米・アリゾナ州「化石の森国立公園」で時の流れを感じよう!

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米・アリゾナ州「化石の森国立公園」で時の流れを感じよう!

米・アリゾナ州「化石の森国立公園」で時の流れを感じよう!

更新日:2015/03/16 16:11

南 紘子のプロフィール写真 南 紘子 フリーライター

アメリカ、アリゾナ州に広がる「化石の森国立公園」。この「化石の森」という神秘的な響きに惹かれて、この国立公園には毎年世界中から50万人以上もの観光客が訪れます。2億年前の木の化石、700年前の集落、古き良きルート66時代、そして現代を繋ぐ広大な国定公園を探検してみましょう!

まずはお約束、ビジターセンターへ!

まずはお約束、ビジターセンターへ!

写真:南 紘子

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アリゾナ州の東側に位置する「化石の森国立公園」(Petrified Forest National Park)。毎年多くの観光客が訪れる国立公園ですが、アリゾナの人気の観光地であるセドナやアンテロープキャニオンから少々ルートが外れているために、実は日本ではあまり知られていない国立公園です。

約885平方メートルという広大な土地に主要な7つのトレイルを持ち、公園内を見渡せるいくつかのビューポイントや遺跡等が点在しています。また、7つのトレイルの他に限定公開されているトレイルもあり、滞在する時期や時間によって様々な楽しみ方ができる公園です。

公園には北エントランス、南のエントランスの2か所の入り口があり、これらを繋ぐように南北に約27マイルの道路が整備されています。お勧めはハイウェイI-40の311番出口から入場できる北側のエントランスからの入場。まずはビジターセンターへ行きましょう。アメリカの国立公園のスタンプを集めている人はこのビジターセンターで必ず入手してください!また、ビジターセンターには詳しい公園内の地図やビデオでの公園の説明等を見ることができます。

トレッキングが一番楽しい!

トレッキングが一番楽しい!

写真:南 紘子

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もし1時間程度しか時間が取れない場合は、ビジターセンターの後、南北に走っている道を車で走りながらビューポイントで下車し、いくつか景色を楽しんでから、最後に南エントランス近くのレインボーフォレストミュージアムで化石を鑑賞する、というコースが良いでしょう。

しかし、この国立公園を最大限に楽しむ方法は、やはり主要なトレイルを自分の足で歩くことです!トレイル内にある木の化石を間近で見て、車道からは見ることができない景色を楽しむのが最高。7つのトレイルは最大でも2マイル程度(約3.2キロ)ですので、数時間あればその中のいくつかは行くことができます。すべてのトレイルを制覇し、ゆっくりと国立公園を楽しむのには少なくとも半日程度はかかると考えておくとよいでしょう。

美しいブルーメサ

美しいブルーメサ

写真:南 紘子

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お勧めのトレイルはブルーメサトレイルです。その名の通り、青い色をしている丘ですが、この石灰岩できた丘はよく見ると様々な地層からできており、一言で青とは言うことができません。今まで見たことのない美しい青い地層が延々と続いていて、気が付くと自分がまるで別の惑星を歩いているかのような感覚に襲われます。この地層は気の遠くなるくらい長い時間をかけて積みあがったものです。ブルーメサトレイルを歩きながら、静かな時間の流れを感じてください。

所々に木の化石も見ることができるブルーメサ。起伏のあまり激しくない1マイルのループトレイルですので、ゆっくり歩いて写真をとっても1時間程度のトレッキングコースです。化石の森国立公園へ来たら絶対に歩いてほしいトレイルです!

そして化石の森へ・・・

そして化石の森へ・・・

写真:南 紘子

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さて、さらに南に進むといよいよ化石の森のメイントレイルです!木の化石を見ることができるトレイルは「クリスタルフォレスト」「ロングログ」そして「ジャイアントログ」とあります。それぞれ1-3キロ程度のトレイルなので、すべて行ける人は是非!もしもどうしても1つだけしか行けないとしたら、「クリスタルフォレスト」をお勧めします。

クリスタルフォレストの1.2キロ程度のループトレイル内にごろごろと無数の木の化石が横たわっています。手のひらサイズの小さなものから、人の背丈以上の幅の幹まで。そしてなにより、その木の化石達を間近で見ることができる素敵なトレイルです。

一見するとただの古い木の幹ですが、木の内部は完全に化石化していて、不思議な輝きを放っています。珪化木(ペトリファイドウッド)と呼ばれるこの石はパワーストーンとしても知られており、心身の安定をもたらし、強い意志、決断力を高めてくれる石です。何かに迷っている人もそうでない人も、この化石の森でパワーをもらってください!

その他の見どころ

その他の見どころ

写真:南 紘子

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その他にもこの公園には、紀元前1250年から1400年にかけて実際にこの地に暮らしていた人々の集落であるプエルコプエブロや、ペトログリフと呼ばれる岩に書かれた絵を見ることができるニュースペーパーロック、そしてルート66の跡地などの見どころがあります。

ルート66とは、イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結ぶ旧国道66号線のこと。現在のハイウェイを利用してアメリカ横断するルート66のロードトリップを体験したことがある人もいるかもしれません。この公園内では今でもオリジナルのルート66を見ることができます。と、いってもすでに道は草に覆われ、影も形もありません。ただ、今でも電柱が残っていて、昔の道筋を示してくれています。なんとも哀愁ある廃道路。この状態で保存できるのも国立公園内だからこそです。

最後に、

化石の森周辺には珪化木を販売しているお土産屋さんがいくつもあります。お気に入りを見つけて旅の記念にするのもいいですね。また、車で1時間程度の場所に、隕石が落下した跡地を見ることができるメテオクレーターがありますので、時間がある時には是非一緒に見てください。近隣にある大きな町はフラッグスタッフとなりますので、この町に宿泊して観光に出かけるのもオススメです。

公園は夏場は40度以上になり、冬場は大変乾燥しています。トレッキングの際は1人1リットル以上の水を用意すること、また冬場でも日差しが強い日がありますので、日焼け止め、帽子、サングラスは常に用意しておくことをお勧めします。

2億年前からそこに佇む化石達。化石の森のパワーをもらって強い自分になる旅へ、ぜひ出かけてみてください!

※公園の営業時間等の詳細はMEMOをご覧ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/05/05 訪問

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