「バトゥール温泉(Batur Natural Hotspring)」は、バリ島の北東部にある、島で2番目に高いバトゥール山(1,717メートル)の麓にあります。火山湖であり、バリ島の水がめとも呼ばれる「バトゥール湖」の湖畔にたたずんでいます。この周辺はキンタマーニ高原と呼ばれ、絶景と自然、避暑を求めて多くの観光客が訪れる地でもあります。
あまり知られていませんが、バトゥール山は日本の富士山やハワイのキラウエア山などと並んで、「地球に13あるチャクラのうちの1つ」といわれるほどのパワースポット。そして女神が住むといわれるバトゥール湖は、バリ島文化の象徴的存在として、2012年にバリ島初の世界遺産に登録されました。
■アクセス
車を半日または1日チャーターして、周辺地域への観光と組み合わせたプランの計画をお薦めします。ウブドから1時間半程度。
湖畔の曲がりくねった細い道を進むと「バトゥール温泉」に到着します。「バトゥール温泉」は日帰り温泉施設で、温泉プールのほか、レストラン、マッサージルームがあります。
受付で入場料を支払うと、貸しタオル、石けん、シャンプーとロッカーの鍵に、ウェルカムドリンクチケットなどを渡されます。ロッカールームで水着に着替えたら、温泉プールに移動しましょう!
■入場料
ランチ無:150,000 Rps.
ランチ有:180,000 Rps.
ウェルカムドリンク、貸しタオル、石けん、シャンプー、ロッカー、シャワー、更衣室の利用が含まれています。
「バトゥール温泉」には、湯温の異なる3つの温泉プールと寝湯があります。湖畔に一番近い温泉プール(写真左手)は、水深が深く湯温も低いので、温泉というよりプールで泳ぐといった感じです。そのほかの温泉は腰から首程度の深さがあり、ゆっくりと温泉を味わえるでしょう。
竹製の打たせ湯から流れ落ちる温泉に体を任せると、ほどよい水圧と暖かさで体もほぐれてきます。
「バトゥール温泉」の最大の魅力は何といっても、温泉から眺める絶景です。バトゥール山の青々とした緑に、静かで豊かな水をたたえるバトゥール湖。そして青い空には白い雲が、ゆっくりゆっくりと形を変えながら流れていきます。
温泉に入りながら、ウェルカムドリンクを飲みつつ絶景を楽しめるだなんて、最高に贅沢なバリの過ごし方ですね。
*ウェルカムドリンクのチケットをスタッフに渡すと、フレッシュフルーツジュース(スイカやマンゴー、レモンなど)をプールサイドまで運んできてくれます。
いかがでしょうか。
今回ご紹介した「バトゥール温泉」の近くには、世界遺産に登録されたバトゥール湖の女神を祀る寺院「ウルン・ダヌ・バトゥール寺院(Supreme Water Temple Pura Ulun Danu Batur)」もありますので、ぜひ一緒に回ってみてください。バリ島の豊かな水とその文化を存分に味わえる旅になるはずです。
■Batur Natural Hotspring (英語)
住所:Desa Pekraman Batur, Toya Bungkah, Kintamani, Bangli, Bali
*バトゥール温泉の詳細はMEMOの「Batur Natural Hotspring公式サイト(英語)」を参照してください。
■世界遺産に登録されている寺院・地域
バリ島の世界遺産は、今回ご紹介した「バトゥール湖」と共に、合計5つの寺院と地域が登録されています。ウブドを起点に2日間車をチャーターすれば、ほぼ全ての場所が回れます。
「ウルン・ダヌ・バトゥール寺院(Supreme Water Temple Pura Ulun Danu Batur)」
「ペクリサン川流域のスバック景観(Subak Landscape of Pekerisan Watershed)」
「バトゥカル山のスバック景観(Subak Landscape of Catur Angga Batukaru)」
「水の王立寺院タマン・アユン寺院(Royal Water Temple Pura Taman Ayun)」
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/9更新)
- 広告 -