平坦な土地のバンコクにおいて、ワット・サケットは小高い丘の上にある、ひときわ目を引く寺院です。
その外観から、「黄金の丘」という意味のプーカオトーンとも呼ばれています。
これだけでも見ごたえあるのですが、1年に一度、11月になると、大きな赤い布で仏塔を覆うお祭りがあり、こちらもかなり盛り上がります。
赤い布には、誰でも願いを込めて名前を書くことができ、ご利益を求めて多くの人が訪れます。
巨大な赤い布で覆われた黄金の塔も、とても美しいですよ。
黄金の丘・仏舎利塔へは、外周をめぐらせた階段を上って行くことができます。
緩やかな階段は300段あります。のんびりと上って行きましょう。
道の両脇には、大小さまざまな鐘があります。大きなものだと銅鑼まで!
静かな参道に響く鐘の音は、天にまで届くと言われているそうです。
地元民にまざって、鳴らしながら歩いたら、少し足取りも軽くなるかも?
日差しの強い階段を上がると、そこはバンコク市内の景観を360°楽しむことができます。
眼下にはワット・サケットの本堂や地元民の住居、遠くにはビル群やエメラルド寺院として知られるワットプラケオ、天気が良ければ遠くに暁の塔と呼ばれるワットアルンも見えますよ。
さわやかな青空の下でもステキですが、夕暮れ時もロマンチックでステキですよ。
敬虔な仏教徒だけでなく、カップルにも人気のある場所です。
景観ばかりではなく、仏塔の内部にも見どころはたくさんあります。
中央に仏舎利があり、周囲をぐるりと豪華な仏像が囲みます。
ある一面は豪華な仏像群、ある一面は干支にちなんだ仏像群、ある一面は曜日にちなんだ仏像群。
仏像自体、仏像の衣服や装飾、控えている動物などの違いも面白いです。
入場料はたったの10バーツ(約30円)。お布施は自由です。
フアランポーン駅からタクシーやトゥクトゥクで5分ほどの場所にあります。
行く際は「ワッ(ト)サケッ(ト)」という風に「ト」を小さく発音すると通じやすいですよ。それでもダメなときは「プーカオトーン(黄金の塔)」と伝えてみましょう。
有名な寺院ですが、観光客は多くありません。
今回ご紹介できなかった本堂も、敷地内の様々な像や施設も、見どころたくさんの寺院です。
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(2025/2/10更新)
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