外国人観光客に人気の大阪・黒門市場で見つけた絶品グルメ!

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外国人観光客に人気の大阪・黒門市場で見つけた絶品グルメ!

外国人観光客に人気の大阪・黒門市場で見つけた絶品グルメ!

更新日:2015/02/05 11:32

けいたろうのプロフィール写真 けいたろう 関西系フードアナリスト

江戸時代からの天下の台所の呼び名でお馴染みの大阪、その大阪の台所と呼ばれ、長年に渡って食の都を支えてきた「黒門市場」。
そんな黒門市場ですが、2012年頃を境に中国本土や香港、台湾や韓国などの東アジアからの外国人観光客が増加し、一気に活気を帯びTVや雑誌などのメディアに頻繁に取り上げられるようになっています。
大阪で最もホットなスポットになりつつある黒門市場の美味しい魅力を紹介したいと思います。

外国人観光客が目指す黒門市場の新名物

外国人観光客が目指す黒門市場の新名物

写真:けいたろう

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外国人観光客が押し寄せる黒門市場の中に、『まぐろや黒銀』と『丸善食肉店』という2軒が隣り合って営業する一際人気の区画があり、黒門市場をテーマにメディアが特集を組むと、ほぼ確実に取り上げられています。

まぐろや黒銀は、名前の通りまぐろ専門店。丸善食肉店は、兵庫に本店がある神戸牛が主力のお肉屋さんです。お店を訪れる客層で目立つのが東アジアの富裕層。彼らの間では、日本で神戸牛を食べるのが、一種のステータスになっていて、1万円以上もするような神戸牛の高級ステーキが日に10枚以上も売れるとのこと!高級な商品を扱っている2店舗ですが、安くて美味しい品も扱っているので、東アジアの富裕層じゃない方も安心です(笑)。

しかもこの2店、店主同士が同郷ということでイートインスペースや鉄板を共有。なんと、まぐろや黒銀でマグロ重を購入し、丸善食肉店でステーキを注文して、ステーキをおかずにマグロ重を食べるなんて夢の競演が実現します!

このタッグおいくらだと思います?和牛のランプステーキ800円で、マグロ重は驚きの500円。つまり2つ合わせて驚愕の1300円!
マグロ重は、1日限定20食で11時頃に発売で、あっという間に売り切れるので、ゲットできると本当にラッキー!

【まぐろや黒銀】
営業時間:09:00〜
定休日:日曜日

【丸善食肉店 黒門市場店】
営業時間:09:00〜18:00
定休日:無休

外国人観光客にも人気の黒門市場の主力商品

外国人観光客にも人気の黒門市場の主力商品

写真:けいたろう

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外国人観光客の黒門市場での神戸牛に次ぐお目当てと言えば、黒門市場の主力商品であるフグ!高級魚の代名詞的存在のフグですが、日本国内消費のなんと約6割を大阪が独占。その大阪でフグと言えば、真っ先に名前が挙がる一大拠点がこの黒門市場なのです。正にフグの聖地!

お馴染みのフグですが、世界的に見るとフグを食べる文化があるのは、日本と中国、韓国の3つの国のみ。欧米などの他の国では、毒のある魚という認識でしかないそうです。

しかも中国では、専門家ではない人が自宅で調理したフグを食べて死亡する事故が相次ぎ、今世紀に入ってフグを食べることが禁止になってしまいました。中国で養殖されているフグは、原則として日本への輸出用。食用ではなく、あくまでも観賞用の魚という位置付けで、フグ食復活の動きもありますが、解禁はまだ少し時間が掛かるようです。

フグの美味しさを知っている中国の富裕層は、「解禁までには時間が掛かる。食べたいけど中国では食べられない」と日本に来てフグを食べるそうです。

お店の中で贅沢フグコースもいいですが、お手軽に味わうなら『てっさ(フグの刺身)』はいかがですか?店先の水槽の中にフグが豪快に泳ぐ『みな美』なら1500円というお得価格でプリップリのフグを店頭のイートインスペースで味わえます。
夏場にはこちらのお店、ハモをメインに扱っているので、そちらも併せてお楽しみ下さい。

【みな美】
営業時間:08:00〜17:00
定休日:[10月〜4月] 無休 [5月〜9月] 日曜日・祝日

外国人観光客が黒門市場で買っていくメイドインジャパン

外国人観光客が黒門市場で買っていくメイドインジャパン

写真:けいたろう

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食べ歩きをしているとスイーツが欲しくなりますが、黒門市場を訪れる外国人観光客のハートをキャッチしているのが、スイーツというより果実その物です。果物なら海外でもカンタンに手に入りそうですが、これには少し事情があります。

