ナバホ族の聖地、米・アンテロープキャニオン完全制覇!

ナバホ族の聖地、米・アンテロープキャニオン完全制覇!

更新日:2018/08/07 12:18

アリゾナ州の最大の見所、アンテロープキャニオン。ここはナバホ族の聖地であり、大変人気のある観光地です。アンテロープキャニオンはアッパー、ロウワーと2箇所あり、それぞれに違った魅力があります。一生に一度の体験ならば絶対に両方見たい!今回はそんなあなたに両方のキャニオンを紹介します!

芸術の渓谷への道のり

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アンテロープキャニオンという名前に聞き覚えがなくても、神秘的な光の差し込む洞窟の写真をきっとどこかで見たことがあるはず。周囲の砂岩が風や雨の侵食により、長い年月をかけ形成された美しいキャニオンはアメリカ南西部で最も人気のある撮影スポットとして知られています。

アンテロープキャニオンはアメリカ合衆国最大のネイティブアメリカンの自治区である、ナバホインディアン居留区内にあります。そのため、居留区への入場許可証が必要な地域であり、ナバホ族のガイドの同行なしには見学ができない特別なキャニオンです。多くの日本の旅行会社がラスベガスからの送迎付きガイドツアーを実施していますが、例えばラスベガスに行かない場合や、北米内を車で回るような個人旅行を計画の場合でも、現地のガイドに直接予約をすることで見学することが可能です。ナバホ居留区のホームページではいくつかのガイドツアーを紹介しておりますので、記事下MEMOのリンクからご確認ください。

神秘の光を抱くアッパーキャニオン

神秘の光を抱くアッパーキャニオン
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最も人気の撮影スポットはアッパーキャニオンにあります。オススメは太陽が最も高い位置にくる、お昼前後の時間のツアー。峡谷の隙間から差し込む光を美しく反射するキャニオンの姿を写すことができます。

でも英語での予約はちょっと自信がない・・・、というあなた、大丈夫です!ナバホ公認のツアーの中の"Antelop Canyon Tour"ではツアーの詳細を日本語で確認することができるのです!こちらも記事下MEMOにリンクがありますので、ご確認ください。残念ながら実際の予約画面は英語ですが、ツアーの詳細を日本語で確認した後、予約をクリックし、該当のツアーと時間を選択、好きな日にちを選んで、参加者の詳細を記入すれば予約は完了です。また、料金の更新がされていないため、料金については予約画面で必ず確認してください。クレジットカードがあれば日本からでも予約は可能です。

当日はツアー会社の集合場所(ペイジの町の中)に集まり、トラックの荷台のような乗り物に乗ってさあ出発!キャニオン内もそうですが、キャニオンまでの道のりでも風が強い場合などは砂の巻き上げがありますので、気になる方はマスクを持参するとよいでしょう。

ナバホのガイドとキャニオン内に入るとガイドがいろいろな写真スポットを教えてくれます。何組かの別のグループと同時に見学することがほとんどですが、ガイドはきちんとスペースと時間を確保して撮影をさせてくれるので安心。自慢のカメラを持って思いっきり撮影しましょう!もちろんコンパクトデジタルカメラでも十分に素敵な写真を撮ることができますので、とにかくカメラを忘れずに!

探検気分が味わえるロウワーキャニオン

探検気分が味わえるロウワーキャニオン
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さて、一方のロウワーキャニオンですが、こちらはアッパーと違って峡谷の地下深くへ、まるで探検家のように進んでいけるキャニオンです。アッパーと違って地下に広い空間はありませんが、複雑に入り組んだ岩肌に光が反射し、まるで波打っているかのような幻想的な写真を撮ることができます。アッパーに比べ、知名度の差から比較的空いているため、入り口で人が集まり次第ナバホガイドと出発する場合がほとんどです。最近では探検気分を味わえるマニアックなキャニオンを好む観光客が多くなり、人気が出てきているキャニオンです。

キャニオン内は大変狭いので、滑りにくいシューズを履くこと、岩に手をついたりするのが気になる方は軍手を持っていくと役に立つでしょう。

1日で両方のキャニオンを見るプランを立てよう♪

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もちろん、両方のキャニオンを十分に満喫してもらいたいのですが、初めての見学で、時間が無い方にはやはりアッパーがオススメです。アッパーのツアーはペイジのツアーオフィスで当日予約することができますが、アッパーは特に人気がありますので、必ず事前予約をしましょう!

両方見る場合は、ペイジ近郊に滞在し、日が高い時間にアッパーのツアーに参加、ペイジの町に戻ってきたら昼食をとり、その後ロウワーへ車で向かい現場で空いているツアーに申し込む、というプランがオススメです。ナバホ地区入場料8ドルは両方のキャニオンに共通のため、どちらかを先に行った場合は必ずレシートを保管し、次のキャニオンの受付で提示しましょう。2度支払をする必要はありません!

最後に

この辺りは1年中乾燥していますが、鉄砲水が危険な地域として知られています。周辺で雨が降っていなくても、遠方で降った雨が原因となるため、予告なくキャニオンが閉鎖されることがあります。また、冬でも日差しが強い日がありますので、帽子、日焼け止め、サングラス、乾燥対策をお忘れなく。

壮大な自然の見どころが多いアリゾナ州ですが、アンテロープキャニオンの近郊にはホースシューベンド(記事下のMEMOよりご覧ください)、パウエル湖、レインボーブリッジ国定公園など、見どころいっぱいです!

写真が好きな人、洞窟に探検気分を味わいに行きたい人、ナバホの聖地で大地の力を感じる旅に是非行ってみてください♪

<アンテロープキャニオン基本情報>
アッパー
入場料金(ツアーによって異なる)
大人40〜50ドル(ナバホ居住区入場料含む)
(2015年2月現在)

ロウワー
入場料金
大人20ドル+ナバホ居住区入場料8ドル 
(2015年2月現在)

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/05/04 訪問

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