石垣島の最北端に位置する平久保崎灯台は、駐車場を降りると、目の前すぐに海が見え始めます。そして歩くこと100m程度。平久保崎灯台とどこまでも続く青すぎる海が広がります。
八重山諸島には灯台はいくつかありますが、水平線が丸く見えるほど、眺望がよい場所は、やはり平久保崎灯台ではないでしょうか?
そしてまわりを見ると牧草の緑が広がっています。牛が歩くその風景は、とてものどかで、身も心もリフレッシュされること間違いなしです。
灯台から400m先に浮かぶポツンした無人島。西表石垣国立公園に編入され、海鳥の繁殖地となっています。
今となってはベニアジサシ、エリグロアジサなどの海鳥の繁殖地となっていますが、その昔、18世紀初期に編さんされた『八重山島諸記帳』には、平久保大鳥と名付けられた鳥が飛来したと記されています。
その正体は、今となってはわかりませんが、一説によると、絶滅の危機に瀕した幻の鳥と言われるアホウドリではないかといわれています。
最北端というからには、どれくらい時間がかかるのでしょうか?車の運転に自信のない方には、不安があるかもしれません。石垣島一周で約120kmです。島の中心といわれる市街地からは、90分程度で到着します。
市街地を抜けると信号機はほとんどなく、平均40kmで走る車が多いです。ペーパードライバーの方でも安心して、向かうことができます。
また道中は、ゆっくり運転を心掛けてください。自然の残る石垣島は、セマルハコガメやカンムリワシなど希少動物が道路を歩いていることもあります。
さすがに最北端までいくと、道中、お店がほとんどありません。でも大丈夫です。平久保崎灯台には、トイレ、自動販売機があります。駐車場も無料です。
夏、連休などの繁忙期は、駐車場が満車となる場合が多く、待つことがあります。なるべく早めにドライブに出発、混んでくる前にささっと訪問するのが、一番ベストなスケジューリングです。
また台風など、天候が悪い時の訪問は避けましょう!最北端ということもあり、北風が強い時の平久保崎灯台は、とても強風が吹き荒れることもあります。
数ある灯台の中でも最北端、平久保崎灯台は、紺碧の青が際立つ海を楽しめる観光スポットの一つです。また水平線が丸く見えるほどの眺望がとても魅力の景勝地です。
石垣島一周ドライブの折り返し地点として、旅行プランを立てる方も多いスポットです。島の中心、市街地から車で約90分程度です。石垣島一周のドライブコースに組み合わせて、訪問するのが、ベストなスケジューリングです。
市街地を抜けると、途中、お買いものをできる場所がほとんどありません。ジュース、日焼け止めなど、ドライブに必要な買い出しは、市街地で済ませてから出発してください。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/14更新)
- 広告 -