写真:古川 悠紀
地図を見るダラットはホーチミンから寝台バスで約6時間の道のり。ベトナム人にとってはメジャーな観光エリアなので、最寄のツアーデスクのどこでもチケットの手配はできるはずです。
せっかくの海外旅行なので、ダラット観光だけでは少々物足りないかもしれませんね。「ベトナムといえばホーチミン」とイメージする人も少なくないので、ホーチミンと双方楽しむ観光プランを練るのがおすすめです。
ダラットの滞在日数は、目安として二泊程度と考えておいてください。
写真:古川 悠紀
地図を見るダラットがこんなにもベトナム人カップルから愛されるにはわけがあります。
まず、ベトナムは基本常夏の気候。そこに咲く花の種類は少ないのが残念な点。高原地帯に位置するダラットは気候が異なるので、多種類の花を愛でることができます。ダラットに咲く花々がベトナム人女性の心をくすぐったんですね。
そして湖。ダラットには市内中心部に広がる「スアンフーン湖」と、「愛の盆地」としてガイドブックにも紹介されている「ダティエン湖」の二つの湖があります。早朝の朝霧が残る時間や、日暮れのサンセット時は、恋人と手を繋いで湖畔を歩きたくなる幻想的な光景が広がります。
そしてお洒落カフェ。もともとフランス人が避暑地として開拓したのがはじまりなので、西洋風のカフェが市内中心には多く点在しています。
写真:古川 悠紀
地図を見るダラット郊外には、「ランビアン山」があります。トレッキングとしても人気があり、観光客はジープで山の麓まで行くことができます。
ランビアン山はランとビアンの悲恋の伝説の舞台となった山として、ベトナム人に広く知られています。ロミオとジュリエットのようなお話です。
麓から望む景色も絶景なのですが、さらにおすすめしたいのが、ランとビアン像が建つ周辺でお店を広げているコホー族のみなさんとの交流です。
コホー族はベトナムの少数民族の一つで、ベトナム語を話せるコホー族の一部の方々は、こうして民芸品を観光客に売りに顔を出します。アクセサリーやポーチ、バッグなど、どれも一つ一つ手作りです。手先が器用なコホー族の方々が作る刺繍バッグは非常に高品質。恋人とおそろいのものをお土産に買っていってはいかがでしょうか。
写真:古川 悠紀
地図を見る日が暮れた頃から、ぽつぽつとダラット市場周辺に夜店がではじめます。市場外周からグエンティミンカイ(Nguyen Thi Minh Khai)通りまで並びますので、かなりの規模です。
名物の花やいちごを売る露店や、ベトナム屋台グルメの「バンチャンヌン※関連メモ1」のお店が多く出没します。バンチャンヌンは現在ではベトナム全土で食べられる屋台グルメですが、もとはダラットが発祥といわれています。
写真:古川 悠紀
地図を見るダラットの代表的な名物はいちごとアーティチョーク。
いちごはジャムやワインにも使われ、ダラット産が一番と言われています。
アーティチョークはお茶やスープ、鍋料理として食べることができます。お土産に買うならお茶のティーパックがおすすめです。
また、うさぎやイノシシといった肉料理も有名です。その他、バンチャンヌンや、豆乳、バンドック(Banh Duc)なども知名度が高く、またどれも日本人の舌に合うものばかりなので、食べ物に困ることはないでしょう。
ダラットは観光スポットが多くありますが、その内の3〜5つ程度をピックアップして、あまった時間はカフェで落ち着いたり、スアンフーン湖やその周辺を散策して余暇を過ごすのがおすすめです。
慌ただしい観光はダラットには似合いません。「なにをすることもなく」といった、持て余すようなの余暇を過ごしてください。
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(2024/9/14更新)
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