写真:月宮 うさ
地図を見るJR札幌駅北口から徒歩10分の場所に広がる、自然豊かな美しいキャンパス「北海道大学」。ここでは雪解け直後から様々な草花に出会えます。
写真は緑の大地に見えますが、よ〜く見ると小さなお花が辺り一面に!この花は、4月中旬から咲き始め、4月下旬に見頃を迎える春を告げる"キバナノアマナ"。名前の通り黄色いを咲かせる草丈10〜15cm程の小さな植物で、キャンパス中を彩ります。
スプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれる種で、雪解けと共に芽を出し一気に花を咲かせ、夏までに葉を付け光合成を行い、その後は枯れ地中でまた春を待つ野の花。儚き春の妖精の群落が見せてくれるのは幻想的世界です。
写真:月宮 うさ
地図を見る札幌の観光地としても名高い"北海道大学 ポプラ並木"の隣にある「花木園(かぼくえん)」。
ここは春〜秋までいつ訪れても自然の中で美しい植物達を観察することができる場所。早春はクロッカスの小さな花々が辺り一面に咲き人々を出迎えてくれます。満開は4月中旬〜下旬。
また、5月下旬には神秘的な黒い百合"クロユリ"の群落を見ることができます。
写真:月宮 うさ
地図を見る「北海道大学」キャンパスの木々にも注目!
まず最初に、桜よりほんの少し早くキタコブシが空を真っ白に染め上げます。見頃は4月下旬〜5月上旬。その後を追うように次はモクレンの花々が桜と共演。本格的な春の訪れです。
キャンパス内をお散歩するときは足元の小さな花々だけではなく、時々空も見上げてみてくださいね!感動が待っています。
写真:月宮 うさ
地図を見る早春のほんのひとときだけ見ることができる春紅葉の「北海道大学」キャンパスも美しいです。春紅葉とは、光合成が本格化する前だけに見ることができる植物本来の葉の色。若草色や赤茶・黄色など早春限定の色を楽しむことができます。
写真は「大野池」の風景。季節がもう少し進むとこの辺りにも桜が咲き、辺りはピンク色に変わってゆきます。池を囲むようにベンチがありゆっくり寛ぐことが可能ですので、お散歩の休憩ポイントにもオススメです。近くには水芭蕉も咲いています。
写真:月宮 うさ
地図を見る「北海道大学」にはキタキツネ達も暮らしています。
早春には木々の葉がまだないため森の中の視界も良好。キタキツネに出会える可能性がとても高い季節です。木陰などをそっと覗きながらお散歩してみませんか?
雪解け直後にはまだ冬毛のもふもふとした個体にも会えるかも!かわいいですよ♪
1つ注意事項があります。
相手は野生動物。人慣れしている個体も居ますがエサをあげたり触ったりは絶対禁止です。キタキツネから感染する可能性がある怖い寄生虫感染症「エキノコックス症」防止の為にも写真を撮るくらいにしておきましょう。
「北海道大学」は多くの観光客も訪れる魅力的なスポット。キャンパス内は24時間出入り自由(建物内を除く)ですので、行きたい時に気軽に訪れることができるのも嬉しいポイント。早朝だって大丈夫!たくさんの札幌市民も朝からお散歩を楽しんでいます。
※北海道大学キャンパスまでは、JR札幌駅北口から徒歩約10分。詳しくは記事一番下のMEMOから、北海道大学 札幌キャンパス地図(PDF)ご参照ください。
また使用している写真の撮影場所は、画像をクリックした時に表示されるGoogleマップをご参照願います。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
月宮 うさ
花と自然と四季の風景が好きな道産子。趣味は旅行と散歩と食べること。旅のスタイルは歩く!をモットーにあちらこちらに出没中。皆さまの旅行の計画に少しでもお役に立てることを願いつつ、旅の途中で見つけた感動を…
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