写真:月宮 うさ
地図を見る札幌市の円山公園に隣接する北海道を代表する神社「北海道神宮」は、道内有数の桜の名所であり、大変美しい梅の名所でもあります。
まず最初に、初めて訪れる方には少しわかりにくい梅林の位置をご案内。
表参道に繋がる第二鳥居をくぐり少し進むと、左手側に道が見えますので左折。後は道なりで梅林に到着します。記事一番下のMEMOに「北海道神宮 境内地図」へのリンクがありますので、こちらもご参照ください。ただし、地図内に梅林の表記がありません。旧桜の標本木である"植物季節観測用標本「そめいよしの」札幌管区気象台"を目印にすると良いでしょう。旧標本木の左手側に写真のような見事な梅林が広がっています。(地図内9番の大典記念梅林碑(大正天皇)が写真に写る石碑です)
※植物季節観測用標本「そめいよしの」札幌管区気象台について…2012年から札幌の桜の標本木は札幌管区気象台構内の木に変更になっています。
写真:月宮 うさ
地図を見る北海道の春は雪解けと共に駆け足でやってきます。毎年4月下旬くらいから次々とお花が咲き始め、ゴールデンウィークを迎える頃には札幌市内全域が一気に春色の華やかな風景に!梅も桜も桃もみんな一斉に咲き始めます。(気温が低い年は桜が先に開花します)
「北海道神宮梅林」は梅林を囲うように桜が植えられているため、写真のように一面ピンク色の世界が広がります。それはとてもとても美しい景色です。
写真:月宮 うさ
地図を見る「北海道神宮梅林」は約2200坪の敷地に、淡いピンク色の花を咲かせる"豊後梅(ぶんごうめ)"・八重咲きの"紅梅"・一重咲きの紅梅"大湊(おおみなと)"など約250本の梅を見ることができます。
また、6万坪の神宮境内を彩る桜の種類も多く、濃紅色の"蝦夷山桜(えぞやまさくら)"・淡いピンクの"染井吉野(そめいよしの)"をはじめ、千島桜(ちしまざくら)・八重桜など約1400本が咲き誇ります。
これら異なるピンク色が織り成す風景は、美しき春色のグラデーション!大変見事です。
写真:月宮 うさ
地図を見る沢山の人々で賑やかそうに見える北海道神宮ですが、静かに梅を愛でることができます。
桜の下はお花見宴会で賑やかなのですが、梅林にはシートを敷くことができないため宴会不可。写真は連休中の1枚ですが、こんなにゆとりを持ってお花見を楽しむことができます。ゆっくりお花の写真を撮りたい人にも嬉しいですね!(梅林の芝生内は立ち入り禁止です)
写真:月宮 うさ
地図を見る「北海道神宮」に来たのですから、桜花咲く表参道を眺めながらお参りもしましょう。
開拓三神である大国魂神・大那牟遅神・少彦名神、そして明治天皇の四柱の神様をお祀りしており、商売繁盛・交通安全・金運・勝負運・恋愛運・縁結びなどにご利益があります。
また授与所にて、梅林で採れた梅を主原料にした梅酒「御神酒 神宮の梅」、境内の桜でつくられた「桜湯茶」を買うことができます。旅の記念にもお土産にもオススメです。
「北海道神宮」に隣接する「円山公園」は、お花見期間中火気使用可能なこともあり、札幌一賑やかな花見の名所。春を待ちわびた札幌市民がジンギスカンを焼きながらビールを片手にはじける大宴会をあちこちで見ることができます。
そんな札幌市民に混ざって大宴会してみませんか?円山公園ではコンロの貸し出し・ジンギスカンセットのデリバリーサービスを行っています。ただし、連休中の予約は毎年激戦!4月上旬に「円山公園」のホームページ内にお知らせが発表されますので、気になる方はこまめにチェックしてみてください!
ゴールデンウィークは梅と桜が同時に咲く「北海道神宮梅林」でお花見、いかがですか?
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(2024/3/29更新)
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