まずご紹介するのは「国民特色滷味」というお店。店名にもある「滷味」とは、台湾の煮物です。陳年壺底油(黒豆で作られたたまり醤油)と純醸造醤油、そして漢方を合わせたお店オリジナルのタレが特徴です。
「国民特色滷味」は、防腐剤も無添加で1960年代の高雄の昔ながらの味を重んじているそうです。漢方が入っていますが、醤油ベースなので、他のお店の「滷味」と比べてあまり気になりません。
「滷味」の種類はたくさんあり、ご紹介しきれませんが、おすすめは「高麗菜(キャベツ)」「四季豆(インゲン)」「猪耳朵(ミミガー)」「豆干(岩豆腐のようなもの)」です。
おつまみにも合う、漢方入りの体にいいおすすめの煮物です。好きなものをバットに入れるだけなので、オーダーも簡単。量は決まった量で一つの単位「一份」となっているので、一つだけ入れて「一份」と言うか、書いたものを見せるだけです。「滷味」は、いろいろなものを取って種類を増やすと高くなりますが、「国民特色滷味」は単価も高くないので、たくさん取って一袋でも100元程度です。50元以上になるとピーナッツなどのおまけも入れてもらえますよ!
豆腐の発酵食品、臭豆腐は、日本で言う納豆のような存在の健康食品で、夜市定番のB級グルメでもあります。臭豆腐のにおいが苦手な人も多いと思いますが、実は慣れてくると口に入れれば臭いを感じなくなるんです。「滿品香」では、おいしいキャベツの漬物が付いているので、臭豆腐に抵抗がある方もまずは漬物と一緒にチャレンジしてみてください。「滿品香」の臭豆腐は、二度揚げをしているので外はカラッとサクサク、中はふわっと柔らかです。大皿は、60元。小皿は45元で、どちらにも漬物がついています。
臭豆腐は、飽和脂肪酸が低く、コレステロールがゼロ、大豆イソフラボンも含まれ、栄養価はチーズより高いといわれています。体にいいことも色々な研究で分かっていますので、安心して食べてみて下さい!
忠孝夜市で30年の歴史がある「擱再來」は、「鱔魚意麵」で有名なお店です。「意麵」とは、他の麺と異なり、麺を製造する過程で、水の代わりにたまごを使って練り上げられます。麺自体にたまごの味がするのが特徴です。そして、「鱔魚(タウナギ)」は、蛋白質、鉄分などを豊富に含んでいて、栄養価が高く、台湾では栄養補給食品とされています。この鱔魚が入った麺である「鱔魚意麵」は、台湾南部ではポピュラーな食べ物。醤油、黒酢などで味付けをし、玉ねぎやキャベツなどの野菜を入れて、あんかけにします。油で揚げたスナックのような食感の麺は、とろみがあって甘酸っぱく、旅の疲れが和らぐ味です!
今回は、忠孝夜市で味わう体にいいB級グルメを三つご紹介しました。忠孝夜市にはまだまだたくさんおいしいお店があるので、是非足を運んでお気に入りの味を見つけてみてくださいね。
忠孝夜市 高雄市苓雅區忠孝二路と苓雅一路口
電話 07-799-5678(高雄市政府観光局)
【今回ご紹介したお店】
「国民特色滷味」
住所 高雄市忠孝二路125号
電話 0912-031-088
営業時間 07:00~00:00
旧正月休み
「滿品香」(臭豆腐)
住所 高雄市苓雅区忠孝二路と中興街の間
定休日 月曜日
「擱再來」
住所 高雄市忠孝二路105号
電話 07-3326728
営業時間 11:00~23:30
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