関門海峡は本州の下関市(山口県)と九州の北九州市(福岡県)を隔てる海峡で本州と九州の入口でもあり出口となっています。
その海峡を跨ぐ道路橋として1973年に完成したのが「関門橋」。下関市壇之浦と北九州市門司区門司を結び、橋長1068m、最大支間長712mで開通時点は日本だけではなく、「東洋最長の橋」となりました。
その関門橋が一望できるスポットが「めかり公園」。関門橋のライトアップを間近で眺める他、下関や門司、小倉の夜景も見渡せ、人気夜景スポットとなっています。
北九州市では工場夜景が人気でクルーズツアーも開催されているほど。その工場夜景の中で一際存在感を示しているのが、『アイアンツリー』です。
『アイアンツリー』とは新日鐵住金八幡製鉄所小倉工場(旧称=住友金属小倉製鉄所)にある高さ205mの煙突のこと。2013年に開催された工場夜景サミットからその愛称が付けられ、ライトアップされています。
その水面に映える工場夜景とアイアンツリーが美しく見える絶好のスポットが末広地区。暗い海面から高さ205mが上空に向けて、そびえ立つような迫力が伝わってきます! 時間毎に紫・青・黄色等の様々な色に変化する姿も楽しめます。
北九州一の繁華街、小倉。
近年はリーガロイヤルホテル小倉の開業、リバーウォークや小倉駅ビルを始めとする複合商業施設、タワーマンションなどの建築が進み、高層ビルが目立つようになってきました。
その進化する小倉の夜景が楽しめるスポットがホテル「アルモニーサンク」からの景色です。
高層ビルをはじめ、街中を通る都市高速、小倉城の歴史ある建築物があると思えばその隣にはリバーウォーク等の近未来風の建物がある…新旧が融合する風景(夜景)。他都市ではなかなか見れない風景(夜景)が楽しめます。
新日鉄住金化学をはじめ、関連工場が一望できるスポットが西港岸壁。
観賞スポットから工場までの距離が近く、石油やアセチレンなどのタンクを確認することもできます。
夜間照明や煙突・配管・タンク群の、重厚な「構造美」と水面に映る工場夜景とが相まって素晴らしい景色が楽しめます。
黒崎は、福岡県北九州市八幡西区の中心街。小倉に次ぐ繁華街で北九州市の副都心です。
街(商業地)の北側は安川電機、三菱化学、黒崎播磨等の工場が洞海湾沿岸に立地し、北九州工業地帯の一郭を形成しています。
その中でも三菱化学黒崎工場の赤白煙突は、黒崎エリアの象徴として有名です。その素晴らしい工場夜景が一望できるスポットが二島埠頭(若松区)。ここからは燃焼搭や無数のパイプやタンクが、まるで「未来都市」のように幻想的に輝き、水面に映る工場夜景と相まって素晴らしい景色が楽しめます。
全国には多くの夜景スポットが存在しますが、橋・街・大規模な工場等の多彩な夜景が楽しめる街は全国を見ても他にありません。
今回紹介したスポットの他にも、標高622mの高さを誇る展望台から北九州市内を一望できる皿倉山からの夜景、美しいイルミネーションで有名な門司港レトロの夜景等々、数多く存在します。
観光やデートでこの素晴らしい夜景を楽しめばもっと北九州が好きになること間違いなし!
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(2024/12/5更新)
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