日本百名山にも選ばれており、“オホーツク富士”と呼ばれる秀峰「斜里岳」。その斜里岳の麓、斜里町「来運(らいうん)」地区にひっそりと「いずみの森 来運公園」があります。
園内は、砂利ではありますが、車10台ほど停まれる駐車スペースがあり、トイレも完備。
「来運神社」と掲げられた鳥居の向こうには、森が広がり、小川が流れ、名水として町内外多くの人たちが利用している「来運の水」、そして上方には、パワースポット「来運神社」があります。
春には桜が咲き、夏は青々とした緑に囲まれ、秋は緑の中に赤や黄色、オレンジと色とりどりの紅葉、冬は雪に覆われた趣ある風景と、一年中どこをとっても、道東らしい自然美しい風景が楽しめます。
来運神社の鳥居をくぐると、目の前には、まるでジブリ映画「もののけ姫」のような世界が広がっています。そこは、立っているだけで、五感全体で自然のパワーを感じることができるオススメのヒーリングスポット。
来運公園は、一年を通して利用できますが、中でもオススメの季節は「夏」。青々とした木々に囲まれた、ありのままの自然の世界は、暑い日でも涼しく、凛とした清々しい空気が流れています。「おいしい空気」とはまさにこのこと!しばらくは、そこでゆっくりと立ち止まり、思いっきり深呼吸をしてみましょう。風に揺れる木々の音、鳥の声、水の流れる音・・・自然の音しか聞こえない、ヒーリングの世界に心から癒されます。
マイナスイオンをたっぷり吸収したあとは、森林浴を楽しみましょう!小さな橋を渡り、歴史を感じる古い鳥居をくぐり、さらに小さな橋「運水橋」を渡ります。その先、200mほど坂を登った所に「来運神社」があります。
距離はそれ程ありませんが、かなり急な坂道になっているので、行く際は、しっかりと歩ける靴で行かれることをおススメします。特に下りは、滑りやすいのでご注意を!
一汗かいた先にあるのが、パワースポット来運神社です。「運を呼ぶ」と言われている縁起の良い神社。お賽銭を入れて、きちんと参拝しましょう。
来運神社から車で20分ほど離れたところにある『道の駅しゃり』では、「来運絵馬」や御守(家内安全、交通安全)などを購入することができます。神社には絵馬をかける場所もあるので、道の駅で絵馬を購入してから参拝に行くのもオススメ。また、古くなった御守は、道の駅に送るとちゃんと奉納もしてくれます。来運神社と一緒にぜひ訪れておきたいところ。
来運公園は、知る人ぞ知る「名水の里」。
秀峰「斜里岳」の麓に位置する来運地区。ここに湧き出る水は、標高1,547mの斜里岳に積もった雪や雨水が数十年かけて湧水となり流れてきたもの。毎分5トン、水温は一年を通して摂氏6度前後で、夏は冷たく、北海道の冬の氷点下の中でも凍ることはありません。
明治32年に来運地区が開墾されて以来、森の澄んだ湧水は地域の人たちにとって欠かすことのできない恵みの水として親しまれてきました。100年以上経った現在も、連日、地元の人たちが何リットルも入る大きな容器をいくつも車に積んでやってきます。
この水を飲むと「運が来て良いことや願いごとがかなう」と言われている聖水。全身にマイナスイオンを浴びながら、来運の水をいただき、体の中からも外からも「幸運」をゲットしましょう!
来運神社から、車で10分ほどの場所にある「そば処 らいうん」。
本業は農家の店主が打つ蕎麦は、食感・味ともに素材を熟知しているからこそ。そば粉は地元・斜里産100%で、使用する水はもちろん「来運の水」です。
農道を入っていき、広大な畑の中に現れるプレハブ小屋の当店は、たどり着くまでに難を要しますが、こだわりの蕎麦を求めて、連日各地からお客さんがやってきます。
正面には秀峰「斜里岳」が望める絶景スポットでもあり、探してでも行く価値のあるオススメ店。地産地消で「運も良くなる」美味しいお蕎麦は、来運神社と併せて訪れたいグルメスポットです。
◎そば処 らいうん
斜里町来運7
営業時間:11:30〜14:00(売り切れ次第終了)
定休日:夏期 月・水・金/冬期 月・金
北海道の観光地として人気の高い「知床」。そこからほんの少しだけ足をのばしたところある斜里町「来運」地区は、ご利益がありそうなスポットがたくさんあります。
道東在住の人でも知る人ぞ知る来運公園は、観光スポットとしては、かなり穴場な場所。その分、そこには静かな時間が流れ、道東ならではの自然の風景、おいしい水やグルメが存分に楽しめます。
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