韓国の伝統的家屋街「ソウル北村韓屋村」で街歩きを楽しもう!

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韓国の伝統的家屋街「ソウル北村韓屋村」で街歩きを楽しもう!

韓国の伝統的家屋街「ソウル北村韓屋村」で街歩きを楽しもう!

更新日:2015/03/02 11:29

花瀬 めぐみのプロフィール写真 花瀬 めぐみ 女優、京都亀岡観光大使

ソウルは言わずと知れた韓国の首都。
今ではハングルが主流となった韓国でも昔は漢字で文字を表記しており、朝鮮王朝時代はこの地は「京都」と書いてソウルと読みました。要するにソウルは「みやこ」という意味。
常に韓国の文化・経済・エンターテイメントの中心地として栄え続けてきた活気溢れる町の一角に「北村」と呼ばれる伝統的な街並みがあります。
今回は北村街歩きを楽しんで、古のソウルを満喫してみましょう!

北村って?

北村って?

写真:花瀬 めぐみ

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北村(ブクチョン)は、世界遺産『昌徳宮(チャンドックン)』と『景福宮(ギョンボックン)』という王宮の間にある街並みのことで、韓屋と呼ばれる伝統的な作りの民家が多く残る場所です。
もともとこの地域は、二つの宮殿の間にあると言う理由から、朝鮮王国時代は高級官僚の住居街でした。いわゆるお屋敷町です。

北村は“苑西洞”、“斎洞”、“桂洞”、“嘉会洞”、“仁寺洞”の5つの地域で構成されています。ソウルの中央を東西に流れる清渓川と、それに並行して走る大通り鍾路の北側に位置しているという意味で「北村」と呼ばれるようになりました。

坂ばかりの狭い路地には、1392年から1910年までの朝鮮時代末に建てられた伝統韓屋から、最近建てられた真新しい韓屋まで、様々な時代の韓屋がぎっしりと並びます。
今も残る韓屋のほとんどは民家で、各家人がそれぞれの責任で伝統の街並みを保持しています。
これは2000年代に入ってから、北村を保存し伝統的な街並みを守ろうという運動がおこり、それに賛同した住民による独自の取り組みで保持されているのです。

それもあって、今日誰もが韓国の伝統文化を体感できるソウルきっての観光名所として名を馳せるようになりました。

また近年では、大ヒットしたドラマ「冬のソナタ」や、日本の漫画が原作のドラマ「イタズラなキス」のロケ地としても知られ、多くの韓流ドラマファンからも注目を集めています。

韓屋の軒並みが途切れる大通りにでると、現代的なカフェやショップも立ち並ぶなど、まさしく伝統と現代が共存しているエリアです。

まずはインフォメーションセンターに行こう

まずはインフォメーションセンターに行こう

写真:花瀬 めぐみ

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北村の街歩きは地下鉄の安国駅からが便利です。
駅を出て200mほど北に向かうと斎洞小学校のある交差点の隅に【i】マークの建物が見えます。これがインフォメーションセンターです。
ここで北村の地図を手に入れましょう。

北村韓屋地域では現在2箇所のインフォメーションセンターが設置されており、北村内のオススメ観光スポットやグルメポイントなど様々なガイドマップやパンフレットが用意されています。多数の言語が用意され、もちろん日本語のマップも完備!

余談ですが、北村だけでなくソウル市内にはこのインフォメーションセンターが各地に配置されています。
観光客の強〜い味方ですね。

地図を頼りに巡る「北村八景」

地図を頼りに巡る「北村八景」

写真:花瀬 めぐみ

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さて、インフォメーションセンターで手に入れた街歩きマップには、おすすめの観光ルートが書き込まれています。
この地図ルートに従って歩くと、効率よく韓屋街を巡ることができます。

その中で是非とも抑えておきたいのが「北村八景」でしょう。
北村八景は、鍾路区が設定した北村の中でも特に景観が素晴らしい8つのフォトスポット。先ほど紹介したインフォメーションセンターでもらえる地図には、この北村八景を効率よく回るためのモデルルートが書き込まれています。
このコースに従って順に1〜8のスポットを巡ると、大体の所要時間は2時間〜2時間半位。

北村八景には、写真にあるような石板が道路に埋め込まれているので、これを頼りにベストな写真を撮りましょう!

