写真:安藤 美紀
地図を見る東京駅から徒歩7分、大手町駅からだと徒歩1分。東京サンケイビルのイベントスペースに「宮城 牡蠣の家」があります。
ここは宮城県漁業共同組合が、牡蠣の新しい食べ方をアピールしようとオープンさせた期間限定のカキ小屋。宮城県から毎日届く新鮮な殻付き牡蠣と海鮮の食材を、自分で焼いて味わうことができます。冬になると、牡蠣の産地では海沿いに牡蠣を食べるためのカキ小屋をオープンさせるところがありますが、ここは浜辺の街ではなく東京のど真ん中!大きな看板や旗が飾られ、東京らしい派手な雰囲気になっています。
ビルの間に突如現れたカキ小屋。お店の前を通るだけで“えっ?何ここ、楽しそう!”と興味を引かれる空間が広がっています。
写真:安藤 美紀
地図を見るテントの中に入ってみると、所々ストーブが焚かれていて寒い冬でもポカポカ!しっかりした造りなので、気密性十分です。テントは奥行きがあり、外から見るより広々しています。
「宮城 牡蠣の家」では小屋の雰囲気を出すため、ソファは使わずパイプ椅子を使用しています。座り心地はけっして良いとはいえませんが、そこがまたカキ小屋らしくて良い感じ!
ふと脇を見ると、テーブルの脇に置かれたバケツには、食べ終えた牡蠣の殻がどっさり入っています。磯の香りとカキ小屋の楽しい雰囲気で、テンションUP!“早く食べたい〜”と胃袋が暴れだすかもしれません。
ここは時々メディアに取り上げられることもあり、牡蠣好きの間で密かなブームとなっている話題のお店。多いときで、50人ほど行列が出来るそう!
お店の方に、一番混み合う時間帯は?と聞いてみたところ、土曜日の12時〜14時と17時〜19時前後はかなり混み合うそう。そうなると狙い目は、15時〜17時付近。土曜日の場合は、夕食の時間を少し早めて、先に入店しておくのがベストです。
月曜日から金曜日は、17時〜23時まで営業。土曜日は12:00〜21:00まで営業していて、昼飲みもOKです。
写真:安藤 美紀
地図を見る「宮城 牡蠣の家」のシステムは、注文したものを卓上コンロの網の上で自分で焼くというもの。メインとなる焼き牡蠣は、宮城県 牡鹿半島で穫れた殻付き牡蠣で、毎日直送される超新鮮な生牡蠣を使っています。注文する単位はこちら。
・バケツ小(5個)1,000円
・バケツ中(10個)2,000円
・バケツ大(15個)3,000円
1人5個を基準にして、2人ならバケツ中、3人ならバケツ大を初めに注文するといいでしょう。もっと牡蠣を食べたい方は、追加注文を。数が多くても割引されるわけではないので、お腹と相談しながら5個ずつ注文するのがベターです。
「宮城 牡蠣の家」の牡蠣の種類は、唐桑産・志津川産・石巻湾産・松島産・成瀬産の全部で5種類。仕入れ状況により、出される牡蠣の種類が変わります。
写真:安藤 美紀
地図を見る一番右の大きな牡蠣をご覧ください!
こちらは、宮城県産のプレミアムブレンド牡蠣。2〜3年かけて育てられるプレミアムブレンド牡蠣は、1年ものに比べて味も濃厚で大きさも格別!穏やかな内海と荒々しい外海の環境でじっくり育てられた牡蠣は、愛情と手間をかけた分深い味わいになっています。
プレミアムブレンド牡蠣は1個400円〜。その日の仕入れによって、長面浦牡蠣・成瀬牡蠣・三陸唐桑もまれ牡蠣の3種類のうち1種類がお店で出されます。(※仕入れにより出されないこともあります)
…でも、待って!牡蠣の焼き方なんて、誰にも教えてもらったことないよ〜。
という方、ご安心ください。「宮城 牡蠣の家」では、初めての方でも自分で牡蠣を焼いて食べれるように、“浜焼き手順書”がテーブルの上に置かれています。
手順書を読んだら、軍手をはめて牡蠣ナイフを持ってスタンバイ。とても簡単に、牡蠣の殻をパカっと開けるところまで自分でやることができます。牡蠣を自分で焼く作業は熱くて大変ですが、それがまた楽しい!カップルや友達同士で牡蠣を焼けば、大盛り上がりになることでしょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る「宮城 牡蠣の家」では牡蠣の他にも、三陸界隈のタコの唐揚げ、するめいか丸焼き、アナゴの開きなど単品のラインナップも充実しています。
筆者イチオシは、するめいかの丸焼き。こちらは、イカのワタと日本酒をグツグツ煮て、別口で焼いたイカに付けて食べるというもの。濃厚なイカの旨味がギュッと凝縮された衝撃的な逸品!お酒が好きな方に、特にオススメです。
お酒の締めには、めかぶそばを。コシがあるお蕎麦にヌルヌルしためかぶが絡んで、空気のようにス〜っと喉を通っていきます。何にしようか迷ってしまうという方は、2時間飲み放題付き3,800円のセットを、ぜひ!
旅行や仕事で使いやすい便利な東京駅。そこから歩いて気軽に行ける「宮城 牡蠣の家」は、牡蠣好きには最高のロケーションです。遊び慣れた東京の人はもちろん、初めて東京を訪れる方にとっても観光の拠点になる東京駅から近いので、とても便利です。
「宮城 牡蠣の家」が終了しても、あの味が忘れられない…という方は、ぜひとも牡蠣の本場 宮城へ!
<宮城 牡蠣の家>
■期間 2015年1月9日(金)〜3月20日(金)
■定休日 日曜・祝日
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(2024/3/28更新)
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