浜離宮恩賜庭園は、江戸時代の代表的な大名庭園で国の特別名勝・特別史跡に指定されています。海水を引き入れ、潮の満ち干によって趣を変える「潮入」の池を有し、その周囲に園路を巡らせた池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の庭園。都内にある江戸時代の庭園で潮入の池が現存するのはここだけ!
江戸時代には将軍家の鷹狩場や別邸となり、明治維新後には皇室の離宮でもあった歴史ある庭園です。
ひとたび庭園に入れば、都心の喧騒が嘘のよう!
都会のオアシスともいうべき広大で美しい庭園には、四季折々の草花が彩りを加えます。
■入園料:一般¥300、65歳以上¥150、※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料、(みどりの日、都民の日は無料)
庭園には約100本の桜があります。
本数こそ控え目ながら、こちらの桜は種類が豊富で見応えがあります。
ソメイヨシノは少なく、「雨宿、白雪、白妙、一葉、関山、普賢象」といったサトザクラが多いのが特徴。さらに、ウコンやギョイコウなど珍しい桜も見ることができます。
品種によって開花時期が異なり、長い期間お花見を楽しめます。
見頃は例年4月上旬〜中旬。
広大な庭園の各所に桜が配置されており、酷い混雑になることもなく、比較的落ち着いてお花見が楽しめます。茶菓を頂ける中島の御茶屋をはじめ、ベンチも多数設置されており、ゆっくり観賞してはいかがでしょうか?
なお、観桜のシーズンは開園時間が延長されます。
■春の開園時間延長:3月末〜GW 09:00〜18:00(入園17:30まで、中の御門は17:00閉門)
■庭園内での宴会、お酒の持込はできません
浜離宮といえば、一面に広がる菜の花畑を楽しみにしている方も多いのでは!?
その数は約30万本にものぼり、菜の花が咲き誇る光景は圧巻!
しかも、桜と菜の花のコラボレーションを楽しむことができる、都内では数少ない名所でもあるのです。
浜離宮は立地の良さも魅力の1つ。
庭園へのアクセスのしやすさに加え、周囲には東京を代表する他の観光スポットもあります。
築地市場は徒歩圏内、お台場や東京タワー、銀座なども至近距離!
さらには、水路で浅草へ行くのも人気のコースです。
あるいは、旧芝離宮恩賜庭園や芝公園、増上寺など、桜の名所も近い!
浜離宮とあわせ、東京観光や桜巡りも便利な抜群の立地です。
■大手門口
・都営地下鉄大江戸線「築地市場」(E18)「汐留」(E19)、ゆりかもめ「汐留」下車 徒歩7分
・JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」(G08・A10)下車 徒歩12分
■中の御門口
・都営地下鉄大江戸線「汐留」下車10番出口 徒歩5分
・JR「浜松町」下車 徒歩15分
■水上バス(日の出桟橋経由 浅草)
■東京水辺ライン(両国・お台場行)「浜離宮発着場」
※水上バスの御利用のみでも入園料がかかります
浜離宮恩賜庭園では、曜日限定で庭園ガイド(無料、英語対応あり)も行われています。
魅力一杯の浜離宮をより深く観賞するなら、庭園ガイドをご利用してはいかがですか?
詳しくは浜離宮恩賜庭園の公式ページをご覧下さい。
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(2024/4/20更新)
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