写真:東郷 カオル
地図を見る西の原は長年使われていなかった波佐見焼の製陶所の跡地と建物を活用した新しいエリア。今、器(うつわ)好きの女子が熱い視線を送っている注目のスポットです。西の原はそこだけでちょっとした村のよう。古い建物や飾らないお庭、隣のお宅(お店)への小さな坂道などが、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。
現在西の原に入っているお店は6店舗。その中でも特に人気の、カフェ「モンネ・ルギ・ムック」と波佐見焼の器が楽しめる「南創庫」を中心にご案内しましょう。
写真:東郷 カオル
地図を見る西の原の人気カフェ「モンネ・ルギ・ムック」。築90年近くの建物を利用したカフェが9年前にオープン。今では西の原には6つもの個性的なお店が集まるほど賑わっています。
カフェのオーナーも陽気な方ですがスタッフも気さくで、波佐見や西の原について色々と教えてくれます。スタッフの中にはご縁があって遠方から波佐見に移り住んだ方も。ご近所さんもひっきりなしに遊びに来る、まさに「みんなが集まる場所」。
そんな魅力的なエリアですから、ランチタイムは大混雑。事前の情報で混雑するとは聞いていても、「しょせん田舎の大人気・大混雑でしょ」と舐めてかかったら大間違い。平日のランチタイムでも満席で待つ人が出るほどです。
写真:東郷 カオル
地図を見る写真は「モンネ・ルギ・ムック」の日替わりランチの一例。カリッと焼かれた鶏は、中はふっくら。やはり白磁の波佐見焼のうつわに盛り付けられています。人参、大根、さつまいもチップス、蓮根と、色とりどりのお野菜とマッシュポテトに特製ソースをかけていただきます。
これにスープが付いて1000円。200円追加でドリンク、更に200円追加でランチデザートがいただけます。
写真:東郷 カオル
地図を見る「モンネ・ルギ・ムック」でランチをいただいたあとは、2階に吊るしてあるハンモックでお昼寝。2階にはスタッフはおらず、ただハンモックが吊るされているだけですので気兼ねなく寛げます。どうやら向こうの1つには先客がいる模様(笑)
いくつものハンモックが日常の慌ただしさに疲れた女子を優しく揺らしてくれます^^
写真:東郷 カオル
地図を見るこちらは西の原の一番奥にある「南創庫」。隣には自社工房があり、作業が行なわれています。波佐見焼らしい、白磁に呉須の染付の小皿から、ちょっと遊び心の見える日常使いのうつわまで、幅広く取り揃えられています。波佐見を訪れる方の多くは、うつわを求めて来られる方。こちらのお店は中は広々としていて、スタッフの方も程よい距離間を保ってくれますので、気軽に入りやすいお店です。
うつわのお店を見学する時には、誤って割ってしまってはいけませんので、大きな荷物は床に置くなりして注意をしましょう。床に置くとだいたいどのお店でもスタッフの方が「こちらに置いてください」と、テーブルや椅子など荷物が置ける場所を教えてくれます。
小さなお子さん連れの方は、お子さんから目を離さないように気をつけましょう。
今、女子に大注目の波佐見。「10年前と比べると信じられないほど若い人がやってくるようになった」と地元のおばあちゃん。週末になるとうつわを求めて個人客から業者の買い付けらしき人まで、大賑わいです。
2015年2月には町内に待望のリゾート型ビジネスホテル「ホテルブリスヴィラ波佐見」もオープン。ますます活気づく波佐見町から目が離せません。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/9/16更新)
- 広告 -