写真:浦 カオリ
地図を見るクトナー・ホラはプラハより約70q、電車で約1時間の場所に位置する町。13世紀頃より銀の採掘が行われ、ボヘミア王国時代には「王国の宝石」とも称えられました。また国内唯一の国立造幣所が設営され、クトナー・ホラはプラハに次ぐ第二の都市として急成長を遂げました。
この経済的発展によりゴシック様式の「聖バルバラ教会」や、光の教会とも呼ばれる「聖母マリア被昇天大聖堂」などが建設され、現在は世界遺産にも登録される町となったのです。
写真:浦 カオリ
地図を見るクトナー・ホラの旧市街を歩いて進むと、3本の大きな尖塔のある大きな建物が見えてきます。これがチェコのゴシック建築の最高峰とも呼ばれる、聖バルバラ大聖堂です。13世紀に建設がスタートし、すべてが完成するのに500年という長い歳月が費やされたそう!!
5つの本堂からなるこの大聖堂は、鉱山労働者の守護聖女を祀るために建設されました。中世ゴシック様式の建築で、内部は美しいステンドグラスが施されています。
クトナー・ホラの駅から大聖堂への道は、緩やかな上り坂です。歩きやすい靴で行くことをおススメします。
【聖バルバラ大聖堂】
入場料
大人85CZK 学生65CZK 子供40CZK
写真:浦 カオリ
地図を見るクトナー・ホラで見るべきもう一つのハイライトは、セドレツ納骨堂です。教会の下にあるこの納骨堂は、シャンデリアや大きな紋章など素晴らしい装飾の数々があります。しかし、よーく見てみるとすべて人骨でできているのです!!その数、約4万人!!
19世紀に現在のような装飾が施され、すべての骨は一度消毒・漂白されてから装飾したようです。
世界でも珍しい、いやここでしか見ることが出来ない人骨で出来た装飾の納骨堂は必見です!
チェコのゴシック建築の最高峰とも呼ばれる聖バルバラ大聖堂、世にも珍しい、人骨で出来た装飾があるチェコ・セドレツ納骨堂など、珍しい建物を見ることが出来るクトナー・ホラ。
プラハからもアクセスが良く、日帰り旅行にはとってもおすすめです。
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(2023/11/28更新)
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