自転車王国ベルギーの秘境!ロー・ドー湖自然公園

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自転車王国ベルギーの秘境!ロー・ドー湖自然公園

自転車王国ベルギーの秘境!ロー・ドー湖自然公園

更新日:2015/02/24 12:39

ウェリオン 佳子のプロフィール写真 ウェリオン 佳子 地球の営み(歴史民俗文化芸術)旅ライター

レ・ラック・ドゥ・ロー・ドー(Les Lacs de l’Eau d’Heure)自然公園は、ベルギーワロン州セルフォンテーヌにある、国内最大の湖とアルデンヌの広大な森から成る自然公園です。EU圏を中心に、年間約80万人の観光客が訪れる人気スポットで、国技のサイクリングをはじめ、様々なレクレーションに対応しています。ワロンのエデンと評されるおおらかな大自然の中で、思う存分趣味に打ち込める楽園です。

フォルクス・ワーゲンのCMロケ地にもなったピュアな自然が魅力!

フォルクス・ワーゲンのCMロケ地にもなったピュアな自然が魅力!

写真:ウェリオン 佳子

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レ・ラック・ドゥ・ロー・ドー自然公園では、広大なアルデンヌ高原の美しい大自然の中で、多様なアクティビティを楽しめることが魅力です。まず五つの湖から成る自然公園内には、全長70kmのラヴェルと呼ばれる遊歩道兼自転車道が完備されており、ハイキングやサイクリングに最適です。

特にベルギーの国技でもある自転車競技のためのロードバイク、マウンテンバイク(VTT)については、バイク・パークがナショナル・チームの拠点となることも決まっています。ベルギー1番のトレーニング場完備の本格的な練習場として、アマチュアのみならず、プロフェッショナル・チームがEU全土から日常的に訪れるトレーニング環境が揃っているのです。

他にもヨット、水上ゴルフ、ゴルフ、ペタング、カヌー、水泳、水上スキー、ジェットスキー、ジェットオーヴェイター、ダイビング、キャンプ、バーベキュー、釣り、ゴルフ、乗馬、モトクロスなど、幅広いアクティビティに対応しており、アウトドア派にはたまらない魅力ある自然公園です。

しかも各自が自然環境を守りつつ、安全にレクレーションを楽しめるよう、スポーツ毎に許可区域が厳しく定められ、住み分けが徹底されています。美しい風景を目にしながら、自分との戦いと言われるスポーツの鍛錬ができ、気持ちよい汗がかける。アスリートにとって、こんなに喜ばしい環境はありません。とにかく全体で1,800ヘクタールと面積が広いので、場所取りに困ることもありません。時には動物愛好者の集まりや、空手や柔道のグループが寒稽古に来ていることも!

また、モーター愛好者にもかなり知られた場所で、フェラーリやハーレーダヴィッドソン、バギーローダウンなどの趣味の高級車が、50〜200台ほどでツーリングをしているのがしばしば見られるほか、レトロ車のレースイベントもあります。2014年には、フォルクス・ワーゲンのCMにロケ地としても登場しました。

EUとワロン州政府が共同投資するヨーロッパ版五大湖!?

EUとワロン州政府が共同投資するヨーロッパ版五大湖!?

写真:ウェリオン 佳子

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レ・ラック・ドゥ・ロー・ドー自然公園は、元々あった湖に飲料水用ダムを建設するにあたり、1970年代から整備が始まりました。それに伴い、付近の鉄道やバス路線は途切れてしまいましたが、車が主な交通手段のヨーロッパのこと。

実はベルギーの首都ブリュッセルから車で約1時間、ブリュッセル南空港のあるパリ〜ブリュッセル幹線上のシャルルロワから約30分、国境にも近く、ルクセンブルグ経由でドイツ・フランスへ抜ける街道上でもあるため、その利便性と観光資源としての有益性から、EUとワロン州連邦政府からの巨額の投資が毎年行われています。その総計額なんと、約26億ユーロ! (2015年2月現在)

観光案内所ではそういったレ・ラック・ドゥ・ロー・ドー自然公園の概要や歴史が分かる展示場のほか、アクティビティの利用案内、売店、カフェテリア、お手洗い、遊具場などが利用できます。散策を始める前に、是非一度たずねて欲しい施設です。

ベルギー最大の飲料用水ダム湖だから、水の透明度が違う!

