写真:那須 マッキー
地図を見る東北自動車道那須ICから約20分、標高740メートル一帯の新那須温泉郷のほぼ中心地に「若喜旅館」はあります。
栃木県北の主峰那須岳(茶臼岳)の裾野に広がる那須温泉群とは、那須湯本温泉、大丸温泉、弁天温泉、北温泉、高雄温泉、三斗小屋温泉、八幡温泉の七つを「那須七湯」それに“新那須温泉”を加えて那須八湯とよばれています。
新那須温泉は大正時代に開湯された、那須温泉郷では一番新しい温泉です。近くには大正15年に那須御用邸が開設され、抜群の自然環境を活かして、別荘地やホテル、旅館、保養所などが増えて、現在では那須高原を代表する温泉地のひとつとなりました。
写真:那須 マッキー
地図を見る江戸時代の安永年間に大相撲の番付に見立てて造られた「温泉番付」は全国100か所に及ぶ温泉を、東日本と西日本に分け温泉の泉質をもとに番付されました。文化14年に発行された「諸国温泉効能鑑」によると、当時の東日本地区の最高位である“大関”の草津温泉についで、“関脇”が那須温泉となっています。以来、那須温泉は常に番付の上位にランクされ、江戸の昔から人気の高い湯治場となり現在に至っています。
新那須温泉は大正12年(1923年)に、大丸温泉の源泉から自然の傾斜の流れと、当時は松の木管を利用した引き湯により、新しい温泉地帯が造られました。
「若喜旅館」の温泉は大浴場の内湯と、広大な芝生が敷き詰められた自慢の庭園の中に造られた、貸切露天風呂があり、どちらも水を一切足さない掛け流しの湯で、泉質は単純泉の神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復などに効能があるとされています。肌になじむ柔らかい泉質の極上の温泉です。
写真:那須 マッキー
地図を見る10室の客室の中で特にお奨めの部屋は、那須高原の雄大な景色や、夜には満天の星空を眺望できる301号室と302号室です。こちらのお部屋には展望風呂が備えられています。
四季を問わず、新緑の春、紅葉の秋、そして冬の雪景色を楽しみながらの湯浴みと、遮るもののない眺めは絶景です。特にこの2部屋は直ぐに予約が入ってしまう「若喜旅館」一番人気の客室となっています。
また庭園に面した「貸切露天風呂」はチェックインの際に、希望する利用時間帯を予約するシステムになっていて、誰にも気兼ねなく、開放感たっぷりの湯船を独り占めする事が可能で、高原の風と澄んだ空気を肌で感じながら、贅沢な時間を過ごせます。
写真:那須 マッキー
地図を見る「若喜旅館」のフロントロビーをはじめいたるところには、さりげない気配りがされています。まるで館内すべてが小さな美術館のようで、絵画をはじめとする、陶器や骨董品、オブジェなどの展示ルームは、オーナーご夫妻が世界各地から長年かけて収集した作品で溢れています。どの作品も心優しい人柄が想像できるセンスの良いものばかり。時には著名な作家さんの展示会なども開催される事もあるそうです。
また、通路や浴場に通じるスペースの照明や、ちょっとした壁面にも、庭園内に咲く季節の花などでさりげない気配りがされています。温泉利用の前後には、お茶や飲み物が用意されていて、温泉で火照った身体を休める嬉しい工夫もされています。
動画:那須 マッキー
地図を見る「若喜旅館」は特別な大仕掛けなイベントなどは一切ありません。この旅館の特徴は、上質で静かな環境と極上の温泉です。旅のお楽しみの料理は土地の地元素材を上品に取り入れた、センスのよいメニューが並びます、栃木県産の和牛を使った肉料理をはじめ、四季折々の旬の味わいが嬉しい懐石料理が大好評です。夕食はゆっくりと部屋食で、朝は1階フロント脇のお食事処で頂きます。
特に「若喜旅館」の極上の温泉目当てのリピーターが多いのも納得で、外国人のファミリー旅行者にも好評です。那須温泉の本来の和風旅館のたたずまいのおもてなしが期待できるお宿です。
いかがでしたか?那須高原の小さなお宿「若喜旅館」は、那須高原で人気の純和風温泉旅館です。宿のご夫妻の心優しいおもてなしは感動ものですよ。バスで行かれる場合は「新那須温泉バス停」で下車し、徒歩約3分程のところにあります。
また、交通アクセス良好な場所に位置していますので、那須高原の名勝地観光のベースとしても便利に利用できます。那須高原極上の温泉と静かな和風旅館がお望みの旅には、是非お奨めいたします。
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(2024/10/15更新)
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