登山好きにお薦め!NZのケプラートラックで稜線歩き

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登山好きにお薦め!NZのケプラートラックで稜線歩き

登山好きにお薦め!NZのケプラートラックで稜線歩き

更新日:2015/02/05 10:56

Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

日本同様、山国であるニュージーランドには多くのハイキング&トレッキングコースが整備されておりますが、その中でもとりわけ重点的に整備を行い、国内外に訴求している9つのコースを「グレートウォーク」と呼びます。今回はその「グレートウォーク」の中でもトレッキング愛好者に適した縦走コースで有名な「ケプラートラック」をご紹介いたします。

国立公園にして世界遺産です!

国立公園にして世界遺産です!

写真:Yuma A.

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ケプラートラックは別記事で紹介したミルフォードトラック同様「フィヨルドランド国立公園」の中にあり、この国立公園は周辺の別の国立公園と合わせてテ・ワヒポウナム(マオリ語で「翡翠のあるところ」の意味)という呼称で世界自然遺産に登録されています。

いわば、もっとも美しい自然が堪能できる場所でもあり、それゆえに「グレートウォーク」に設定されているのです。グレートウォークを歩くためには事前にコース内の宿泊施設を予約する必要がありますので、詳細は文末をご参照ください。

ニュージーランドではトレッキングコースは日本と異なり頂上まで伸びていないことが多く、むしろ山が美しく見える場所にコースが設定されていることが多いのですが、このケプラートラックは違います。日本のように稜線上にコースが設けられているため終始壮大な風景が楽しめます。

周遊コースになってます

周遊コースになってます

写真:Yuma A.

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ケプラートラックは往復ではなく周遊するようにコースが設定されており、2泊3日から3泊4日かけて縦走するのが一般的な楽しみ方です。

ミルフォードトラックと異なり、周遊する方向には定めはありませんが、一般的に半時計周りで、初日にラクスモア小屋(Luxmore Hut)という山小屋を目指すのが定石です。

なお、登山口のケプラー駐車場(Kepler Carpark)までは基点の町「テ・アナウ」からバスがでておりますが、お薦めはウォータータクシーというボートに「テ・アナウ」から乗って、ブロードベイキャンプ場(Broad Baycamp site)まで近道をしてしまうことです。登山口から小屋まで約5〜6時間の行程ですが、この近道で1.5時間分ほど短縮できます。(ケプラーウォータータクシー社はテアナウ市内の観光案内所で予約できます)

なお写真のようにコースは明瞭で道迷いの心配はありません。

稜線歩きを楽しもう

稜線歩きを楽しもう

写真:Yuma A.

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2日目は5〜6時間ほど歩いてアイリスバーン小屋(Iris Burn Hut)まで行きましょう。2日目がまさにハイライトで遮るもののない稜線上を颯爽と歩くことになります。

稜線上では風に吹かれますので、防寒着は必携です。避難のためのシェルター(トイレつきです)も要所にありますので、昼食時の休憩などに活用しましょう。

なお、別に登らなくても良いのですが、途中にケプラートラックのピークであるラクスモア山(標高1,472m)があります。せっかくなので基部に荷物を置いてサクッと頂上を踏んでおきましょう。コースから往復20分くらいです。

ご存知!?ケアにご注意

ご存知!?ケアにご注意

写真:Yuma A.

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別記事のアーサーズパスのご案内でも紹介しましたが、ニュージーランドでは高度のある場所において写真のような「ケア」と呼ばれる大型の鳥に良く出くわします(オウムの仲間です)。

鳥にとっては捕食者のいない楽園だったニュージーランドの鳥らしく、警戒心ゼロで人間に寄ってきては愛嬌のあるしぐさで目を楽しませてくれます。

しかし、けっこうイタズラ好きで力もあるので、カメラや帽子などの小物類は隙を見せると、獲られてしまいますのでご注意を。休憩中も気を抜いていると食料を奪われます。日本のカラスみたいなものですかね(笑)。

最終日は湖畔を歩こう

最終日は湖畔を歩こう

写真:Yuma A.

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3日目は5〜6時間ほど歩いてモトゥラウ小屋(Moturau Hut)を目指しますが、ここからわずか1.5〜2時間で「テ・アナウ」に戻るバスが発着するもうひとつの登山口であるレインボーリーチ(Rainbow Reach)まで行けますのでがんばって歩を進めてしまいましょう。

3日目は右手に美しいマナポウリ湖を眺めながらの平坦なコースをのんびり歩くことになります。周遊コースの良いところは往復で景色が変わることですよね(もちろん時間の無い方は初日のコース往復など短縮もできますが)。

グレートウォーク内は山中の宿泊施設の上限人数以上の登山者はいないので、喧騒とは無縁の静かな山行が期待できますよ。

おわりに

ケプラートラックは事前に山小屋の予約が必要なグレートウォークです。下部MEMOにある公園管理者(Department of Conservation、通称DOC)のホームページから会員登録のうえ事前に予約・決済してください。

すると登録したメールアドレス宛に予約確約メールが届きますので、そのメールを印刷して「テ・アナウ」にあるDOCのビジターセンターで見せ、宿泊券を入山の前日までに入手してください。このビジターセンターではケプラートラックの地図も無料で入手できますので、入手しておくと良いでしょう。

なお寝袋と食料については持参が必要ですが、山小屋には水道・ガス設備とマットはありますので、荷物が軽くなってうれしいですね。寝る場所は早いもの勝ち!?ですので、お好みの場所に寝袋を広げて確保しちゃいましょう。夕方になると小屋番が宿泊券を回収して廻りますので用意しておいてください。

最後に注意点ですが、小屋以外に基本的に水場はありませんので、多めにもって行動してくださいね。

ではお気をつけていってらっしゃいませ〜

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/02/25−2013/02/27 訪問

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