ベルギー最大の飲料用水ダム湖だから、水の透明度が違う!

写真:ウェリオン 佳子

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1970年代から飲料水用ダムとしての役割も果たしているロー・ドー湖。観光案内所ではそのシンボルであるダム・タワーの概要も学ぶ事が出来ます。ダムにかかる大橋は歩いて渡ることもでき、タワー内も見学できるレ・ラック・ドゥ・ロー・ドー自然公園のシンボル。このタワーは「白い貴婦人」の愛称で呼ばれ、その名を冠したオリジナル・地ビールも観光案内所で手に入ります。

それにしても、深水最大48メートルを誇るロー・ドー湖の水の清らかなこと!湖のあるセルフォンテーヌ(大鹿が水を飲む泉の意味)の湧き水が水源ですが、この周辺はビールの醸造所が多いことも頷けます。

鮮やかな色が美しい湖は、氷河が削り取った細かな土砂などが反射して発色していることが多いのですが、ロー・ドー湖のほとりでは、石瓦に使われる特産のアルドワーズの石板が剥き出しになっていることからも見て取れるように、太古の昔は地底だった場所が地動変動で隆起してアルデンヌ高原となり、さらに長い年月を経て、石の間がらしみ出した水がこの水脈を作っています。ヨーロッパの海は土砂と混ざって濁っていることが多いので、マリン・スポーツ愛好者がヨーロッパ中からわざわざ通ってくるのも納得の水質です。

場所によっては湖のほとりや付近の道端で、簡単に化石や黒曜石を見つけることができます。湖の水面がなめらかに太陽に反射する姿は感動的なほどです。

さまざまなスポーツの競技大会が常連の開催地。

さまざまなスポーツの競技大会が常連の開催地。

写真:ウェリオン 佳子

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レ・ラック・ドゥ・ロー・ドー自然公園では、年間を通して、ジェット・スキーや水上スキー、モーターバイク、一般車のレース、マラソン、ウォーキング、ロードレース、VTT、トライアスロンなど、頻繁に競技大会が行われています。ヨーロッパ大会の他、世界大会他にも利用され、アマチュアからプロまで幅広い層のアスリートが世界中から集まります。

近年、地元に自転車競技のトレーニングができるバイク・パークや、乗馬のナショナルチームの練習場やゴルフ場なども建設されたことから、数年内にはツール・ド・フランスも含め、分野を広げての総合的なスポーツ競技場の舞台となる予定です。お目当ての大会のスケジュールにあわせて滞在すれば、さらに旅行の楽しみも増えるというもの!

水上バス赤ワニ号で、ロー・ドー湖の潜水ツアーはいかが?

水上バス赤ワニ号で、ロー・ドー湖の潜水ツアーはいかが?

写真:ウェリオン 佳子

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年々アウトドア派の人達の、熱い視線が集まるレ・ラック・ドゥ・ロー・ドー自然公園ですが、一般の旅行客向けのアクティビティもちゃんと用意されています。観光案内所では湖に生息する生物の生態が見られる、水上バス赤ワニ号による潜水クルージングや、水上ゴルフ、探検ゲーム、子供用遊具や迷路庭園(ラビリンス)など、家族連れで楽しめるアクティビティが選べます。

スケールも大きく、緑がまぶしい、きれいな写真が撮れる場所なので、写真やスケッチを楽しむのも良いでしょう。もちろん、青空の下でベルギービールを片手に、仲間とバーベキューに舌鼓を打つのもアリ!

オンとオフを上手に切り替え!自分をリセットして、仲間と笑顔で過ごす場所。

EU政府が巨額投資していることからも分かるように、レ・ラック・ドゥ・ロー・ドー自然公園は、今後、ヨーロッパ観光の拠点としての役割も期待されています。すでに政治団体の会議場としても毎年のように利用され、湖のほとりに4スターホテル付きゴルフ場や、付近のセルフォンテーヌ飛行場そばにも200戸の自家用機格納倉庫付き家屋の建設が始まり、今後さらなる観光客増加が見込まれています。

あなたもヨーロッパ人のように、オンとオフを上手に切り替え、大自然に身をまかせてしばし日常を忘れ、好きな事に打ち込む時間を持ちませんか?ベルギーでは素朴でも本物の自然の恵みが、仲間との笑顔の時間を演出してくれますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/17 訪問

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