「アグラ城」南側に位置するゲート、アマル・シン・ゲートです。観光客はここからお城へ入ります。ゲートを目の前にすると、「かっこよすぎる」と第一声を発してしまうことウケあいです(笑)。
赤土岩の面構えが勇敢さを醸し出します。
赤土・岩や砂でできた入口の迫力たるものや。勇敢な戦士がいたに違いないとさえ思えるほどのいでたちです。
高さ20メートル、城壁が2.5キロにわたって広がるお城は広大すぎて比較の対象にもなりません。
ゲートを通り、緩やかな坂を上りきると最初に目にする建造物、それが「ジャハーンギール宮殿」です。第4代皇帝が暮らした宮殿です。宮殿の入口を真ん中に左右対称に造られているのが分かります。装飾や建築様式は、イスラムとヒンドゥー様式の融合です。
青い芝生が広くて綺麗なこの庭では、晩餐会が開かれていたのでしょうか。映画や本の舞台にもなりそうな景色です。
さきほどの宮殿を後にすると、次に見えるのが八角形の塔が目印の「ムサンマン・ブルジュ」です。ブルジュとは、アラビア語で塔を意味します。
第5代皇帝シャー・ジャハーンが妻の居室として建てられました。ここからは、タージ・マハルを眺めることができます。
そして注目して欲しいのが、この建物の特徴である、白い大理石に描かれた蔦や花柄。とても女性らしくてうっとりしてしまいます。「ムサンマン・ブルジュ」には、この絵がいたるところに描かれており気品があります。王妃の部屋だな〜と納得ですね。
さきほど見た居室ムサンマン・ブルジュに隣接するように建てられているのが、「ディワニ・カース」です。白い大理石を基調とし、これもまた第5代皇帝、シャー・ジャハーンにより建てられました。この庭を見渡ながら紅茶を飲んで楽しんだことでしょうね。なんとも優雅な景色です。
入口に近い場所に位置する、「ディワニ・アーム」は当時、一般人が入ることのできる唯一の場所として、皇帝が建てた建造物です。ディワニ・アームもまた、アーチ型のくり抜きや彫刻とイスラム様式が見られます。
一番高い部分は、外から見えないように隠されているという秘密の場所もちゃんと設計されているのです。
アグラ城見たくなりましたか?
タージ・マハルからほぼ数キロ圏内に位置する、アグラ城もまた世界遺産。イスラムやヒンドゥ様式との融合でできた建造物が見ものです。
第3〜5代と三世代に渡りここに住んでいたというのですから、安全で住みやすかったのかもしれませんね。
インド・アグラを訪れ、アグラ城を見に行こう!
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(2025/2/9更新)
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