舞妓さんを間近で感じるチャンス!夏の風物詩「上七軒歌舞練場」

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舞妓さんを間近で感じるチャンス!夏の風物詩「上七軒歌舞練場」

舞妓さんを間近で感じるチャンス!夏の風物詩「上七軒歌舞練場」

更新日:2015/05/25 18:16

京都にある5つの花街でも最も古い「上七軒」。この上七軒には「春の北野をどり」などを披露する舞台として、上七軒歌舞練場があります。そこでは夏場、お庭でビアガーデンが開催!普通ではなかなか入ることのできない歌舞練場に入るだけでもドキドキ体験です。そしてそこには普段の舞妓さんの姿が。地元・京都にいながらも、意外と知らない穴場観光スポット。上七軒歌舞練場のビアガーデンを、ご紹介します!

上七軒一帯がまさに観光スポット

上七軒一帯がまさに観光スポット
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室町幕府時代、北野天満宮の社殿が焼失する事件がありました。その社殿の造営の際に、余った木材などで7軒のお茶屋を立てたのが上七軒の始まり。上七軒通りには今もお茶屋が数軒残っており、時折舞妓さんの行き交う姿を見かけることもあります。

西陣界隈でも上七軒通りに入ると急に空気が変わるのを感じるはずです。実は、この地域は歴史的風致の維持向上を図ろうとする国土交通省の「歴史まちづくり法」に指定されたところ。歴史まちづくり法に則って、電柱をなくそう!石畳を増やそう!という計画が進められているので、歩いていると何か風景が違って見えるのは、そのせいなのです。

歌舞練場の歴史と建物を知ろう!

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1587年、豊臣秀吉が催した有名な「北野大茶会」で、上七軒のお茶屋がみたらし団子を献上。秀吉はそのお団子を絶賛し、茶屋株(営業権)を与えます。これが茶屋街の始まり。元々舞妓さんや芸妓さんは、お団子などを出す水茶屋で、お酒や踊りを振る舞ったのが起源です。その踊りを練る、披露する場所として歌舞練場ができました。舞妓さんや芸妓さんは、その後、お座敷の中だけで歌や踊りを披露することになり、なかなか普通では見る機会がなくなります。その中で、歌舞練場は一般客でも見ることができる貴重な場所。春の「北野をどり」秋の「寿会」など、四季を通じて行事が行われますが、やはり馴染みやすいのは、夏のビヤガーデンではないでしょうか。

明治中ごろに建てられたという上七軒歌舞練場は、「歴史まちづくり法」によって2009年に、約60年ぶりとなる大改修工事がされました。満席になると500人近く入れるという座席数を誇る歌舞練場は、耐震のための補強、空調など様々な最新の設備が導入されましたが、中に入るとレトロなムードはしっかり保たれています。

入口に立つと真っ赤な絨毯が目のまえに広がり、その先に太鼓橋。そこを渡って日本庭園。ここがビヤガーデンに早変わりします!

いざビヤガーデンへ!

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上七軒歌舞練場において7月1日〜9月5日まで行われるビヤガーデン。上七軒通りはほんのりと灯るぼんぼりが石畳を照らし、歌舞練場までの道をご案内。お茶屋や料理屋が立ち並ぶ通りを進んでいると、まるで時代が逆行していくかのようです。

そして大きくビヤガーデンと書かれた入口から中へ入ると、真っ赤な絨毯がお出迎え。一般のお客さんでも入ることはできますが、かなりの人気です。飛び込みで入るよりも予約していくのが無難。そして大衆居酒屋に慣れた方だと、びっくりするようなお値段であることも覚悟しておきましょう。と言っても、雰囲気料だと思えば、納得の範囲内だと思います。

舞妓さんとビヤガーデンとその楽しみかた

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浴衣姿の芸妓さん、舞妓さんが毎日総勢六名でおもてなししてくれる貴重な体験ができます。ただ少人数だとなかなかテーブルまで来てくれなかったり、数分で別テーブルへ移ってしまうことも。それでも浴衣姿の舞妓さんや芸妓さんなんて、滅多に見られません!いつものしっかり着飾った衣装を想像して行くと、この浴衣姿は新鮮。とてもセクシーに感じます。

ということでこのビヤガーデンの楽しみかた。
大人数で行けば舞妓さんたちと触れ合う時間も多くなり、よりこの夏の風物詩を堪能することができます。人数を集めて団体申し込みをしておくと、便利。お写真もOKなので、遠慮なく一緒に撮らせていただきましょう!

気になるのはお値段。最初の1セット:ビール中ジョッキ1杯と酒菜一品付きで税込み2000円。お1人1注文ですから、絶対頼まなくちゃいけません。そしてお酒や酒菜を追加する際の値段に注意して。ドリンクはビールで1000円、焼酎で2000円(1杯につき)となかなかお高め。酒菜も30品ほどありますがどれも1000円!「今夜はバンバン飲もう!」なんて言っていると、目の玉が飛び出る価格になるので、気をつけて。それでも雰囲気にのまれて、ついつい注文しがちに…もう、この日は良しとしちゃいましょうか!

おわりに

歌舞練場で舞妓さんを眺めながらのビヤガーデン、一度体験してみるのも悪くありません。夏の京都はとても暑いです。そんな夏の京都旅行に、キンと冷えたビールと舞妓さんなんて、とても贅沢!ぜひ利用してみてくださいね。また誰かをご案内するにも必ず喜ばれるイベントです。お友達が夏休みを利用して遠くから来られるのなら、ぜひ案内してあげましょう。上七軒周辺や北野天満宮、西陣界隈、足を延ばせば金閣寺も散策範囲内です。歴史散策の〆に上七軒歌舞練場でビヤガーデンもいいですよ!

団体様には予約申し込み用のPDFが用意されていますので、「歌舞会」HPよりダウンロードしてください。18歳未満の方は入場できません。営業時間は7月1日〜9月5日(詳しい日程は歌舞会HP参照)、17:30〜22:00まで。(なお、8月15日16日17日はお盆でお休みです)

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/12 訪問

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