然の展望台です!
登山ルートですが、ここで紹介するのは国道453号線からオコタンペ湖方面に向かう道道78号線への分岐「オコタン分岐」からのルート。国道沿いに支笏湖14km・オコタンペ湖2.5kmの看板があるので、そこが登山道入口の目印!駐車スペースは分岐の手前右側にありますので、そこに車を止めましょう。
出発地点の標高は約550m。ここから約120mを一気に登る急登が待っています!ここが最初で最後の難関。頑張りましょう!そして、難関を抜けると後は緩やかで景観の良い登山道が山頂まで続きます。白樺の木々の間を歩く場所もありますよ♪
※外輪山=カルデラの縁にあたる尾根の部分。(支笏湖は、火山の活動によってできた大きな凹地=カルデラ湖です)
写真:月宮 うさ
地図を見る登山道を出発してから「幌平山」山頂までは約2時間。山頂ではご褒美の展望が待っています!地図には名前の無い山ですが、山頂では可愛らしい看板が出迎えてくれますので、ここで記念写真も撮りましょう♪良い思い出になります。
写真:月宮 うさ
地図を見るここからは「幌平山」山頂で見ていただきたい美しいポイントをご紹介。
まずは、恵庭岳山頂の爆裂火口の美しさ!爆裂火口は火砕丘を持たないため、大地がえぐられた様な形をしているのが特徴。幌平山の山頂からは、独特な形の火口がはっきりと見えます。
写真:月宮 うさ
地図を見る支笏湖に目を向けると、湖面の向こうに風不死岳(写真中央)と樽前山(風不死岳の左側の白い部分)の姿が!その姿はとても美しく絵になる風景。支笏湖畔を取り囲む山々の姿に感動です!
山頂で展望を楽しんだ後は下山。
所要時間は約1時間。最後の急斜面は冬ならではの尻すべりも楽しいですよ♪
登山の後は温泉で汗を流しましょう!支笏湖畔には良いお湯があります。
オススメは登山道入口から一番近い丸駒温泉。一軒宿の「丸駒温泉旅館」は日帰り入浴も可能。温泉街の雰囲気も楽しめる支笏湖温泉もオススメです。
「幌平山」ですが、夏場は笹漕ぎをしなければ山頂に行けない場面が多々ありますので、冬登山がオススメ!木々の葉も無い季節なので、展望も最高です。
装備は必ず冬山登山装備で向かってくださいね!迷うポイントは少ない山ですが初めての場合は山岳ガイドの同行をオススメいたします。
その年によって異なりますが、毎年4月上旬くらいまでは雪景色を楽しむことが可能です♪
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(2024/10/13更新)
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