木造4階のレトロ館!山形・銀山温泉「古勢起屋別館」は食も魅力!

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木造4階のレトロ館!山形・銀山温泉「古勢起屋別館」は食も魅力!

木造4階のレトロ館!山形・銀山温泉「古勢起屋別館」は食も魅力!

更新日:2015/02/05 18:21

猫乃 みいこのプロフィール写真 猫乃 みいこ 非日常体験探求家、旅ブロガー、ライター

山形県の銀山温泉は、情緒あるレトロ温泉街が特徴的。大正末期から昭和初期に建造された、洋風木造3階4階建ての旅館が建ち並びます。その中でも、温泉街のちょうど真ん中に位置する「古勢起屋別館」は、唯一の木造4階建て。メディアで銀山温泉が紹介される時には、代表的な建造物として取り上げられています。そんな「古勢起屋別館」は、食も魅力的。山形の郷土料理に舌鼓を打ち、レトロモダンな雰囲気の旅館に滞在しませんか?

古勢起屋別館、なぜ別館?

古勢起屋別館、なぜ別館?

写真:猫乃 みいこ

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銀山温泉には12軒の温泉旅館があり、そのうち10軒の旅館が銀山川沿いの温泉街にあります。古勢起屋別館は、レトロな雰囲気の温泉街の真ん中に位置し、温泉街唯一の木造4階建て。銀山温泉は、大正末期から昭和初期に建造された建物がそのまま残ることから、昭和61年に制定された「銀山温泉家並保存条例」によって、昔のままの情緒たっぷりの街並みが守られています。

ところで、別館とは?本館はあるの?と思われるでしょうが、現在2軒先にある本館は老朽化のために休業中。オーナーさんによると、改装をして再開したいとのことですので、本館と別館が両方営業する日がいずれ来るかもしれませんね。

情緒たっぷりのレトロな外観の「古勢起屋別館」ですが、館内は時代に合わせて改装されていて、エレベーターも完備。冬は暖房の利きも良く暖かく過ごすことができますよ。客室はどんな感じかというと・・。

山側のお部屋

山側のお部屋

写真:猫乃 みいこ

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古勢起屋別館のお部屋は、以前2部屋だったものが改装され、2間続きのゆったりした間取りになっています。川側のお部屋は、2間続きの和室で、障子を開けると、温泉街が一望できます。写真は、山側のお部屋。こちらは和室と畳にベッドが2つ置かれたツインルームの2間続きとなっています。
お部屋には、洗面台はありますが、トイレは付いていません。各階の共同トイレを利用することになりますが、部屋を出たらすぐトイレ、しかもトイレの数は各階複数個ありますので安心ですね。

古勢起屋別館には、「ほっこりのちか湯」「ぬっくりの金太郎湯」という、2つのこじんまりとした内湯があります。
男湯女湯は、入替制(朝夕8時)なので、時間によって2つの源泉を楽しめます。かけ流しの源泉の温度は63度ほどと高温なので、加水によって温度調節をしているとのこと。

また、古勢起屋別館には露天風呂はありませんが、徒歩10分ほどの場所にある姉妹館「銀山荘」の露天風呂を無料で利用することができます。
銀山荘は鉄筋の現代的なホテル。お風呂は大浴場と、露天風呂、露天には寝湯もあります。特に寝湯は、湯温がぬるめに設定されていて、目の前に広がる山と川を眺めながら、のんびりと温泉に浸かることが出来ますよ。

食が充実のお宿「古勢起屋別館」

食が充実のお宿「古勢起屋別館」

写真:猫乃 みいこ

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木造4階建ての外観や、2間続きのゆったりしたお部屋が話題になることが多い「古勢起屋別館」ですが、実は食が充実していて宿泊客に評判が良いのです。
お食事の場所は、畳にテーブルと椅子が置かれた会食室。昔ながらの雰囲気を大切にしながらも、椅子で食事ができるので、足がしびれた〜なんてこともありません。

夕食には、お品書きが書かれた調理長さんからの手紙が付きます。1月の手紙には「寒さもきびしく冬将軍の候となりました。旬の食材が大変美味しいので、季節を料理に表現してみました。」と、心温まる文章が、お料理の美味しさを一層引き立ててくれています。

メニューは、山形牛ステーキ、山形いも煮、新そば粉を使用したかいもち万頭蒸し、尾花沢産つや姫など、地産地消の郷土料理が豪華に並びます。

意外にもおいしい「おしんめし」

意外にもおいしい「おしんめし」

写真:猫乃 みいこ

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朝食のご飯は、ドラマ「おしん」で米の節約の為に食べられていた、大根を炊きこんだ「おしんめし」を食べることが出来ます。ご飯に大根?と不安になる方もいるかもしれませんが、大根のシャキシャキ感とゴマの香り、ほんのり付いている塩味が意外に美味しくて、ご飯をおかわりする方が続出します。

おかずは、固形燃料で温められフワフワの状態で食べることが出来る焼き魚や、いか刺しなど、ご飯が何杯でも食べられるほど充実していますよ。

仲居さんが、食事のお世話をしてくださいますが、気さくで気配り上手!おかわりは?たくさん食べて〜と、常に声をかけてくれますよ。大根めしが苦手な方や、おかわりは白ご飯が良いという方にも、親切に対応してくれます。

朝食後のお薄(お抹茶)

朝食後のお薄(お抹茶)

写真:猫乃 みいこ

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朝食がだいたい済んだ頃に、仲居さんが「お抹茶を用意しますね」と言って、ほどなくお薄(お抹茶)を運んで来てくれます。丁寧に茶筅で1杯ずつ点ててくれたお薄は、たっぷりとした泡が細かく本格的。ホッと一心地付かせてくれますよ。お菓子も用意されていて、お薄の味を引き立ててくれます。「けっこうなお点前でした」と言いたくなるような、心温まるおもてなしです。

食事は、連泊することで全く違ったメニューが楽しめます。のんびり滞在したい方は、連泊してみてはいかがでしょうか。

車の乗り入れが規制され、静寂に包まれる温泉街

銀山温泉街は、車の乗り入れを規制しているので、レトロな雰囲気が一層深まり、静寂に包まれています。

銀山温泉手前に広めの無料駐車場があり、到着後に宿に連絡すると、車の入れるところまでの送迎があります。また、車の入れない温泉街は、荷物を手押し車で運んでくれるサービスがあり、大正時代にタイムスリップするようです。
冬期は、閉鎖になっている国道347号線や県道29号線は、通行できませんので注意してくださいね。車で向かう場合には、安全なルートを宿に問い合わせすることをお薦めします。
電車の場合は、JR大石田駅から無料送迎が1往復ある他、路線バスもあり、バス停からの送迎もあります。

現代とは思えない、大正ロマンあふれる雰囲気の銀山温泉。ガス灯の燈る温泉街の真ん中にある「古勢起屋別館」で、山形の美味しい郷土料理を楽しんでくださいね。

【銀山温泉 古勢起屋別館】
住所 山形県尾花沢市銀山新畑417
電話 0237-28-2322

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/23−2015/01/25 訪問

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