都内の下町、立会川は歴史の町!坂本龍馬が二十歳の時にいた町を散策しよう

都内の下町、立会川は歴史の町!坂本龍馬が二十歳の時にいた町を散策しよう

更新日:2015/02/04 09:25

東京品川区には、立会川があります。実在するその川は東京湾にそそぐ二級河川。その近辺を挟むようにして商店街や昔からの家屋が建ち並びます。地元の足となる電車が京急、その最寄りの駅名もまた「立会川」です。
品川のオフィス街とは違った雰囲気、下町。なんとこの町は、坂本龍馬のゆかりの地だとか!?都会の狭間で、昔ながらの東京を楽しもう。

そこに坂本龍馬がいるワケは

そこに坂本龍馬がいるワケは
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京急「立会川」駅から、天祖神社へ向かうその途中。立会川の繁華街を抜けると、小さな公園。そこに立っている像が坂本龍馬像です。
なぜ坂本龍馬がいるの?
1853年、坂本龍馬が二十歳の時、黒船でおなじみのペリーが来航しました。その時、龍馬は浜川砲台の警護にあたっていたのです。その浜川砲台が今のこのエリアにあるのです。そう、ここ立会川に龍馬はいたというわけです。
この像は、高知県桂浜にある龍馬像と同じものが置かれています。
二十歳の龍馬は立会川を見て何を思ったことでしょうね。

天祖神社

天祖神社
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その龍馬像を通りすぎ、立会川に架かる泪橋を渡ると立派な神社がたっています。それが「天祖神社」です。
南浜川鎮守の天祖神社と北浜川鎮守の諏訪神社が合祀してできたもので、1965年に合祀したのですがそのタイミングで改築し今の場所に建てられました。
※この神社やは坂本龍馬とは関係ありません
昭和40年以降、地元に定着し親しまれています。

本殿

本殿
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狛犬が2匹迎える本殿は綺麗に整備され立派に鎮座しています。両サイドには、たくさんの絵馬やおみくじ。設立されたその時から今もなお地元に愛される神社です。
ここには、天照大御神、豊受大神、建御名方刀美神、小碓命の神が祀られています。
そして、本殿に向かって右側には小さな庭園。そこにも鳥居。池のようになっており、大きなコイが泳いでいます。

おみくじ三種

おみくじ三種
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この神社には、幸福おみくじ、縁みくじ、招き猫おみくじとおみくじが三種類もあります。幸福おみくじには、おかめやかえるなどの十種類の縁起物アイテム、縁みくじには、仕事運や恋人、家族運など十種類の勾玉、招き猫おみくじには、金運や家内安全などの十種類のお守り招き猫が、おまけでついてきます(1つのお守りに1つです)。
お土産付おみくじが三種類もあるなんて、この神社の三種の神器!?神様が多く祀らているのできっと何かのご利益がかることでしょう(笑)。

おわりに

立会川は都会の狭間にある下町。昔も今もなんだか同じ時間が流れているように感じるのは商店街の雰囲気がそうさせるのでしょうか!?
立会川に架かる橋を渡ったその先には、天祖神社。ここもまた穏やかな時が流れ、今が平成であることを忘れさせてくれるほど。
坂本龍馬もこの町で、この立会川を眺めたことでしょう。
都内とは思えないこの町でのんびり散歩してみませんか!?

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/01 訪問

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