写真:スズキ イチロウ
地図を見るまずはライトアップされた雪吊りの松を見ていただきましょう。
暗闇に浮かび上がる松の枝を、無数の雪吊りの縄が空高く引っ張り上げる姿はとても幻想的。思わずため息が漏れてしまいます。外は雪が積もっており、気温も低くてとても寒いのですが、その寒さを忘れるほどに魅入ってしまいます。
写真:スズキ イチロウ
地図を見るライトアップされた兼六園の見どころはたくさんありますが、いくつかの見どころをご紹介します。
まずは兼六園の中心にある霞ヶ池に映る松。高くそびえる松が湖岸を境に湖面に映る姿は逆さ富士のようです。
写真:スズキ イチロウ
地図を見る霞ヶ池に配置された徽軫(ことじ)灯籠と虹橋(この写真では左端に切れてしまっていますが…)も、兼六園を代表する景観のひとつで、ライトアップされた姿も人気があります。
もともとこの灯籠は水面を移すための雪見灯籠が変化したものと言われ、二股に分かれた足が琴柱のようだということで、この名前が付きました。明かりの点った灯籠の姿も美しく、湖面に映しだされています。
写真:スズキ イチロウ
地図を見る雪吊りは毎年11月頃から行われます。熟練の職人たちの手によって、松の木の種類に合わせてりんご吊り、幹吊りといった異なる技法で吊られる姿も見応えがあり、冬の到来を思わせます。
ライトアップ期間は2月の上〜中旬まで(2013年)。この期間は「金沢城・兼六園ライトアップ〜冬の段〜」というイベントが行われ、ライトアップの他にもミニコンサートやおもてなしカフェなどを楽しむことができます。
兼六園は通常入園料(個人の場合、大人300円、小人100円)がかかりますが、ライトアップ期間の夜間(17:00〜21:00)だけは、入園料が無料なのもうれしいですね。
そして3月になると徐々に雪吊りが外され、最後に最も枝ぶりの見事な「唐崎松」の雪吊りが外されます。その頃には金沢にも春が訪れ、新たな春の兼六園の美しさを堪能することができます。
冬の厳しい季節のみの風物詩ですが、ぜひ温かくして、雪吊りを見に行ってくださいね♪
※イベント開催期間、イベント内容は毎年異なります。詳細は兼六園のホームページをご覧ください。
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(2024/10/16更新)
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