写真:橘 凛
地図を見るマルタは、マルタ本島・ゴゾ島・コミノ島の3つの島によって成り立つEU最南端の小さな国。一番大きなマルタ島でも、車で45分ほどで縦断できるほどです。安全で観光資源に富んでおり、公用語の英語のほか、マルタ語・イタリア語が話されています。自然の美しさだけでなく、首都バレッタの市街などは世界文化遺産として登録されています。
アラブ圏とヨーロッパ文化が混じり合った独特の雰囲気とアドベンチャーな大自然が人気を呼び、今までにも『ポパイ』『モンテ・クリスト伯』『トロイ』など、数々の映画のロケ地として登場しているマルタですが、その中でも一番人気がコミノ島にある『ブルーラグーン』!シュノーケリングやダイビングの聖地といわれているところなのです。
写真:橘 凛
地図を見る『ブルーラグーン』があるのは、一番小さなコミノ島で、マルタ本島から船で移動することになります。まずは滞在先のホテルから、バスもしくは船で、本島北部のフェリーポートCirkewwaまで移動します。Cirkewwaからは『ブルーラグーン』行きの小さなボートに乗り換えます(写真参照)。ボートはいくつかの会社が運航していて、呼び込みをしています。往路・復路ともに数十分おきに出ているので心配はいりません。同じところからゴゾ島行きのフェリーも出ていますので、乗り間違えないように要注意です。
ボートに乗ってしばらく揺られると、コミノ島の隠された入り江『ブルーラグーン』に到着します!そう簡単に行けないのが手つかずの海や秘境といったところ。目の前に広がる輝くエメラルドグリーンの海の美しさには、言葉を失うことになるでしょう。
写真:橘 凛
地図を見る『ブルーラグーン』周辺は、トイレと簡易シャワー、ランチを販売する売店がいくつかあるのみで、他は天然のまま残されています。実際、この島に定住しているのは、一軒だけあるホテルの経営者家族のみだそうです。
『ブルーラグーン』は、あまりに透明度が高いために遠浅のビーチに見えますが、意外にすぐに深くなっている湾なので、十分に気をつけて海水浴を楽しんでください。岩に囲まれた入り江になっているので、白浜の小さなビーチには所狭しとパラソルが置かれています。シュノーケルをレンタルして海に潜れば、小魚がひらひらと舞うように泳いでいるのが見えます。ここはマリンアクティビティを一日満喫しましょう!パラソル以外の日よけはありませんので、帽子や日焼け止めは忘れずに。
写真:橘 凛
地図を見るマルタは年中を通して暖かい気候で、5月〜10月までは夏期で海水浴が可能だといわれています。ボート会社は年中営業しているところもありますが、冬場は海が荒れるので休業する場合も多くなります。つまり『ブルーラグーン』をめいっぱい楽しめるのは、夏のあいだのとっておきの時間ということ。冬期に行った場合は、誰もいない『ブルーラグーン』を眺めることができるかも知れません。
ボートでの帰り道は、岩でできた『ブルーラグーン』周辺を周遊してくれます。岩々が洞窟のように遮っているのに、まるで水面下から発光しているかのような真っ青な輝きには驚くはず!
マルタ、そして『ブルーラグーン』の魅力は伝わってきましたか?
日本ではまだまだ知られていませんが、ヨーロッパの大都市からは2時間程度のフライトで行ける便利な立地であり、ぜひ欧州旅行の際に組み合わせて欲しい魅力的な観光地です。
最高のバカンスを求めて、輝く南地中海のマルタに行ってみませんか?
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(2024/11/5更新)
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