写真:村井 マヤ
地図を見る「血の池地獄」は、『豊後風土記』に、「赤湯泉」という記述がある日本最古の天然地獄!古代からこの地に湧いていたのですね。
「血の池地獄」「龍巻地獄」は、6つの「地獄めぐり」がある鉄輪温泉からバスで6分くらいの場所です。歩いて行けそうな感じがしますが、歩くと結構な距離がありますので、バスのご利用をおススメします。バスについては、下記MEMOを確認して下さいね。
柴石温泉と亀川温泉郷の中間くらいに2つの地獄はあります。
この2つの地獄を巡る場合ですが、先に「龍巻地獄」の噴出時間を確認してから、見学する順序を決めましょうね。
さて、写真が地獄の様子。本当に血のような色ですが、泉温78度の熱湯です。いかにも「地獄」という風情ですよね。
写真:村井 マヤ
地図を見る「血の池地獄」の赤い粘土は、皮膚病に効くと言われていて、その粘土で軟膏も作られています。
昔から、この「血の池地獄」の池の側の小さな売店で販売されています。「血の池地獄」は、入口から入場するとまずお土産売り場を通って「地獄」見学するようになっていますが、そこでは軟膏は販売されていませんのでご注意を。
「血の池地獄」の脇に小さな小屋があるのですぐ分かりますよ。そこでは、「血の池軟膏」のほかにも「湯の花」なども販売しています。写真の向かって左側の青い袋に入っているのが軟膏です。(詳細は、下記MEMO「血の池地獄公式サイト」のお土産のページ参照)
軟膏の効能は、慢性皮膚病、あかぎれ、しもやけなど。かかとのカサカサにも効果あり!「血の池地獄」のお土産にいかがですか?
写真:村井 マヤ
地図を見る「血の池地獄」のお湯の特性は、赤く濁った酸性湯です。温泉の種類で言うと、酸性、ナトリウム、塩化物・硫酸塩泉です。
浴用の適応症は、切り傷・やけど・慢性皮膚病・虚弱体質など。塩化物泉は、「温まりの湯」「傷の湯」とも言われています。「温まりの湯」は、湯冷めしにくい湯なので、足湯としてご利用になると体がポカポカして、その後の散策も楽になりそうです。
また硫酸塩泉は、「傷の湯」「脳卒中の湯」と言われています。酸性泉も「皮膚病の湯」と言われ、お肌の殺菌に効果がありそうですよね。この足湯の温度は、53.5度ということですので、少し熱めですが、10分くらいを目途に楽しんで下さいね。
写真:村井 マヤ
地図を見る「血の池地獄」に隣接して「お食事処極楽亭」があります。オシャレな外観で、血の池地獄をテーマにした料理がありネーミングも面白い!見かけだけではなく、食材・調味料なども大分県、九州の無農薬で厳選されたこだわりのもの。
写真の「地獄の極樂カレー」は、福岡の有名カレー店とコラボした辛口シーフードカレーなんですよ。血の池地獄をイメージしたたっぷりのトマトピューレと本格スパイスの辛みは風味豊か♪何よりカレーのまわりのお野菜や、から揚げなどのちょこっとおかずがまた美味しい!地獄めぐりで忙しく、お食事もまだの方にはおススメです。
お食事だけではなく「湯けむりブレンド」など極楽亭オリジナルコーヒーもありますので、ちょっと休憩されてもよろしいかと♡
写真:村井 マヤ
地図を見る別府市指定天然記念物の「間欠泉」が目玉の「龍巻地獄」。「間欠泉」とは、地下の水圧と沸騰温度との微妙な関係によって起こると考えられています。この間欠泉を昔の人は、地獄のなせる業と思ったのでしょうか・・。でも、初めて見たらそう思うかも知れませんね。
間欠泉は、屋根で止められていますが、本当なら50mほど噴き出す力があるそうですよ。世界には、ニュージーランドやアメリカのイエローストーン国立公園などの間欠泉がありますが、休止時間の短さで「龍巻地獄」の間欠泉は注目を集めているそうです。
「龍巻地獄」には、この間欠泉を目当てに観光客の方は来られると思います。注意してほしいのは、間欠泉は前述したとおり休止時間があります。休止時間はおよそ30分から40分なので、噴出した後に「龍巻地獄」に来られましたら、お土産など見て時間を潰すか、4月頃ならつつじの花などを見て過ごすことになります。それでも結構な待ち時間・・。
そこで、先の「血の池地獄」でもご説明しましたが、「血の池地獄」「龍巻地獄」に来られたら、まず「龍巻地獄」を先に訪れ、時間を確認しましょうね!それから、先にどちらを見学するか決めるのが効率的ですよ。
「8地獄共通券」(大人:2100円)を買われて地獄めぐりをされる場合、やはり8つの「地獄めぐり」は必ずしたいもの。自家用車で回られる方は余裕がありますが、バスをご利用の場合はなるべく時間のロスは避けたいですよね。地獄めぐりの順番は、鉄輪温泉郷にある6つの地獄めぐりをされてから、「血の池地獄」「龍巻地獄」をされるのがベストです。
バスの時刻表なども下記MEMOにありますので、是非ご覧くださいね。
知らない町を、バスで巡るのも楽しいですよ!地獄めぐりをしながら素敵な湯の町を車上から眺められる絶好の機会です。
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(2023/12/3更新)
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