写真:てっぴい
地図を見るさて、真鶴半島に到着したらまずは一番先端に位置する真鶴岬へと向かいましょう。
電車で来た場合には、JR真鶴駅より箱根登山バスもしくは伊豆箱根バスで「ケープ真鶴」行へ、小田原方面から車で向かう場合には、国道135号線を真鶴駅前で左折です。
特に車で訪れる場合には、真鶴岬付近の道路が一方通行になっていますのでご注意ください。
ちなみに、岬には売店や休憩所などを兼ねる「ケープ真鶴」という施設があって、2階には「真鶴町立遠藤貝類博物館」なんかもあったりします。
そんな真鶴岬から眺めた景色が上の写真になります!
冬はなんといっても空気が澄んでいて、どこまでも向こうに広がる遠くの景色まで眺めることが出来るのが最大の魅力です。
また、太平洋側に面する真鶴半島では、冬は安定してすっきりとした“晴れ”の日が続くことが多く、雲一つない素晴らしい青空のもと、開放的な海の景色を眺めるにはまさに絶好の季節になります。
そして冬でも比較的温暖な気候の真鶴半島は、真冬の時期でも日中の気温が10℃を上回る日も多く、やわらかな日差しのぬくもりを感じながら絶景を楽しむことが出来るというのも、もう1つのポイントです。
岬からは、南西方向におよそ10km離れた熱海の街並みや相模灘の沖合に浮かぶ初島の様子、さらに、天気の良い日には伊豆大島をはじめとする伊豆七島の島影なんかも望むことが出来ます。
また、東の方向に遮るもののない真鶴岬は、初日の出の絶景ポイントとしても有名です。
写真:てっぴい
地図を見る真鶴岬から遊歩道を降りれば海岸に出ることが出来ます。
こちらは「三ツ石海岸」と言って、遊歩道を降りるとすぐに沖合に浮かぶ名勝・三ツ石がお出迎えをしてくれます。
普段は沖合に浮かぶ三ツ石ですが、干潮時には半島と繋がって陸続きになります。
三ツ石海岸からの眺めもまた素晴らしいです。
海と同じ目線で景色を楽しむことが出来るので、真鶴岬とは違った趣きがあります。
伊豆半島の川奈岬から大室山、天城山などの山並みをはじめとして、伊東や熱海の街並み、遠く伊豆大島や利島まで。
こちらは天気の良い日には、相模湾のさらに向こうに位置する房総半島の様子なんかも見渡すことが出来ます。
写真:てっぴい
地図を見る真鶴岬からの絶景をたっぷりと堪能した後は岬から少し戻って琴ヶ浜海岸へ向かいましょう。
真鶴半島は相模湾に細長く突き出たような地形をしています。
そのため、真鶴岬からは伊豆半島の絶景を楽しむことが出来ましたが、それと同時に反対方向の相模湾の景色を眺めることの出来る絶景スポットが存在するんです!
それがこちらの琴ヶ浜海岸なのですが、琴ヶ浜海岸からは小田原から湘南海岸、三浦半島までの海岸線を文字通りぐるっと一望することが出来ます。
また、背景に広がる雄大な丹沢の山並みをダイナミックに、かつ、間近に感じられるのも冬ならではの魅力です。
海岸線に沿って遊歩道が整備されていますので、相模湾の景色を楽しみながらのんびりと散策してみるのもおススメです。
写真:てっぴい
地図を見る豊かな海の幸に恵まれた相模湾に面する真鶴半島では、新鮮な地元の魚介類を用いた海鮮料理もまた絶品です。
真鶴港の魚市場の2階にある「魚座」では、毎日真鶴港に水揚げされるそんな新鮮な魚介類をそのまま味わうことが出来ます。
こちらは真鶴町が運営する町営食堂で、メニューはその日の水揚げによってさまざま。
上の写真は、キンメダイのお頭がついた「地魚刺身定食」になります。
“地魚”という響きがいっそう食欲をそそりますが、キンメダイの他にもブリ・ヒラメ・マダイ・メダイなどのお刺身が乗っかっています。
お刺身ももちろんその日の水揚げによって中身が変わりますが、特にブリの厚切り感がたまりませんね!
また、真鶴港の目の前に面しているため、窓から真鶴港の様子を眺めながら食事を楽しむことが出来ます。
定食や丼ものに付く「みそ汁」を、プラス100円で「あら汁」へ変更できるのも嬉しいポイントです。
小田原と熱海のちょうど中間くらいの場所に位置している真鶴半島は、熱海や湯河原などといった有名な温泉街を有する観光名所にも近く、非常にアクセス良好です。
車でも国道135号線を少し走らせれば熱海の中心街に着きますし、東海道本線ならJR真鶴駅から同じくJRの湯河原駅まで1駅、熱海駅でも2駅です。
また、湯河原の温泉街を抜けて、湯河原パークウェイを登れば芦ノ湖に出ますので、そのまま箱根へと向かうことも出来ます。
絶景と新鮮な海の幸を堪能した後は、そのまま温泉へ!なんていうのも、まだまだ寒い日が続くこの時期にはきっと素敵な旅になることでしょう。
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(2025/2/16更新)
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