「運」も必要!?パリ・オペラ座見学ガイド〜怪人・魔法の図書館まで

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「運」も必要!?パリ・オペラ座見学ガイド〜怪人・魔法の図書館まで

「運」も必要!?パリ・オペラ座見学ガイド〜怪人・魔法の図書館まで

更新日:2017/03/14 14:59

ろぼたんのプロフィール写真 ろぼたん 週末の旅人、北国グルメ推進委員会

『オペラ座の怪人』の物語でも有名なパリ・オペラ座。パリのオペラ座は9区のガルニエ、12区のバスティーユの2つありますが、歴史が古くパリのシンボル的な存在でもある9区のガルニエ宮の一般見学は実はちょっと「運」も必要なスポットです。

大階段、テラス、グラン・フォワイエ、図書館、劇場内…建築的価値と芸術的価値が高いパリ文化の傑作を短時間で味わえるオペラ座。一般の個人見学で周れる見所をご案内します。

宮殿のようなオペラ・ガルニエの入口は?「シャルル・ガルニエ」を探そう

宮殿のようなオペラ・ガルニエの入口は?「シャルル・ガルニエ」を探そう

写真:ろぼたん

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オペラ・ガルニエ(パレ・ガルニエ)と呼ばれる理由は、設計者であるシャルル・ガルニエ(Charles Garnier)の名前に由来したもの。バスチーユのオペラ座ができてからは、主にガルニエではバレエの公演、バスチーユでオペラが公演されています。

宮殿のようなオペラ・ガルニエの入口は?「シャルル・ガルニエ」を探そう

写真:ろぼたん

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見学者用のチケット売り場及び入口は、先ほどの写真の正面ではなく、向かって左側のスクリーブ通りとオベール通りの交差するあたりになります。

その入口にはこのオペラ座を設計したシャルル・ガルニエの像、金色に輝く「パリ市」の紋章、その下にはオペラ座の図面があります。

宮殿のようなオペラ・ガルニエの入口は?「シャルル・ガルニエ」を探そう

写真:ろぼたん

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パリのオペラ座といえば、ミュージカルにもなった小説『オペラ座の怪人』の舞台。屋上の像に隠れて怪人がラウルとクリスティーヌの話を盗み聞きをしたというシーンもあります。どの辺りなんだろう…と屋根を見上げた時には、少し下に並ぶ胸像にも注目。

よく見ると、学校の音楽室で見かけたような顔たちが。オペラ座正面の右から4番目にモーツァルト、5番目にベートーベンといった音楽の巨匠たちの像もありますよ。

「運」必須!!パリらしいオペラ座の見学とは!?

「運」必須!!パリらしいオペラ座の見学とは!?

写真:ろぼたん

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見学に「運」が必須!?不思議に思われるかもしれません。
ですがここはパリ。日本の常識は通用しません。ストライキやリハーサルなどで突然の見学とりやめなんてことがあるんです。

更に運が試されるのはこの劇場内の見学。
訪問のタイミングによっては次の公演のために、舞台のセットを用意している様子や練習風景など舞台の裏側を見ることができるのですが、運が悪いと劇場内見学スペースを開放していないことも。

「運」必須!!パリらしいオペラ座の見学とは!?

写真:ろぼたん

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個人の自由見学ではなく、英語又は仏語のガイド付き見学に申込めば、劇場のふかふかビロードイスに座ることも可能。1階の劇場内で席に座りながら解説を聞くことができます。

「運」必須!!パリらしいオペラ座の見学とは!?

写真:ろぼたん

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劇場内で必見なのは、「夢の花束」と言われる有名なシャガールの天井画と輝くクリスタルのシャンデリア。天井画は、有名なオペラ・バレエ作品、そしてパリの風景が描かれています。

赤の区画:ラヴェル『ダフニスとクロエ』、ストラヴィンスキー『火の鳥』、エッフェル塔
白の区画:ラモー『作品不詳』、ドビュッシー『ペレアスとメリサンド』、オペラ座
緑の区画:ベルリオーズ『ロミオとジュリエット』、ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』、凱旋門とコンコルド広場
青の区画:ムソルグスキー『ボリス・ゴドゥノフ』、モーツアルト『魔笛』
黄の区画:チャイコフスキー『白鳥の湖』、アダム『ジゼル』
内側の円:グリュック『オルフェとユリディス』、ベートーベン『フィデリオ』、ヴェルディ『ラ・トラヴィアータ』、ビゼー『カルメン』

色鮮やかな天井画とシャンデリアは見応えたっぷり。劇場内の豪華さは、映画の中のような別世界に感じるかも。

ベルサイユ宮殿!?グラン・フォワイエの煌びやかさが凄い

ベルサイユ宮殿!?グラン・フォワイエの煌びやかさが凄い

写真:ろぼたん

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写真のグラン・フォワイエ(大ロビー)は、高さ18m、長さ58m、幅13m。一瞬、ベルサイユ宮殿の鏡の間かと見間違いそうになるほど豪華絢爛でキラキラと輝いています。窓と鏡を効果的に使っているため空間が広々と感じるはずです。

竪琴をメインモチーフとした装飾や天井画でうめつくされた様子はまさに宮殿。高低2段のシャンデリアが舞踏会に誘ってくれるかのように感じるかもしれません。柱、暖炉、絵画、どれをとっても見事の一言につきます。

