お手頃価格で食べあるき!金沢「近江町市場」で海の幸に舌鼓

お手頃価格で食べあるき!金沢「近江町市場」で海の幸に舌鼓

更新日:2015/02/25 17:05

2015年春、東京と金沢を結ぶ「北陸新幹線」が開通します。東京から金沢までの所要時間はなんと2時間30分をきる速さ!今後、関東方面からの旅行者が急増することが予想されますが、さて、金沢を旅する人々の目的の一つは、やはり日本海でとれる新鮮な魚介ではないでしょうか。そんな活きのいい海の幸を気軽に食べあるきできる場所が、金沢の台所「近江町市場」です。

地元の買い物客と観光客で賑わう「近江町市場」

地元の買い物客と観光客で賑わう「近江町市場」
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近江町市場は、金沢市の中心部にあって享保6年に開設した日本でも有数の歴史ある市場の一つです。現在は、金沢市を走る100円バス4路線のうち3路線が通っているためアクセスもよく、繁華街・香林坊からも近いため、多くの観光客が訪れる金沢の有名観光スポットですが、もともとは市民の台所として栄えてきました。

約200近くの店舗が軒を連ね、近くの金沢港で仕入れた新鮮な魚介だけでなく、加賀野菜を取り扱う八百屋や果物店、さらには飲食店も多くそろっています。

そして観光客のお目当ては、やはり食べあるき!ワンコインで食べられるものもあり、お手軽に新鮮な魚介を味わえるとあってか、市場はいつも人と活気にあふれています。

ぷりぷり!大ぶりの牡蠣もワンコインで

ぷりぷり!大ぶりの牡蠣もワンコインで
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まず食べてほしいのが、真牡蠣です。真牡蠣はRのつく月が旬と言われるように、11月頃からぐっと美味しくなります。

北陸の厳しい日本海で育った真牡蠣は、身が肥えてぷりぷり!市場で食べられる牡蠣は新鮮なため、生臭さも全く感じません。もちろんそのまま食べても美味しいのですが、お店によってはポン酢やねぎ、醤油、レモンを用意してくれているところもあるのでお好みでどうぞ。

ちなみに、夏には旬の岩牡蠣を楽しむことができます。能登沖、富山沖で育った岩牡蠣は、別名「海のミルク」とも呼ばれるほど栄養価が高くこちらも美味しいですよ。

たいていのお店でワンコイン(500円)から販売されています。

旅のおともは贅沢に!ウニ・アワビ・ホタテも

旅のおともは贅沢に!ウニ・アワビ・ホタテも
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もちろん牡蠣だけではありません。生うにやアワビ、ホタテ、ボタンエビなど、全てその場で食べることができるのは、ここが市場ならでは。

どじょうの串焼きといったちょっと変わったものもあり、いろんな味を楽しめるのも嬉しいですね。

アワビは700円、生うには500円、ボタンエビは500円程度とこちらもお手頃価格!ただしお値段は季節やお店、天候によっても左右されるのであくまで目安に。

甘エビや蛸が入ったほっこり近江町コロッケ

甘エビや蛸が入ったほっこり近江町コロッケ
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生モノが食べられない方や、刺し身が苦手なお子さんには、コロッケはいかがでしょうか。

こちらの近江町コロッケでは、ぎゅっと甘エビを詰めた贅沢なエビコロッケや、タコとわかめが入った海を感じるタココロッケ、さらにはカニコロッケなどバラエティ豊かなコロッケが販売されています。

一つ100円からとお求めやすい価格も魅力です。

デザートまで食べ歩き!100%果汁フルーツジュース

デザートまで食べ歩き!100%果汁フルーツジュース
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お腹がふくれたら、最後はデザートで締めましょう。「フルーツ板野」では、オレンジまたはグレープフルーツをくりぬいて、果肉をジューサーにかけたものを詰めた果汁100%のジュースが一つ200円で販売されています。

飲んでみると、つぶつぶした果肉も少し混ざっており、口の中に芳醇なオレンジの風味が広がって、あと口爽やか。

締めにぴったりの一品です。

まとめ

近江町市場は、金沢駅から徒歩15分。まちバスもあり「武蔵ヶ辻」で降りるとすぐ目の前が「近江町市場」です。また、車で訪れる場合、買い物をすると割引になる近江町市場駐車場や近江町パーキングも用意されています。

営業時間・定休日はお店によって違うので、お目当てのお店がある場合は公式サイトで事前チェックしておくのがおすすめ。また、市場なので夕方よりも朝の方が品物が豊富で活気があります。

美味しいものに目がないグルメな方は、ぜひ金沢観光のルートに組み込んでみてください!

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