写真:やま かづ
地図を見る吉野家は1991年に香港1号店を出店。その後、次々に店舗をオープンさせて、今や香港全土に約60店舗を数えるに至りました。
店内に入ると、まず目につくのがオレンジ色のオーダーカウンターと頭上に張り出されたメニュー表。まるでファストフードのハンバーガー店のようです。
メニューは数十種類とかなり多めのラインナップ。迷わないように事前にオーダーするものを決めておきましょう。
レジカウンターでオーダーして支払いが済んだらレシートが渡されます。そのレシートには番号が書かれていますので、受け取りカウンターで番号が呼ばれるのを待ちます。
写真:やま かづ
地図を見る受け取りカウンター近くで待っていると、ほどなく自分の番号が呼ばれます。広東語がわからなくても大丈夫。番号が書かれたレシートを見せれば教えてくれます。
広い店内に座席は合計250席。日本でおなじみのお一人様席や対面カウンターはなく4人がけのテーブルがずらりと並んでいます。
また、さらにゆったりできるスタイリッシュホームというスペースもあり、席についているお客さんもカップルあり家族連れありと、かなり日本とは雰囲気が違います。
写真:やま かづ
地図を見る日本の吉野家では見かけないメニューですが、チキンの照り焼き丼は、香港のみならず海外店では牛丼に並ぶ定番メニューです。
照り焼きチキンと刻み海苔。これぞ「ザ・和食」が気軽に食べられるとあって大人気です。しかし、その「ザ・和食」が「純和食」だと思ってオーダーした日本人にとっては未知なる組み合わせです。照り焼きチキンにしおらしく添えられている黄色い物体は?錦糸玉子ではなく刻みチーズです!
さらにドリンクセットにすると、珈琲、奶茶(ミルクティー)、汽水(炭酸類)から選ぶことができますが、やっぱり奶茶を選ぶのが香港スタイルですね。
そのほか、日本ではお目にかかれない牛丼以外の「和食もどき」メニューでは、牛肉昆布うどん、関東煮ビーフン、チーズ竹輪鍋などがあります。
写真:やま かづ
地図を見る中華もいいけど洋食も。そんな欲張りなあなたに朝食からご褒美を!
朝食の洋食セットでは、中華も洋食も両方楽しめるメニューがあります。香港の朝食ではよく食べられているお米の麺(米粉)と奶茶、洋食の定番メニューであるスクランブルエッグとハムがセットになっています。
何だかとっても妙な取り合わせですが、さらにここからが香港スタイル。具材の入っていないスープだけの麺にお好みでビーフパティやスパムをのせて食べます。
ああ、なるほど。香港の下町にある茶餐店に行くと、確かにこんなB級メニューがありました。
写真:やま かづ
地図を見る中華料理ではとってもメジャー、豚肉の角煮であるトンポーロウ(東披肉)と照り焼きチキンが共演!中華と和食のコラボレーション丼?がこれです。
豚も鶏も、中華も和食もとっても仲良し。こんなメニュー、ありそうでなかったですね。とっても自然な感じで多国籍メニューが1つのプレートにサービスされるのがまた香港スタイル!
夕食なら、選べるドリンクをミルクたっぷりの熱珈琲(ホットコーヒー)にすれば、ジャッキー・チェンも泣いて喜ぶ香港スタイルのダメ押しです!!
その他、多文化融合メニューは、カレーハンバーグ牛丼、ベジタリアン向けの野菜だけ丼、さらに韓国風とんかつビーフンなど、その融合ぐあいに??なものもありますが、食べてもびっくり!なかなかの傑作です。
香港では、昔からファストフード方式の中華メニューを提供するチェーン店「大家楽(Cafe de Coral)」「大快活(Fairwood)」が大人気ですが、その双璧に割って入ったのが香港吉野家です。
香港吉野家は日本の吉野家にあらず!食の都、香港。ここでも吉野家は威力を発揮、ますます進化しそうな勢いです。
香港に行ったら一度は吉野家に足を運んでみてください!
店舗:九龍旗艦店(旺角)
場所:BF, 655 Nathan Road, Mong Kok
営業:午前7時〜午前2時 年中無休
但し、メニューは、店舗、時間帯で変わります。
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(2025/1/13更新)
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