写真:カカミ ユカ
地図を見る『HOSTEL 64 Osaka』がターゲットとしているのは、普通のホテルでは飽き足らない国内や海外からの旅行者たち。単に安さを求めるのではなく、旅先で出会った人たちとの交流を楽しもうとする層が集まってきます。…といっても、他のドミトリー宿のように、若者が賑やかに騒いでいる光景はなく、海外からのお客様などが、アーティスティックな宿の調度品やデザインを優雅に楽しんでいる大人の雰囲気が漂うデザイナーズホステルです!
『HOSTEL 64 Osaka』は、2階が主な交流スペースで、ロビー&ライブラリーとバーラウンジとなっています。夜になると、思い思いに宿泊客が集まり、明け方まで談笑している姿も見られます。また、デザイナーズならではのアート関係の本も展示されており、読みふけっている人の姿もあります。バーラウンジは宿泊客以外の方の利用もOK。地元の方で海外の方と触れ合いたい方もときおり訪れているようです。
写真:カカミ ユカ
地図を見る日本にはお手頃価格で個人オーナーのこだわりやセンスが感じられるデザイナーズ宿がまだ少ない…だったら作ってしまおう!と作られたのが『HOSTEL 64 Osaka』。手掛けたのはArts&Crafts(アートアンドクラフト)という大阪を中心にリノベーションやコンバージョンを手掛ける 建築の設計施工会社です。元々は、1964年に建設された4階建ての事務所ビルを改修し、デザイナーズホステルとしてオープンさせました。
インテリアも1964年当時のものと現代のもの、あるいは和と洋をミックスしています。写真の部屋はダブルベッドルーム。レトロな黒い床に、朱色のカバーが掛けられたベッド、調度品は、和風の間仕切りに、鯉を模した絵画があるなど、色々な要素がうまく絡み合った内装になっています。「いまあるいわゆる“日本的な宿”にちょっと嘘くささを感じてしまう」というオーナーが表現した現代的な日本。これがセンス抜群なのです!
『HOSTEL 64 Osaka』の個室は、写真のダブルベッドルームのほか、床の間がついた和室スタンダードルーム、家族やグループでの宿泊に適した和室と洋室が2間続いた和室スーペリアルームがあります。
『HOSTEL 64 Osaka』のドミトリーはデザイナーズホステならではで、他の宿とは一線を画しています。
シングルドミトリーと、二人でも泊まれる大きめのベッドが置かれたデラックスドミトリーの2タイプがあります。各部屋は、ホステルのロゴをプリントした白い大きな布地で仕切られ、のれんをくぐるように部屋に入る感じに。普通なら2段ベッドが並ぶドミトリーですが、こちらは本格的ホテル仕様のベッドで、プライベートも守られた造りになっているので寝心地も抜群です。
各ベッドに読書灯と電源も完備されており、貴重品を収納しておけるレトロな金庫が完備されているなど、設備も充実しています。設計事務所が考え抜いた造りであることが感じられ、ドミトリーでも不便を感じることがないのはさすがデザイナーズホステルです!
写真:カカミ ユカ
地図を見る季節の良い日は、『HOSTEL 64 Osaka』の屋上でゆっくりするのもオススメ。
ベンチやヨガマットが置いてあり、日光浴や軽いストレッチやヨガなどで体を伸ばすのにぴったりな場所です。大阪の真ん中にある宿ですが、屋上には陽射しが差し込み、高級なデザイナーズホテルのようにリラックスすることができます。
屋上に続く階段には洗濯機が設置しているため、自分の洗濯が出来上がるまでの時間、こちらで日光浴をしながらのんびり待つ…というのもアリです。
『HOSTEL 64 Osaka』では定期的にヨガのワークショップも開催されており、気候が良い時期には屋上がその会場になります。
写真:カカミ ユカ
地図を見る最後に、こちらの朝食もぜひ試してみてください。
日本らしい文化と健康を考えた朝食は、手作り米粉パン、手作りフルーツジャム、ヨーグルト、オレンジジュースで300円、このセットにコーヒー&紅茶(おかわり自由)をつけるとトータル500円です。
夜のロビーラウンジの雰囲気もオシャレですが、朝日が差し込むオシャレな部屋でいただく朝食もいい感じ。明るい中で、デザイナーズホステルならではの調度品、家具などのインテリアを改めて眺めるのもオツです。
“デザイナーズホテル”などと聞くと、お高いイメージがありますが、『HOSTEL 64 Osaka』はドミトリーなら3,500円〜、個室は6,000円〜という料金設定。仕事や旅行で大阪に行く際は、ビジネスホテルを取るのが一般的ですが、同じような価格で、デザインや雰囲気にこだわりぬいたデザイナーズホステルに泊まることができます!
一つひとつ、洗練されたインテリアの中で過ごしていると、自分自身の感性も研ぎ澄まされてくる感じがします。日常生活の中で「自分の家でもスタイリッシュに過ごしたいな…」という思いに駆られます。そんな刺激を与えてくれるお宿。気軽に泊まれるところなので、大阪に訪れた際は訪れてみてください!
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(2024/12/14更新)
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