写真:bow
地図を見る2013年9月に日本を襲った台風18号により、初の特別警報が発令されるなど近畿地方は特に各地で豪雨による被害が出ました。
滋賀県を走る信楽高原鉄道も杣川橋梁が増水した濁流に流されるなど路線に甚大な被害を受け運休に。莫大な復旧費用から、一時は廃線も検討されたほど。しかし、国の災害復旧事業の補助対象となったことで存続が決定!なんとか復旧への道がつながり、2014年11月に運行が再開されました。
そして新たに設置された杣川橋梁を走っているのは、話題となっているラッピング電車『マイキー・トレイン』です!
写真:bow
地図を見る2015年3月7日〜6月7日まで、甲賀市信楽町の「滋賀県立陶芸の森」で行われる『北欧スウェーデンの動物のやきもの リサ・ラーソン展』。この特別展と信楽高原鉄道がコラボして運行しているラッピング電車が『マイキー・トレイン』です。
スウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソンさんの人気キャラクターでもある『マイキー』が大きく車体に描かれ、更に内装も『マイキー』が随所に!車内は北欧テイストに溢れ、思わずカワイイ!と声が出そうな装飾に溢れています。
写真:bow
地図を見る車内に施された『マイキー』のラッピングですが、とにかく『マイキー』の使い方のセンスが良すぎ!吊り革の革の部分、座席のシートカバー、カーテンのタッセル、網棚の網の部分など、”作った感”がないラッピングが見事!
元々がローカル電車だということを忘れてしまいそうな程、北欧のデザインセンスが遺憾なく発揮されている車内にはぜひ注目してください!
写真:bow
地図を見る『マイキー・トレイン』運行を記念して、信楽高原鉄道の1日乗車券と『リサ・ラーソン展』の鑑賞券が1つになったお得な共通チケット『レール&ミュージアム』が信楽駅で発売されています。
チケットも『マイキー』をモチーフとしたデザインとされていて、利用する際は裏面にスタンプが押されるため、記念品としても取っておくことができます。
発売額は1560円、利用できる期間は2015年6月7日の『リサ・ラーソン展』終了まで。なお、「滋賀県立陶芸の森」では青色バージョンの『マイキー』が描かれたチケットを発売しています!
写真:bow
地図を見る信楽高原鉄道は全線で14.7kmの短いローカル線。車にも追い抜かれそうなスピードでのんびりと走る姿はなんとも癒しに満ちています。日々の喧騒を忘れて流れる車窓に、もっと乗っていたいという気持ちになりますが沿線の旅は30分弱で終わります。
そんな旅を『マイキー・トレイン』は素敵に演出してくれます。ぜひ『マイキー』に会いに信楽へと足を運んでください。
『マイキー・トレイン』ですが、1日に6往復で毎日運行されています。時間は下記の通り。
信楽駅発、貴生川駅行の出発時間は
9:46、10:54、11:54、12:54、13:54、14:54
貴生川駅発、信楽駅行の出発時間は
10:24、11:24、12:24、13:24、14:24、15:24
となっています。
6月7日までの期間中は毎日運行の予定ですが、車両点検により入庫してしまう日がありますのでお問い合わせの上お出かけ下さい!
■信楽高原鉄道
TEL (0748)82-3391
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
bow
京都生まれ、京都育ちの生粋の京都人です。仕事で全国を飛び回り、京都の良さを再認識したため、京都の観光に携わる仕事をしています。全国を旅した経験と、観光業界に生きる人間としての視点、更には京都人ならでは…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索