写真:橘 凛
地図を見る『カンペリオハウス スイーツ』があるのは、ミラノでも目抜き通りであるダンテ通りのすぐそば。ドゥオモからもスフォルツェスコ城からも歩いて数分で、とても治安が良い地区です。ショッピング街から一筋入っただけなのに、あたりはひっそりと静まり返っています。
客室数22部屋のアパートメントタイプのホテルは、昼間は大きな扉が開放してありますが、夜間はブザーを押して中に入ることになります。内側には、ヨーロッパの建物ではよくある、外側からは見えない中庭が広がり、今も貴族の邸宅を訪問しているかのような感覚が味わえます。到着が遅くなって扉が閉まっていても、フロントは24時間営業なので安心です。
ここは、元々は修道院で、その後、貴族一家によって代々大切に使用されてきた由緒ある建物。写真は、踊り場での一枚ですが、流れるような階段が優雅な時代の雰囲気を醸し出しています。
写真:橘 凛
地図を見る一部屋ごとに内装やインテリアが変わるのが、このホテルの魅力的なところ。お部屋の広さ等によって、それぞれクラシックルーム・デラックスルーム、またエグゼクティブスイート・デラックススイートがあります。スイートルームには簡易キッチンも完備されているので、長期滞在にもおすすめ。
お部屋は明るいストライプ模様の壁紙の部屋が多く、イタリアならではのセンスを感じさせます。どんなお部屋になるのかお楽しみなところも良いですね。写真のお部屋は、オレンジ色と淡いピンク色の壁紙に、船の絵画、白家具が配され、とても可愛らしい雰囲気です。ルームシューズはじめ、アメニティも各種揃っています。イタリアのホテルはバスタブがなくシャワールームだけのお部屋も多いので、予約時に問い合わせしましょう。
写真:橘 凛
地図を見る朝食ルームは地階にありますが、窓がたくさんあるので明るく開放的な雰囲気です。朝食内容も充実していて、イタリアの生ハム、カプチーノや卵料理を頼めるほか、クロスタータというイタリア名物のジャムタルトが数種揃えてあるので、そちらを試してみるのもおすすめ。
窓辺からは、行き来する人々が見えます。ホテルの近辺は、ミラノ証券取引所や銀行などが多くある金融街でもあります。忙しく通勤する朝のミラネーゼ達の様子を見るのも、現地の生活を感じられて楽しいものです。ホテル内には、ジムとカンファレンスルームも完備されています。
写真:橘 凛
地図を見るホテルを起点に、ミラノ観光が楽にできるところも良いところです。
写真のスフォルツェスコ城は、内部も見どころがたくさんありますが、夜間のライトアップが秀逸でとても美しいので、ぜひご覧になってください。現在は、お城の前にエキスポゲートも設置されています。
その他、ミラノの一大ショッピングエリアであるドゥオモ周辺とスカラ座、レオナルド・ダヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、ブレラ美術館があるブレラ地区も徒歩圏内にあります。また、ミラノ郊外にあるアウトレットへのバスもスフォルェスコ城そばから発着しているので、観光にもショッピングにも理想的な立地といえるでしょう。
いかがでしたか?
貴族の元邸宅での宿泊体験は、きっとイタリア旅行の良い思い出となって残るはず。2015年のエキスポ開催で注目度を増すミラノ、ぜひともイタリアならではの歴史あるホテルを探してみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いたナビゲーター
橘 凛
イタリア在住ライターの橘 凛(たちばな りん)です。南欧をメインに、ヨーロッパ最新情報を現地の声たっぷりにお届けします。いつもよりちょっと贅沢したいセレブな旅、短時間でもフットワーク軽く効率的に楽しむ…
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