インドの世界遺産「エローラ石窟群」。その岩の大伽藍に圧倒される

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インドの世界遺産「エローラ石窟群」。その岩の大伽藍に圧倒される

インドの世界遺産「エローラ石窟群」。その岩の大伽藍に圧倒される

更新日:2015/03/10 14:26

Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

インドの玄関口のひとつ、商業都市「ムンバイ」には多数の航空路線が運航しておりますが、旅人よりもビジネス客のほうが多い印象です。しかし、ここから北東350kmに位置する「アウランガーバード」まで行きますと雰囲気が変わってきます。この町はインドの誇る世界遺産、「エローラ」と「アジャンター」の二大石窟郡への基点なのです。今回は巨大な岩の大伽藍が魅力の「エローラ石窟群」をご紹介いたします。

石による重厚な造りと微細な彫刻が自慢

石による重厚な造りと微細な彫刻が自慢

写真:Yuma A.

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百聞は一見にしかず。この圧倒的なサイズ感。岩のもつ質量に圧倒されます。エローラ石窟郡は南北2kmに渡り仏教寺院(7〜8世紀)、ヒンドゥー教寺院(7〜9世紀)及びジャイナ教寺院(8〜10世紀)が連なる世界文化遺産です。

寺院というと日本では木造建築が一般的なので列柱の並ぶ岩の神殿のような造りは我々にとっては新鮮ですよね。もちろんその重厚さだけでなく、多数の宗教が競い合うように施した芸術的な彫刻もこの寺院群の見所です。

絶対に見ておきたい、傑作「カイラーサーナータ寺院」

絶対に見ておきたい、傑作「カイラーサーナータ寺院」

写真:Yuma A.

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多くの石窟の中でもひときわ目を引くのが第16窟「カイラーサーナータ寺院」です。その巨大さもさることながら、精緻なヒンドゥー教の彫刻で内外がびっしりと埋め尽くされており、美しさも際立っています。ツアーなどで見学時間が限られている方はこの寺院をじっくり見るなら、寺院群のほぼ中心にありますので、先に向かったほうが良いでしょう。

建造物群ではなく「石窟群」です

建造物群ではなく「石窟群」です

写真:Yuma A.

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するどい方は「石窟」というキーワードに引っかかったはず。前の写真のカイラーサーナータ寺院を上から見てみてみると・・・。

そう、地面から石を積み上げて建設していったのではなく、丘を上から掘り進んで造っていったのです。まさに逆転の発想!驚かされます。

この「積む」のではなく「掘る」というスタイルが、アテネのパルテノン神殿のような重厚な質量をもった寺院が崩れることなく、そのままの姿を保つのに役立っているのです。

エローラの途中で立ち寄りたい。丘の上のダウラターバードの要塞

エローラの途中で立ち寄りたい。丘の上のダウラターバードの要塞

写真:Yuma A.

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アウランガーバードの町からバスや車で向かう途中に、丘の上大きな要塞が見えてきたら、それがダウラターバードの要塞です。アウランガーバードからの現地発着ツアーではエローラとアジャンターがセットになったツアーが多いですが、この要塞は含んでいないことが多いので注意です。

中世インドの要塞の中でも最強の呼び声が高い巨大な石組みの砦、深い堀、そして要塞の丘の上からの眺めの素晴らしい遺跡です。時間に余裕がある方はぜひ立ち寄って欲しいスポットです。

基部から上まで往復すると1.5〜2時間ほどかかりますので時間と水分の補給にご留意ください。写真のように結構な高さの丘を登りますが、その分眺めは抜群ですよ〜。

アクセスと注意点

ムンバイからアウランガーバードまでは頻繁にバスが出発しているだけでなく飛行機もありますので、日程に合わせて選べます。

アウランガーバードの町には現地発着ツアーが多数催行されており、これを利用するのがエローラ石窟群及び別記事で紹介しております「アジャンター石窟群」といった近隣世界遺産を観光するのに便利です。

じっくり観光したい人はローカルバス(40〜60分程度でエローラに到着します)を利用することになります。ダウラターバードの要塞にも途中下車ならびに乗車可能なこのローカルバスは頻繁に出発していますが、バスターミナルが大変混雑しており、一見してどのバスがエローラに向かうのか分からないほどです。人に尋ねるなどするのが無難といえます。

ではお気をつけていってらっしゃいませ〜。

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/04/23 訪問

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