写真:東郷 カオル
地図を見る波佐見焼は、透けるような白磁の美しさと呉須(藍色の染付)が特徴。波佐見焼には400年の歴史がありますが、長い間、近くの有田焼の下請け産地であったため名前が知られることはありませんでした。400年の歴史、というと思い当たるのが秀吉の朝鮮出兵。波佐見焼も九州の他の焼物と同じように、朝鮮陶工によってもたらされたものです。
あまり名の知られていない波佐見焼ですが、有田・伊万里などの「ブランド名」よりも「質」を重視される方には、リーズナブルに良質のものを見つけることができるおすすめの産地です。
波佐見町にある「やきもの公園」では、小高い山に世界各国の窯が12種類展示されており、世界の窯の歴史と技術を一度に見ることができる貴重な資料です。
写真:東郷 カオル
地図を見るmignonは、東京や大阪にもショールームを持つ白山陶器の本社ショールームから歩いて10分ほどの場所にあります。是非、白山陶器に立ち寄られる方はmignonにも足を延ばしてみてください。とても感じの良いお店ですので、ウツワ探し初心者さんでも気軽に見ることができます。こちらではオリジナル商品だけでなく、人気の若手作家の最新作も多数取り揃えていて、見ているだけでも楽しい空間。
店内は広く、品ぞろえも豊富。カラフルな普段使いのウツワを探すのにはもってこいのお店です。写真は「あおば」シリーズ。シンプルですが洗練されたデザインは飽きがきません。白磁に呉須が美しい、波佐見焼らしい器です。
写真:東郷 カオル
地図を見る波佐見のオシャレスポット「西の原」のすぐ近くにある松原工房は、女性が運営する器のお店。関西生まれの女性二人が作るポップな器は、日常の生活を楽しくしてくれます。器の形はシンプルに見えますが、どこかに女性ならではのこだわりや使い心地の良さが追及されていて、買って帰って自宅でカップに口を当てて、はじめてそのこだわりに気づくことも。再訪されるお客さんが多いお店ということに納得です。
写真:東郷 カオル
地図を見る先ほどご紹介した松原工房のすぐ近くの「西の原」にもおすすめのお店があります。「西の原」の中の小さな坂を上っていった奥にある南創庫という器のお店。こちらでは白磁に染付のシンプルな器や、楽しい形の豆皿など、普段の食卓をおしゃれに楽しく飾ってくれる器が揃っています。お値段もお手頃。
店内は広々としていて、店員さんもほどよく放置してくれますので、じっくりとお気に入りの器を探すことができます。
波佐見では4月からゴールデンウィークにかけて、中尾山桜陶祭や波佐見陶器まつりなど、陶磁器ファンにはたまらないイベントが目白押し。
波佐見は今後オシャレ女子を中心にますます賑わいを見せることでしょう。2015年に入ってから新しいホテルも2軒開業し、観光客の受け入れ態勢もどんどん進んできている注目スポットです。
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(2024/9/16更新)
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