写真:月宮 うさ
地図を見る雪解けと共にお日様の光を浴びて花を咲かせ、花の見頃は一瞬で終わり、夏には葉が枯れ、また春が来るまで地中で過ごす儚き植物達"スプリング・エフェメラル"。その生態から春の妖精と呼ばれています。
その代表的な植物が「カタクリ」。本物の妖精のように可愛らしく美しいその姿で、多くの人々を魅了する花です。
野山に咲くこの花を手軽に観察することができるのが北海道札幌市の「豊平公園」。毎年4月下旬〜5月上旬に見頃を迎えます。
見頃期間がとても短いので、満開に出会うには記事一番下のMEMOから豊平公園のHPをチェックするのがオススメ!春に札幌観光予定の方は立ち寄ってみませんか?
カタクリは夕方や空が暗い日には花が閉じていますので、昼間を狙って公園に行きましょう!
写真:月宮 うさ
地図を見るカタクリが咲くのは「豊平公園」内"野草園"。園内はとても広いので、記事一番下のMEMOから豊平公園のHP内・施設案内のマップを利用しましょう。
野草園は、最寄駅の札幌市営地下鉄東豊線"豊平公園駅"1番出口から出て園内に入り真っ直ぐ進むと左手側に見えてきます。他の季節にここを訪れる時も、花の鑑賞が目的でしたら一番わかりやすいのが1番出口。駅構内の看板には3番出口と書かれていますが、信号を渡ったり大きな警察署があったりして一瞬公園はどこ?と思う人も多いかと。だまされたと思って1番出口お試しください!(テニスコート・プール等の利用をお考えの皆様は3番出口が最寄です)
無料駐車場も完備していますので、お車の方も気軽に遊びに来られる公園です。
園内は多くの愛犬家のお散歩コースにもなっており、ワンコと一緒に旅行の皆様にもオススメ!ただし、カタクリが咲く野草園はペット立ち入り禁止ですのでご注意くださいね!
※写真は"野草園"前。奥に見えるピンク色の部分がカタクリのお花畑です。
写真:月宮 うさ
地図を見るたくさんのカタクリが咲く風景は、まるで春の妖精達が楽しく踊っているかのよう。そして、上から見下ろす光景はピンクの絨毯!本当に可憐で美しいお花です。
草丈10cm程の小さなお花ですので、撮影をしたい方はしゃがむ姿勢必須。カメラ女子の皆さんも多少汚れても良いパンツスタイルがオススメです!
写真:月宮 うさ
地図を見るカタクリのお花畑の中には、美しいブルーのお花が一緒に咲いています。この花は"エゾエンゴサク"。北海道全域と東北の一部の森に咲くスプリング・エフェメラル=春の妖精の一種です。
道内の野山では「豊平公園」のようにカタクリと一緒に咲く風景を見ることができる場所もたくさん♪(有名なのは浦臼町の"浦臼神社"・旭川の"男山自然公園"・ニセコ町の"桜ヶ丘公園"など)
ピンクとブルーに大地が染まる風景は北海道ならではです。
写真:月宮 うさ
地図を見るカタクリとエゾエンゴサクの他にも春の「豊平公園」には多くの花々が。
春の妖精の仲間であるアズマイチゲやニリンソウ・福寿草の可憐な姿、園内を春色に染めるサクラソウ・スイセンなどの春を代表する花。
もしも、カタクリの見頃に間に合わなくても北海道の春は次々とお花が咲きますので、いつ訪れても春〜初夏は美しい色が目の前に!白樺並木の芽吹きも綺麗です。
写真はエゾムラサキツツジ。桜より早く花を咲かせるツツジでカタクリと同じ頃に満開を迎えます。
「豊平公園」には1年中お花を楽しめる温室があります。カタクリ咲く早春も温室は色とりどり!鮮やかな色が待っています。お花が好きな方は是非こちらにも立ち寄ってみてくださいね。(温室内ペット禁止です)
また、5月中旬頃にはムスカリ咲く紫色の小路が登場!こちらも美しいですので、GW連休後もオススメの公園です。
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(2024/12/14更新)
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