映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台にも!瀬戸内海・男木島灯台を訪ねる

| 香川県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台にも!瀬戸内海・男木島灯台を訪ねる

映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台にも!瀬戸内海・男木島灯台を訪ねる

更新日:2013/03/11 12:56

凜風 杏花のプロフィール写真 凜風 杏花 ライター

瀬戸内海には、映画やドラマの舞台となった島が数々あります。灯台守とその家族を描いた木下恵介監督の名作「喜びも悲しみも幾歳月(1957年公開)」のロケ地となった香川県の男木島(おぎしま)もそのひとつ。今回は島のシンボルとも言える「男木島灯台」を、一般公開された際の内部の様子も交えてご紹介します。

女木島・男木島行フェリー「めおん」

女木島・男木島行フェリー「めおん」

写真:凜風 杏花

地図を見る

男木島の正式な読みは「おぎしま」ですが、口語では「おぎじま」と発音されることがほとんどで、会話の中でも「きのう、おぎじま行ったんなぁ」といった具合。

写真は、島民や観光客の足となる赤と白の船「めおん」。女木島の女(め)と男木島の男(おん)から名づけられた名前は、同じくこれらの島を舞台にした09年公開の映画「めおん」のタイトルにもなっています。

高松港から波に揺られ20分、船はまず女木島に寄り、その後さらに20分かけて男木島に到着。

島内のお店は限られているので、フェリーを降りたら、近くのお店や自販機で食べ物、飲み物を少し確保しておいた方が良いかもしれません。

※フェリーの時刻と料金は、MEMOの雌雄島海運時刻表、料金表でお確かめください。

日本の灯台50選にも選ばれた男木島灯台

日本の灯台50選にも選ばれた男木島灯台

写真:凜風 杏花

地図を見る

男木島のフェリー乗り場から灯台までは、島を半周するように北に歩いて30分ほどの距離。到着してまず、灯台外部の様子が、50年以上も前の映画の中に映し出されるそれとほとんど変わらないことに驚きます。

内部見学のためのすごい行列は、順番が来るまで1時間待ち!こんなにもたくさんの方が訪れるとは予想外。灯台マニアの方も多く、海上保安部の方に専門的な質問をしていました。

では、ここで男木島灯台の素晴らしさを三つ☆

まず、明治28年に設置点灯された男木島灯台は、地元の庵治石を使用した総御影石造りで、塗装を施してない地肌のまま。このような無塗装の灯台は、日本では男木島灯台と山口県の角島(つのしま)灯台の2か所だけ。

次に、1998年(平成10年)の灯台記念日の行事として、一般の投票によって決められた「あなたが選ぶ日本の灯台50選」にも選ばれています。

さらに、明治時代に建設された現役の灯台の中でも、特に文化資産的価値が高いものを海上保安庁がAランクに指定し、保存処置を講じている「保存灯台」でもあります。

いざ、灯台内部へ!

いざ、灯台内部へ!

写真:凜風 杏花

地図を見る

普段見ることのできない灯台内部の一般公開の様子です。写真は一階の登り口ですが、何と外部だけでなく内部のらせん階段まで立派な御影石造り!

一人づつしか登れない幅で、上に行くほどもっと狭くなります。最初は「全然大丈夫」と思っていたのですが、2階部分に着く頃には必死にならざるを得ない状況に(-_-;)

階段の幅だけでなく奥行きも狭いため、危険を感じて思わず、手すりに垂らしてあるロープにつかまります。

ここから灯室へ

ここから灯室へ

写真:凜風 杏花

地図を見る

一人が通りぬけるのさえ大変そうな開口部が灯室への入り口。この上に心臓部とも言える回転型の灯器が設置されています。

このように狭い内部だけでなく、不便な昔の暮らしなども考えると、灯台を守る仕事は想像以上に大変なことだったに違いありませんね。

通常は灯台の内部は見れないのですが、外部の見学だけでも充分な価値があります。また、元は灯台職員宿舎だった建物を利用した資料館が併設。全国の灯台の場所を示した地図や灯台の歴史、模型の展示など、興味深い内容なので、開館日に合わせて出かけることをお勧めします。

男木島灯台資料館
入館料:無料
開館日 7〜8月(毎日)
    9〜6月(日・祝日のみ)事前予約あれば開館
開館時間/9:00〜16:30
電話/087-873-0001(高松市男木出張所)

※開館日は変更の場合もあるため、事前にご確認下さい。

ともかくワンダフル!瀬戸内海♪

ともかくワンダフル!瀬戸内海♪

写真:凜風 杏花

地図を見る

いかがですか、この景色!(^^)!
灯台だけでなく海や島々を眺めながら、ゆっくり流れる時間を感じるのも島旅の醍醐味♪

さらに、今年3月20日からは、2010年に大盛況だった瀬戸内国際芸術祭の第2回目が開催されます。今回は春、夏、秋と3会期の開催になり、会場となる島の数も増えてパワーアップ。もちろん、男木島も開催エリアのひとつですので、国際的なアートも合わせてご鑑賞ください。

なお、瀬戸内海の島々については、これからもご紹介していく予定ですのでお楽しみに♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/03/03 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -