「カオソーイ」は、元々ミャンマーからラオスへ、そしてタイ北部に伝わった麺料理で、現在はタイ北部の都市チェンマイの名物麺として知られています。
タイカレースープにはココナッツミルクが入り、マイルドで外国人の口にも合い、仕上げにはパリパリに揚げた麺がトッピングされて食感も楽しめます。チェンマイ市内の食堂ではかなりの確率で提供されており、どこで食べても安くて美味しい、おすすめの必食グルメ!
まず、紹介するお店は、ダントツの知名度と美味しさを誇るこちらのお店。創業70年、カオソーイの老舗「カオソーイラムドゥアン」です。「カオソーイラムドゥアン」は、チェンマイ中心部の旧市街からトゥクトゥクで約10分程度の場所にあります。公共交通機関がない都市ですので、トゥクトゥクを利用してください。有名店ですので、住所、お店の名前を伝えればたどり着くことができます。
写真はお店の入り口の様子。地元のお客さん向けの庶民的な雰囲気のお店ですが、その美味しさが評判になり、今ではガイドブックに掲載されるほどに。
お店の周囲は旧市街と違って流しのトゥクトゥクが少ないため、帰りの事を考え、行きにつかまえたドライバーに一言お願いして食べ終わるまでお店の近くで待っていてもらうと安心です。
こちらのカオソーイの特長は麺のおいしさ!もちろんスープも美味しいですが、他のお店に比べて麺が抜群に美味しいです。ちょっと平たく、もっちりとしていながらコシもある、卵色が綺麗な小麦麺。スープはスパイシーなカレーの濃厚さが癖になる食べごたえのある味。揚げ麺のトッピングは少なめで、あくまでスープの中のゆで麺の美味しさにこだわりを感じます。
付け合わせにライムがあるのは、カオソーイの常識。お好みで絞って食べるとさわやかな酸味が加わりますので、試してみてください。
そして、値段は外国人観光客相手のレストランに比べ格段に安いです(約150円ほど)。庶民的な店内を眺めながら美味しいカオソーイをすする。チェンマイに来たと噛み締める瞬間です。英語は殆ど通じませんが「カオソーイを一杯下さい」位は理解してもらえますのでご安心を!
タイの庶民的な食堂ですので、一杯の量は少なめ。きっとおかわりしたくなってしまうことでしょう。チェンマイでカオソーイといえば、最初に名前が挙がるのがこのお店!一日500杯以上売り上げるというこの味をぜひ味わってください!
次にご紹介するのは外国人観光客向けのタイ料理レストラン。有名なチェンマイのナイトマーケットからほど近い、カジュアルで人気の食堂「Bamboo restrant(バンブーレストラン)」は外国人観光客が多く、利用しやすいレストラン。
基本的なタイ料理を一通り楽しめ、値段も安く、美味しいのに加えて英語が通じ、無料Wi-Fiが利用できたりと便利でつい長居してしまうお店。
こちらは開放的で清潔なテラス席の様子。チェンマイの夜は暑すぎず、屋外でゆっくり食事するのに適しています。もちろん、クーラーの効いた屋内の座席もあります。
このお店のカオソーイは外国人向けに盛りが多く、スープがマイルドで辛い物が苦手な方にも食べやすいのが特長。お値段は250円程とかなりお値打ちです。
スープの中のゆで麺もたっぷりですが、揚げ麺のトッピングが山盛りで見た目のインパクトがすごいです!揚げ麺はパリパリのまま、スナック感覚で食べても良いおつまみになりますし、スープに浸してしんなりさせてもゆで麺とは違った味を楽しめます。
他の多彩なタイ料理も、外国人向けの味付けと本格的な味のバランスが良く、美味しく食べることができます。そして、全体的にお値段も良心的。立地抜群の安ウマのおススメレストランです。
<Bamboo restrant(バンブーレストラン)>
住所 137/1 Loi Kroh Rd. Opposite Chinese Temple | Night Bazaar Chiang Mai, Chiang Mai 50100, Thailand
さて、最後に…。街中いたるところにある名もない庶民的な食堂のカオソーイはどんな味なのでしょうか?
こちらの写真のカオソーイは、ナイトマーケット正面のショッピングセンターの数軒隣にある小さな麺料理中心のお店「Khaosoi viengping(カオソーイ ベンピン)」のカオソーイ。地元の人に人気の食堂ですが、観光客にも訪れやすい場所にあります。
お値段は約180円程ともちろん安く、量は「カオソーイラムドゥアン」と同じくらいですが、鶏肉のトッピングが多くてお得感があります。他のお店に比べてスープがさらっとしていて、つるっと食べ終えることができます。まさにタイの大衆麺の味わい!
タイでよく見かける、店頭にスープの入った鍋やトッピングなどが並んだお店で、注文を受けてからサッと作られる麺の様子を眺めることができるタイプの食堂。タイの安ウマグルメ醍醐味を感じることができます。地元の人に愛され、日常的に食べられているカオソーイはこういった食堂の味なのではないでしょうか。
アットホームな雰囲気のお店で軽く食べるカオソーイもとても美味しいので、ぜひ味わって頂きたいです。
チェンマイを代表とした北部タイ地方の料理は、焼き鳥の「ガイヤーン」など、マイルドで日本人の口に合う料理が多く、食べてほしい料理が山ほど。中でもカオソーイは激押しのグルメです。ラーメンとタイカレーのコラボレーションは、日本人にはたまらない味。いくら食べても飽きません!
穏やかな気候や人々、見どころ沢山の人気の古都チェンマイの名物麺は忘れられない思い出の味になることでしょう。
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