美人の湯湧く郷、宮之城温泉「旅館玉之湯」

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美人の湯湧く郷、宮之城温泉「旅館玉之湯」

美人の湯湧く郷、宮之城温泉「旅館玉之湯」

更新日:2013/02/20 16:20

六三四のプロフィール写真 六三四 日本旅のペンクラブ会員、4つ星温泉ソムリエ、温泉フリーライター

鹿児島の温泉といえば指宿、霧島という2大温泉地のみが取り上げられる現状は如何ともし難い。鹿児島の温泉を隅々まで巡ってきた立場から言わせてもらえば「何で?」なんです。
今回ご紹介する宮之城温泉は県内屈指の温泉として古くから知られ“美人の湯”の誉れ高い名湯です。どうしても全国の皆さんにお教えしたい!
宮之城温泉「旅館玉之湯」いい湯湧いてます!

宮之城温泉と湯之権現エピソード

宮之城温泉と湯之権現エピソード

写真:六三四

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宮之城温泉は鹿児島県の北西部薩摩郡薩摩町にあります。
温泉発見は江戸時代の文政年間(1820年)の頃と伝えられる歴史の古い温泉です。

昔、温泉街を流れる川内川の大洪水があり上流から木造りの仏像が宮之城温泉に流れ着きました。住民はこの仏像を湯之権現としてお祀りしたのですが、この像は川内川上流の菱刈郡湯之尾温泉郷のものだということがわかり仏像を返しました。

しかし慶応3年(1867年)に川内川の氾濫が再度起こり、この像がまたも宮之城温泉に流れ着いたそうです。宮之城の地に戻られたと皆喜び、湯之尾温泉郷の人々の許しを得て、ご神体として神殿に祀ったと伝えられています。

宮之城温泉は、昭和47年(1972年)に120戸が流されるという大洪水に見舞われましたが、その時にもこのご神体はすぐ近くの山林内で発見されています。

その後、神社再興の計画がなされ宮之城温泉の一画に湯之神社が建立され、新しい神社にその仏像は祀られることとなり現在に至っています。

現在、元々仏像のあった湯之尾温泉郷は温泉が枯渇し温泉街を新たな土地に移しています。

これを考えると何か不思議な縁を感じます。

抜群の泉質「旅館玉之湯」

抜群の泉質「旅館玉之湯」

写真:六三四

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宮之城温泉はもともと「湯田温泉」という名で親しまれており、かく言う著者もプライベートでは親しみを込めて湯田温泉と言っています。

宮之城温泉には現在8軒の温泉宿と共同浴場があります。
その中で著者が昔から頻繁に通っているのが今回ご紹介する「旅館玉之湯」。
旅館の内湯と別棟の家族湯を持つ宮之城温泉入口に建つ温泉旅館です。

内湯は浴槽がひとつとシャワー付きカランが数か所。浴場の造りとしてはいたってシンプル。

但し、湯に関しては折り紙つきで無色透明、微硫化水素臭、微硫化水素味の単純硫黄泉(低張性・アルカリ性・高温泉)が掛け流し。

やわらかいトロトロの温泉で著者は一度入って以来この浴感に惚れ込んでしまい宮之城温泉の常湯として利用させていただいております。

別棟の家族湯「ファミリースパ玉之湯」

別棟の家族湯「ファミリースパ玉之湯」

写真:六三四

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旅館と併設された「ファミリースパ玉之湯」には家族湯が3室設けられています。
それぞれ「竹」「桜」「杏」と名付けられた部屋は、利用者のニーズに合わせた造りとなっています。

「竹」はバリアフリーで脱衣所、トイレも他の部屋より広く設計され車椅子のままでも浴室に行けるように造られています。

また「杏」は3室の中で最も浴槽を広く作ってあり大人の女性であれば3,4人同時に入れる程。

また、写真の「桜」は遊びの空間をイメージして造られ中庭に腰湯くらいの深さの足湯。子供連れに大変人気です。

家族湯も内湯同様の源泉からの湯を利用しています。

宮之城温泉「旅館玉之湯」

宮之城温泉「旅館玉之湯」

写真:六三四

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前述しましたが鹿児島県には指宿、霧島の2大温泉地に勝るとも劣らない温泉が各地に点在しています。

ココ宮之城温泉もその一つといっても過言ではありません
お隣の紫尾温泉を含め北薩摩の名湯に是非とも足を運んでいただければと思います。

【温泉名】宮之城温泉
【施設名】旅館玉之湯
【住 所】鹿児島県薩摩郡さつま町湯田1366-42
【電 話】0996-55-9111
【泉 質】単純硫黄泉
【適応症】慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきずなど
【立寄湯】¥300
【家族湯】¥1,500(1室1時間)

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/01/31 訪問

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