美術館に併設されてはいますが、このカフェの利点は、美術館に入ることなくこのカフェのみへ直接入ることが出来きてしまうところにあります。地元のパリジェンヌやパリジャンも、ここへランチやティータイム目的のためだけにやってくる人も少なくありません。
もちろん!美術館の内容も、ボッティチェッリなどのイタリア・ルネッサンスをはじめとする、超豪華なコレクションの数々で、大変素晴らしいので両方を楽しむこともオススメです!
豪華絢爛なバロック調の内装と、パリのマダム達が大勢ひしめくカフェ内部席(暖かい季節はテラス席も)――。正直「尻込みしてしまう」というのが本音かもしれません。しかし、ご安心ください!フォークやナイフが何本も並んだランチメニューとは違い、キッシュなどのワンプレートなお気軽で家庭的なランチメニューが提供されています。豪華な内装やテーブルとは対照的ですね。
食事やケーキが運ばれてきたら、誰もがほっこりとした気持ちになれるでしょう。ティータイムになると、お友達同士で来る若い女の子たちも多くいるので、緊張とは無縁ですよ!ちなみに、食事の時に運ばれてくるここのパンは、バゲットコンクールで入賞した経歴のあるパン屋『プロドム(LPRODHOM)』のバゲットです!ご賞味ください。
このカフェには、ランチメニューとデザートのセットメニューがあるのが嬉しいところ。食事の後には美味しいデザートを食べようじゃありませんか!
入り口付近に、ケーキが陳列されたショーケースがあります。ランチと同様にスイーツの数々も手作り感満載のとっても家庭的な雰囲気を漂わせています。細部にまでこだわった完璧すぎる芸術的なケーキが多くあるパリの中で、かえってそれがまたとても新鮮で魅力的なんです!
季節によって変わるカフェ・ジャックマール=アンドレのフルーツ・タルト。ラズベリータルトは夏から初秋にかけての定番中の定番です!甘酸っぱいラズベリーの下に敷かれた、クレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)、さっくりしたタルト生地、とっても美味しいです。
正直、パリで食べるフルーツタルトで、外れは殆どないと言っても過言ではないでしょう。そんなお決まりのタルトですが、このカフェで食べるのは、やはり他とは違います。何と言ってもインテリアの豪華さが半端ないのですから!
カフェ・ジャックマール=アンドレのインテリア装飾品、家具、絵画などの調度品は、美術館の内容そのもの!超一流なものばかりです。それらの豪華極まりない内装の中で、こんなにも気軽にランチやティータイムを楽しめてしまうなんて、正に「隠れ家」としか言いようがありません!
女性ならば誰しも憧れるフランスの貴族の世界を、どうぞみなさんも味わいに行ってみてください。ついでに、なりきりパリジェンヌも楽しんできちゃってください!
◾︎所在地:158, boulbard Haussemann 75008 Paris
◾︎営業時間:毎日11:45〜17:30 (無休)
◾︎最寄り駅:メトロ 9・13号線 Miromesnil駅
◾︎ランチ(11:45〜15:00)
・キッシュ+お好きなデザート)€16.5
・本日の温かいメニュー €15.8
◾︎ティータイム予算(15:00〜)
・ティーセット(デザート付き)€9
◾︎ブランチ €26(日曜日の11:00〜15:00)
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