写真:bow
地図を見る奈良県と三重県の県境を流れる滝川の上流に約4kmにわたる渓谷美を楽しめるのが『赤目四十八滝』です。「日本の滝百選」更には「森林浴の森百選」にも選ばれているこの渓谷は、原生林に包まれた渓流沿いに遊歩道が整備されています。
秋の紅葉の美しさが名高く、マイナスイオンをたっぷりと浴びながら赤目五瀑と呼ばれる有名な滝や、渓谷美を鑑賞しながら歩くことができる『赤目四十八滝』。その名物とも言えるとんでもない名前のスイーツがあるのです!
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地図を見る「赤目四十八滝」の名物、それは滝の入口にある小さな土産物店「たまきや」で売られている『へこきまんじゅう』です。まずその名に思わず笑ってしまいそうになりますが、本当に商品名が『へこきまんじゅう』なのです。『へこき』で登録商標もされています。
なぜそんな名が付いたかというと、生地自体がさつまいもで作られているため。さつまいも食う→屁が出る=へこきまんじゅう。そのまんまやんけー!と言いたくなりますが、そのまんまなのです。
店頭には「名前で笑って、食べて満足」と書かれています。ププッと一笑してもらいつつ、訪れた観光客にほっこりしてもらいたい、そんな思いで生まれたのが『へこきまんじゅう』なのです。今も店頭では名物おばあが一生懸命に『へこきまんじゅう』を焼いてくれています。
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地図を見る『へこきまんじゅう』はさつまいもの皮を剥き、切り、蒸し、練り、鉄板で焼き上げるというシンプルなまんじゅう。その形はオリジナルキャラクターの「忍者福笑門」の形で焼かれています。忍者の里でもある伊賀、笑う門には福来る、というところから付いたネーミング。まさに名前で笑って、食べて満足の『へこきまんじゅう』です。
『へこきまんじゅう』の大きさはたい焼き位でしょうか、思ったよりも食べ応えあり!そしてまんじゅうの中からはさつまいもの繊維がそこかしこに見え隠れ。こりゃあ確かに屁が出そうだ!(笑)
お味は素朴で、さつまいもの自然な甘味が口いっぱいに広がり「うまっ!」と唸りたくなる美味しさ。作り手の優しさが乗り移っているかのようです。
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地図を見る『へこきまんじゅう』は2015年3月現在、なんと7種類ものラインナップがあります。ベースになっているのは中に何も挟んでいない、さつまいもの生地だけの『へこきまんじゅう』。それでも十分に美味しいのですが、中に色々な”具”を挟んだ商品が続々登場されています。
『金のへこき』 つぶあん入り
『金鶴へこき』 こしあん入り
『銀のへこき』 白あん入り
『へこきっ茶』 抹茶あん入り
『へこき姫』 りんご丸ごと一切れ入り
『へこきち』 クリームチーズとクランベリー入り
と、ネーミングセンスに脱帽するばかりの品々。しかし、感心するのは名前だけでなくお味の方も。もはやまんじゅうの域を超えた『へこきスイーツ』と呼んでしまいたい逸品ばかり。一通り食べたくなる魅力が満載です。
『へこきまんじゅう』を食べるには手っ取り早いのは赤目四十八滝の本店です。しかし、遠くて行けないという方にはお取り寄せか、もしくは全国の催事でお目にかかるか。実は『へこきまんじゅう』は精力的に全国の催事に出向いています。ひょっとしたら貴方の町にも『へこきまんじゅう』が来るかも知れません!催事の予定はホームページで公開されていますので、ホームページから「へこきまんじゅう参上スケジュール」を覗いてみて下さい。
また、お取り寄せ専用で『PREMIUM HEKOKI(プレミアムへこき)』も販売中。新たな『へこきまんじゅう』の食べ方を提案するなど、さらなる可能性を模索しています。
とにかく名前のインパクトでは全国区!そんな『へこきまんじゅう』ですが、実際に食べてみて本当に”出る”かどうかですが・・・。
すいません、食べる前から出てました・・・。
どうぞご自身でお確かめを!
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(2023/12/1更新)
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