古都鎌倉を代表する「花の寺」!春の長谷寺で桜と絶景を楽しもう!

古都鎌倉を代表する「花の寺」!春の長谷寺で桜と絶景を楽しもう!

更新日:2015/02/17 17:05

渡部 洋一のプロフィール写真 渡部 洋一 フリーライター、カメラマン
世界遺産登録を目指す街、古都鎌倉。街中には多くの古刹名刹が点在しています。その中でも鶴岡八幡宮や建長寺と並んで鎌倉を代表する観光名所と言えるのが、江ノ電長谷駅から徒歩約5分のところにある長谷寺。
境内に四季折々の花が咲き乱れるその景観は、「花の寺」とも称されるほどの美しさ。
今回は、桜の咲く春の長谷寺をご紹介します。

参道から見える桜

参道から見える桜

写真:渡部 洋一

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古都鎌倉を代表する名刹であり、「花の寺」として四季の色を楽しませてくれる、長谷寺。
梅、ツツジ、紫陽花、紅葉とその季節ならではの美しさを見せてくれるこの寺は、もちろん春の桜も見事な美しさです。

江ノ電長谷寺駅から北へと進み、長谷観音前交差点を左に折れると、いよいよ名刹長谷寺の姿が見えてきます。
周囲を山々に囲まれた天然の要塞、鎌倉。その山の斜面を利用して建てられた、景観豊かな寺院です。

春、長谷寺へと向かう参道からは、門の向こうの境内に咲き誇る桜が見えます。入場する前から訪れる人々の心を煽るその光景に、否が応でも期待を掻き立てられます。
春の長谷寺への参道は、「早く寺に入ってあの桜を間近で見たい」と人々の心を高揚させる、そんな道です。

観音堂と桜の競演

観音堂と桜の競演

写真:渡部 洋一

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天平8年(736年)の創建と伝わる、古都鎌倉でも有数の歴史を誇る長谷寺。この寺の名前を有名にした要因の一つが、高さ9.18メートルの十一面観音(長谷観音)。奈良の長谷寺に安置されている観音像と同じ巨木から造られたという伝説を持つ、日本最大級の木造観音です。その巨大な観音像が安置されている観音堂のすぐ近くには、見事なソメイヨシノがその歴史に色を添えるように立っています。

可憐に咲き乱れる桜と歴史を守り続ける観音堂。「花の寺」を象徴する美しい春の光景です。

釣り灯籠と桜

釣り灯籠と桜

写真:渡部 洋一

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境内の経蔵の屋根からは、歴史を感じさせる釣り灯籠がいくつもぶら下がっています。そして、その背景にも満開の桜が。
歴史と桜の調和が織りなす春の日本を象徴するような美しさには、人々の心を揺さぶる力があります。

花に囲まれる小さな仏像たち

花に囲まれる小さな仏像たち

写真:渡部 洋一

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長谷寺境内に立つ、たくさんの小さな仏像たち。桜の季節には、その仏像たちも春の花に囲まれます。
優しい微笑みを浮かべる仏像たちと色鮮やかな花々。心が暖かくなる春のワンシーンです。

鎌倉の街と湘南の海を展望

鎌倉の街と湘南の海を展望

写真:渡部 洋一

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山の斜面に築かれた長谷寺には、その高さゆえの魅力もあります。
鎌倉の街並みと、その向こうの湘南の海を一望にできる展望台からの眺めはまさに絶景!
気持ちの良い春の風に吹かれながら古都鎌倉を見下ろす時間は、まさに至福の時です。
長谷寺は「花の寺」だけでなく、「絶景の寺」でもあるのです。

長谷寺周辺には、他にも見所がたくさん!

いかがでしたか?
古都鎌倉を代表する「花の寺」として、桜の咲き誇る春の長谷寺をご紹介しました。
長谷寺周辺には、他にも鎌倉大仏で有名な高徳院や著名な文学者ゆかりの鎌倉文学館など、徒歩で周れる見所が点在しています。
長谷寺の鎌倉を楽しむ際は、それらのスポットも併せて観光するのもオススメです。

■長谷寺

アクセス
JR 横須賀線、鎌倉駅下車
→バス「長谷観音」下車、徒歩5分
 または
→江ノ電「長谷駅」下車、徒歩5分

小田急線、藤沢駅下車

→江ノ電「長谷駅」より徒歩5分

入場時間
夏期(3月〜9月)8:00〜17:00
冬期(10月〜2月)8:00〜16:30

入場料
大人300円

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掲載内容は執筆時点のものです。 2011/04/13 訪問

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