写真:やま かづ
地図を見る昔ながらの庶民的なお店が軒を連ねるモンコックのエリアに出現した「ランガムプレイス」は、オフィスタワー、ランガムプレイスホテル、そしてランガムプレイスモールからなる複合施設で、昼夜を問わずたくさんの人が行きかっています。
外観は「The Rock」というコンセプトをもとにしてつくられ、ごつごつした岩の質感を前面に出しており、まさしく岩でできた要塞のようです。周囲の下町の雰囲気にはなじまない威風堂々としたたたずまいで、地上を歩いていて突如出くわすと何とも言えない威圧感に驚きます。
写真:やま かづ
地図を見るレストラン、ホテル、オフィスにつながるメインフロアは4階にあり、「グランドアトリウム/The Grand Atrium」と呼ばれるガラス張りの大きな吹き抜け空間になっています。
その4階と8階、そして8階と12階は2基の長いエスカレーター「エクスプレスカレーターズ(The Expresscalators)」によって直接つながっています。その全長は2基で約80メートル。上りは問題ありませんが、下りは奈落の底に落ちていくようでかなりの迫力です。高所恐怖症の方、手すりをしっかり持っておりてくださいね。
写真:やま かづ
地図を見る中央が吹き抜けのフロアで回遊式になっているショッピングモールは珍しくありませんが、このランガムプレイスの9階から12階まではらせん状に設計された「スパイラル(The Spiral)」と呼ばれる回遊式になっています。階段とスロープで各フロアが段々につながっていますので、お店を見ながらぐるっと1周回ると違うフロアになります。
写真:やま かづ
地図を見るランガムプレイスの4階部分はレストランとフードコートが占めています。
レストランエリアで人気なのは、カジュアルな雰囲気で台湾を中心としたフュージョン料理を提供している「ティーウッド(Tea Wood)」で、いつも入店待ちの行列ができています。
また、日本のガイドブックでも紹介されている香港スイーツのお店、「満記甜品(Honeymoon Dessert)」もこのフロアにあります。この「満記甜品」、香港内には15店舗ほど展開していますが、観光客が訪れやすい立地のお店はどこも小さく席数が限られています。その点、このランガムプレイス店なら比較的広いスペースなので、ちょっと時間を外せばゆっくりできるかもしれません。
フードコートでは、日本を初め、台湾、ベトナム、韓国など多国籍料理を楽しむことができますが、食事時間にはかなりの混雑となります。香港の食事時間は日本よりは遅めですから、ランチは12時まで、ディナーは19時までに席を確保しちゃいましょう。
写真:やま かづ
地図を見る香港のスーパーマーケットといえば、「頂好市場(ウエルカム・スーパーマーケット)」や「百佳市場(パークンショップ)」ですが、ここランガムプレイスには、ちょっと値段はお高め、しかし、品質しっかり、輸入食材も豊富な品ぞろえの「マーケットプレイス by Jasons」があります。
地下2階にあり、地下鉄モンコック駅にも直結、大変便利なロケーションです。バラマキ土産買いで荷物が膨れ上がっても大丈夫。すぐ目の前に駅の改札口があるので、チムサチョイエリアのホテルまでなら苦労なく持って帰ることができますね。
「ランガムプレイス」は、ホテルが立ち並ぶチムサチョイからでもMTRで3駅目、モンコック駅の真上にそびえ立っています。わざわざ忙しい観光スケジュールに入れなくても、ちょっとした空き時間で行けちゃいますね。
また、ネイサンロードを挟んで反対側には、女人街(ウーマンズストリート)がありますので、夕暮れから訪れると両方一緒に楽しむこともできますよ。
施設:ランガムプレイス(朗豪坊 / Langham Place)
場所:8 Argyle Street, Mong Kok
営業:11:00-23:00(但し、店舗により異なる)
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(2024/3/29更新)
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