写真:鷹野 圭
地図を見る“クオーゼイ”in日比谷は、毎年、日比谷公園大噴水前広場などを会場に開催される、日本最大級の食通のためのイベントです。2014年開催時には4日間で30万人もの来場者を記録しました。北は北海道、南は九州・沖縄に至るまで、様々な自治体が出展し地元ならではのグルメを提供してくれます。とりわけ海産物が多いようで、来場者からも人気が高い様子。写真右に見える「蒸し牡蠣」のお店がとりわけ行列が長かったのですが、これは三陸産のカキを食べることで被災地を応援しようという呼びかけの賜物です。同じように“東北”からの出店が非常に多く、海産物グルメの王道といえる北海道に迫る勢いです。
普段は高価だったり、レアで現地に行かないと口にできないような食べものも、イベント中は特別価格で味わえます。全部食べ歩き……はさすがに大食いチャンピオンでも厳しいと思いますが(汗)、懐とお腹に余裕がある限りご堪能いただきたいですね。いっそ朝食を抜いてしまうというのもアリかもしれません(爆)
写真:鷹野 圭
地図を見る上でも述べましたが、やっぱり海の幸といえば北海道が王道です。
海鮮系の丼ぶりはこうしたグルメイベントでは定番中の定番ですが、その人気の高さは言わずもがな。行列が二重三重になることも日常茶飯事です。こうなると、遅く訪れた場合は売り切れなんてこともザラにありますので、これこそまさに朝食を抜いてでも朝から食べに来るべき! 海鮮料理好きならなおさらです。
値は張りますが、やっぱりウニ丼やイクラ丼などがおススメ。写真を見るとウニ丼だけ抜きんでて高い(2014年では3500円でした)ですが、添え書きにある「美味いという理由がある!」は嘘ではありません。
写真:鷹野 圭
地図を見る写真は、2014年に販売していたあんこう鍋。
アンコウといえば、西のフグと並ぶ高級魚として有名ですね。その肝はフォアグラにも勝るという人までいるほど。このお椀にも大ぶりな肝が入っており、その風味がよく沁みています。
この他にも、モツの煮込みや鍋物、麺類などの温かい料理も色々楽しめます。3月末といえばまだまだ寒さの残る時期……会場は屋外で当然暖房など効いていませんので、身体の温まる料理は嬉しいものです。
写真:鷹野 圭
地図を見る地方との共同で実施されるこの“クオーゼイ”は、食はもちろん、そのバックグラウンドにある地域の文化を楽しむイベントでもあります。写真は2014年の様子。会場中央のステージでは、太鼓を始めとした音楽イベントのほか、TVタレントとしても有名な川越達也シェフが登壇し、トークショーを行いました。イベント会場には、数に限りがあるもののテーブルや椅子が配置されていますので、昼食を頂きながら楽しむのも一興です。言うまでもなくタレントさんの出演時は会場が大変混雑しますので、お席はお早めに!
写真:鷹野 圭
地図を見るイベント会期は3月末期。ちょうど完全に冬が終わり、春らしい陽気になってくる季節ですね。日比谷公園はバラが有名ですが、あいにくこの時期はまだ休眠中。代わりに花壇では、ポピーなどの春先の花が咲き出し、公園内をほのかに彩ります。冬眠から目を覚まして活動を始めたキタテハや、羽化したばかりのアゲハチョウなどが徐々に姿を現し、蜜を求めて花壇を訪れるのもこの頃。意外と豊かな東京真っ只中の自然を楽しめることでしょう。
園内の池では、運がいいとカワセミに出会えることも……!
出展ブースは約100ブース。楽しめるグルメのジャンルはとても豊富で、とても一日では食べきれません。お腹を空かして来場するか、あるいは2日以上に分けて訪れるか、年に1度のイベントですので、悔いの残らないように楽しみましょう。
【開催要項】
会場/日比谷公園(東京都千代田区)
2015年会期/3月26日(木)〜29日(日)
※詳細は決まり次第、Webサイトにて公開されます
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(2024/12/2更新)
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