実は中国では日本の果物の輸入が禁止されており、日本産のフルーツは出回っておらず認知度の低い物でしたが、来日した旅行客が果物を食べ、クオリティの高さに驚き口コミで評判が広がったそうです。
しかもメイドインジャパンの果物は美味しい上に、特に洗わなくても買ったその場で食べられるほど安全なので、人気は高まる一方。

黒門市場でもっとも有名な果物屋さんの『ダイワ果園』で売れ筋を聞いてみると、春はイチゴが特に売れ、それ以外の季節には、柑橘類やリンゴなどが好評とのこと。かなり高級な品種も売れ、中には大きな箱買ごと買っていく外国人観光客もいるそうです。

日本産のフルーツに普段から接している日本人なら、生ミックスジュースはいかかですか?「何故にミックスジュース?」と思われるかも知れませんが、大阪に来たからには、ぜひ飲んでもらいたい!関西特有の濃厚なミックスジュースは、ちょっと戸惑いますがクセになる味で、外国人観光客のみならず日本人でも衝撃を受けるハズ。

※こちらのお店では、寒い時期は生ジュースを販売していないので、暖かい間だけのお楽しみ!

【ダイワ果園 大阪黒門本店】
営業時間:08:00〜18:00
定休日:日曜日

黒門市場で外国人観光客に人気のちょっと意外な食べ物

黒門市場で外国人観光客に人気のちょっと意外な食べ物

写真:けいたろう

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黒門市場に外国人観光客は、神戸牛やフグ、フルーツなどを求めてやって来ますが、メインのお目当てを食べた後でも、他にも魅力的な商品の誘惑に勝てず、食べ歩きをしている人を多く見かけます。その様子を観察してみると、串物や海鮮焼きのような市場特有の定番以外に、ちょっと意外な商品にも人気が集まっています。

それが、『惣菜の店 石橋』のおでん。
おでんがモウモウと湯気を立てる様子は、冬ともなると思わず食べたくなる魅力がありますが、湯気の魔力は万国共通で、おでんが飛ぶように売れています。「黒門市場まで行っておでん?」とも思いますが、実はおでんはアジア人のみならず欧米の人にも人気の日本食。

おでんの鍋を覗きながら「何にしようかなー?」と考えていると、おばさんから「大根が美味しいでー」とアドバイスを頂けるのが、何とも人情的。
買ったおでんはプラスチックの容器に入れてくれるのですが、その際に「切っときましょか?」と言われるので、お願いすると食べやすい一口サイズにカットしてくれるなど、日本人らしいおもてなしの精神も体験できるのも人気の秘訣のようです。

日本人なら見過ごしてしまいそうな商品でも、先入観を持たない海外の人の目には新鮮に映ります。外国人観光客の増加でこんな楽しい発見があるのも、黒門市場の魅力の一つです。

こちらの石橋のちょっと甘めの大阪風の味付けのおでんは、夏場でも売れ筋商品だそうです。

【石橋食品】
営業時間:09:00〜18:00
定休日:日祝

黒門市場と共に外国人観光客を呼び込むオタクタウン

黒門市場と共に外国人観光客を呼び込むオタクタウン

写真:けいたろう

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黒門市場を訪れる外国人観光客急増の最大の理由は、美味しい物を食べたいという点で間違いありませんが、もう一つ隠し要素のような物が考えられます。それが黒門市場の立地です。

黒門市場の最寄駅である『日本橋』という駅は、関西人以外は、『にほんばし』と読むのが普通だと思いますが、こちらの駅は『にっぽんばし』と読みます。この日本橋は西の秋葉原とも言われていて、アキバ同様に家電とオタクカルチャーの街として有名です。

電気街と市場が隣接している様子は、東京で言うと築地と秋葉原がくっ付いているようなもの。
日本の家電やアニメグッズの購入を考えている、東アジアの富裕層にとってみると、買い物のついでに美味しい物まで食べられるので、一粒で二度美味しい状態。なるほど外国人観光客が増加するのも頷けます。

外国人観光客だけじゃなく日本人も黒門市場へ!

カメラを持って歩いていると、お店の人に「ハロー」と声を掛けられるほど、外国人観光客が増加するスポットに変貌を遂げた黒門市場ですが、こんなに美味しい物で溢れている場所を外国人観光客だけの楽しみにするなんてもったいない。

黒門市場では、環境整備の一環として、2013年からトイレやゴミ箱が併設された無料休憩所を設置、お店で買った商品を自由に持ち込んで、グループでシェアして食べることが可能で、より食べ歩きのしやすい市場に進化しています。休憩所には、無料のWi-Fi環境も整っているので、食べた商品の写真をSNSにアップするのにも便利です。

関西人にとっては、未だに業者向けの場所というイメージがあるかも知れませんが、まずは関西人こそ、黒門市場にお出かけし、食べた物をSNSにアップして、日本国中の人と黒門市場の素晴らしさを共有しましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/29−2015/02/03 訪問

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