ベルサイユ宮殿!?グラン・フォワイエの煌びやかさが凄い

写真:ろぼたん

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このグラン・フォワイエでは、煌びやかな広間と美しい細工などに目を奪わることかと思いますが、脇のバルコニーのドアを要チェック。是非バルコニーに出てみてください。ここはオペラ座の正面にあたります。

※ドアが開放されていないときもあり、その際にはバルコニーには出られません。また開放されているときも、全てのドアが開放されているわけではありません。開いているドアを確認してからバルコニーに出ましょう。(ここでも「運」が試されます…)

ベルサイユ宮殿!?グラン・フォワイエの煌びやかさが凄い

写真:ろぼたん

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バルコニーからは、オペラ座広場や正面に伸びるオペラ大通りが見渡せます。正面奥はルーブル美術館。歩いているときとは目線の違う、いつもと違ったパリの街角を眺められる場所です。

またこのバルコニーそのものも大理石が美しい神殿のようです。天井の細工も凝っていますので忘れずチェックしてくださいね。

『オペラ座の怪人』の世界に浸る

『オペラ座の怪人』の世界に浸る

写真:ろぼたん

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イタリアの白大理石でできたステップ、赤大理石やオニキス、碧玉などをふんだんに使った大階段はパリの社交場にふさわしい豪華さ。少し不気味な表情のレリーフも、『オペラ座の怪人』のイメージを膨らませてくれます。

『オペラ座の怪人』の世界に浸る

写真:ろぼたん

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映画やミュージカルのファンの方なら、「マスカレード♪」と口ずさみたくなる大階段は必見。この大階段のあるエントランスは、細部まで彫刻が施された燭台や天井のフレスコ画など見所がたくさんありますよ。

『オペラ座の怪人』の世界に浸る

写真:ろぼたん

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“…私はこの舞台をいつもの席、すなわち5番のボックス席で拝見させていただく。したがってその席は常に私のために空けておかれたい。”と劇中でファントムの手紙に書かれてあった、あの5番ボックス席も忘れてはいけません。

この5番ボックスがあるのは、相当運がよくないと個人見学の昼の時間帯は閉鎖されていることが多い場所。下手側の2階舞台際から3番目です。ボックス席にはドアノブがなく、席は小窓から覗くのみ。実際に中に入ることができるのは、バレエなどの公演に訪れたその席のチケットを持っている人だけです。

5番ボックスには「LOGE DU FANTOME DE L’OPERA」と書かれたプレートが扉にあるので、それを目印に、ファントムの席を確認してください。

ハリーポッターが出てきそう!?魔法の本がありそうな図書館(博物館)や小さな広間にも注目

ハリーポッターが出てきそう!?魔法の本がありそうな図書館(博物館)や小さな広間にも注目

写真:ろぼたん

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オペラ座の中には図書館があるのをご存知でしょうか?
といっても図書館の図書閲覧は、国立図書館の許可が必要だったり、オペラ座の会員だったりという条件が必要。実際に一般見学で見られるのは狭い通路にある本棚と収納された本の様子です。

ハリーポッターが出てきそう!?魔法の本がありそうな図書館(博物館)や小さな広間にも注目

写真:ろぼたん

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ですが、その本棚のある通路に立つと、両側の天井まで埋め尽くす書籍の数に圧倒されること間違いなし!まるで魔法の国の蔵書を扱う本屋さんのようです。本が本棚に際限がなく並んでいるかのように見え、ハリーポッターが本を探しにここまでやってきてもおかしくない…そう感じるほど。

オペラ座の歴史が保管されたこの場所では、舞台のミニチュアなども展示。貴重なオペラ座のコレクションの見学が可能。通路を進むとエドガー・ドガが描いた「バレリーナ」が。名画の鑑賞もできちゃいます。

ハリーポッターが出てきそう!?魔法の本がありそうな図書館(博物館)や小さな広間にも注目

写真:ろぼたん

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オペラ座の中には、Le Salon du Glacier(氷の間)、写真の Le Salon du Soleil(太陽の間) 、Le Salon de la lune(月の間)などのサロンもあり、様々な建築美も楽しめます。

龍が描かれた天井、鏡の中にどこまでも続くシャンデリア、ドアノブの細工…。お城や美術館を訪れたかのような見学となるはずです。

パリの見どころがギュッとつまった華麗な劇場・オペラ座へ行こう

この他にも大階段に入る直前の丸い部屋「常連客のロトンダ」の天井に設計者のシャルル・ガルニエの名前が隠されているとか、売店ではオペラ座で飼っているミツバチのハチミツが買えるとか、チェックしたいものがいっぱいあるオペラ座。パリの街並み、豪華な建築、素晴らしい絵画、貴重な蔵書、繊細な彫刻などなど一度に楽しめるオペラ座はパリの見所が詰まっています。

最後に、皆様の「運」が少しでもアップするよう、見学除外日がHPで案内されているときのチェック方法をご案内します。MEMO欄の公式サイトより、次の要領でご確認ください。

オペラ・ガルニエ公式サイト より
1.「Palais Garnier」
 ↓
2.「Informations pratiques」
特別閉館日欄あり

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/11/23 訪問

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