北海道留萌市(るもいし)にある瀬越駅は、オロロンラインのすぐ側にある駅で、留萌税務署の向かいにある坂道を下っていった場所に存在します。
坂道の下とあって、オロロンラインからは駅の姿が見えず、事前情報なしでその場所を判断するのはやや困難。鉄道を使わずに訪れる場合は、あらかじめ地図で駅の場所を調べておいた方がいいでしょう。
アクセス自体は秘境駅のように難しいわけではないので、車利用でも鉄道利用でも無理をせずに訪れることが出来ます。
ただし、留萌本線はローカル線なので、運行本数はやはり少なめ。また、春先は気温があがるので雪と土砂が崩れやすく、それを警戒して路線が運休することもあります。なので、鉄道で訪れる場合は注意が必要です。
ローカル線の駅とあって、特別な観光の目玉があるというわけではありません。ここで味わうべき点は、「何もない」「のどかである」ということ。あるいは、そんな景色をといったところでしょうか。
あわただしい実社会に疲れている方にとって、ここでのんびりと過ごす時間は、心の癒やしとなります。
さて、駅のすぐ近くには「何もない」ですが、遠くの景観にはポイントがあります。瀬越駅から増毛方面を眺めると、海沿いに丘が続いているのですが、なんとその上には風車が建っています!
実はこの瀬越駅、写真集などに載ることもある駅なんです。海沿いという立地、丘の上に風車がある景色から、それも頷けるというもの。ただ単に簡素な駅であるだけでなく、ちょっとした景観スポットでもあります。
遠くの風車を眺めながら、ボ〜っと駅のホームに立ってみるのも、旅の楽しみ方としてありではないでしょうか?
瀬越駅ホームの向かい側に見える日本海。ここに来たら、その光景を楽しまないという選択はありません。海の手前に駐車場があるので、ここに車を停めると便利。人がたくさん訪れるのような場所ではないので、駐車スペースに困ることはありません。
青い海の景色を堪能しながら、マッタリとしてみましょう。
海沿いにある素朴な駅の「瀬越駅」。万人向けとは言えない場所ですが、たまには日々の喧騒から離れて過ごしたいという方に最適です。
そういった方は、ぜひローカル線の駅で穏やかな時間を味わってみてください。
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(2024/4/19更新)
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