まずはインフォメーションセンターからほど近い北村一景からスタートです。ここにあるのは韓国王宮の一つ「昌徳宮」。
昌徳宮もソウルの観光スポットとして人気の場所ですが、ここからは昌徳宮の全景を眺めることができます。少し高いところから見下ろす感じなので、細かい宮殿の観覧はできませんが、この北村めぐりとはまた別に宮殿内を見学すると、また違った趣が楽しめるかもしれません。観光案内所からの道のりは、レストランやカフェ・ギャラリーなどが多い現代的なおしゃれ通りですので、通りを抜けるといきなりタイムスリップしたような感覚に出会える素敵なスポットです。

今も人々が暮らす民家を縫って歩く

今も人々が暮らす民家を縫って歩く

写真:花瀬 めぐみ

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北村一景は王宮でしたが、そのあとの二〜八景はどれも韓屋の立ち並ぶ中にあります。
そのほとんどが今も人々が暮らす民家ですが、嘉会洞11番地にあるここ北村三景は韓国伝統文化を今に伝える博物館が集まっています。
刺繍や絵画などの展示がされており、韓屋の中を見学できるチャンスです。
博物館ではそれぞれ体験プログラムなどもあり、韓国の礼儀作法を学べたり、伝統的な衣装であるチマチョゴリを着て写真を撮れたりと中々出来ない体験が用意されています。

北村という場所は坂道ばかりで、とても起伏が激しいのです。歩き疲れたら伝統茶屋で一休み。韓国伝統スイーツも楽しめます。

さて、北村を歩いているとあちこちで「guide」と書かれて上着をきた人たちが歩いています。
この方たちは観光客にうれしいボランティアガイドさんたちです。
日本語を話すガイドさんも多く、もし迷ってしまったり、周辺のおすすめスポットを聞きたい方は、積極的にガイドさんに声をかけるとよいかもしれませんね。

韓屋の間を登ったり下ったり。
若干登りのほうが多い八景めぐりの最後は急な坂道を下る三清洞石段です。

周囲を見渡せる高台の路地から、崖のような急斜面に作られた石段を下り、その途中にフォトスポットがあります。若干わかりにくいスポットなので見つけたときはちょっぴり嬉しくなりますよ。住宅の間の細い階段を下りきると、三清洞通りに出ます。

時代を感じる昔ながらの住宅街を抜けて突如現代的な大通りに出てくることになり、タイムトラベルは終了です。

街歩きの〆はやっぱりグルメ!

街歩きの〆はやっぱりグルメ!

写真:花瀬 めぐみ

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北村八景をめぐる長距離散歩が終わり、大通りからまた少し路地に入ると、すぐ近くは韓屋の路地とは思えないほどおしゃれなショッピングストリートが広がっています。

ここで観光客はもちろん地元民からも人気の高い韓国グルメを楽しみましょう!
ご紹介する韓国グルメは、もちもち触感がたまらない伝統料理「トッポギ」です。

鍾路区安国洞にある「モクシドンナ」は、開店と同時に客で溢れる大人気のトッポギ専門店です。
並ぶのが嫌いなソウルっ子もここには並んでしまう程。
日本でも多くの雑誌やガイドブックに掲載されており、ピーク時は満席必至のお店です。

しかしその人気も納得、出てくるトッポギは甘辛くボリュームたっぷりの絶品です。
基本のトッポギに種類豊富なトッピングで自分好みにアレンジしましょう。
チーズやプルコギ、ラーメンなどが人気のようです。
しかもこのトッポギ鍋、とってもリーズナブルでお財布にも優しい!
トッポギを楽しむなら是非抑えていただきたいおすすめのグルメスポットです。

モクシドンナ
ソウル特別市鍾路区安国洞17−18
(서울특별시 종로구 안국동 17-18)
[道路名住所]
ソウル特別市 鍾路区 栗谷路3キル 66-5
(서울특별시 종로구 율곡로3길 66-5)
電話番号 02‐723‐8089
開店時間 11時〜20時半(取材当時)

歴史とともに生きる

北村の街歩きは、あまり入っていかないような路地を通ることで、町並みや雰囲気がより身近に感じられます。
ソウルでは観光客に歴史を伝える民俗村や、ドラマ・映画撮影用の野外セット等、歴史を感じる建物はいくつかあるのですが、やはり今も実際に人が住んでいる韓屋には臨場感があり、観光用のセットとは違った趣がありますよ。

皆さんも韓国の今と昔を体験しに行かれてはいかがでしょうか?

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/06 訪問

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