野生動物と自然の宝庫!世界最大級の湿原・パンタナール(ブラジル)

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野生動物と自然の宝庫!世界最大級の湿原・パンタナール(ブラジル)

野生動物と自然の宝庫!世界最大級の湿原・パンタナール(ブラジル)

更新日:2015/03/09 15:30

HIRATA ERIKOのプロフィール写真 HIRATA ERIKO 格安子連れトラベラー、名古屋フカボリライター、レゴランド・ジャパン愛好家

ブラジルの大自然と言えば、アマゾン川とその流域のジャングルが有名ですが、ブラジルの内陸部には日本の本州ほどの大きさがある世界最大級の湿原があります。
パンタナール(パンタナル)と呼ばれるその湿原は河川や湖、滝などで潤い、さまざまな種類の野生動物や鳥類が棲息しています。「アマゾンみたいに観光地化してないよ、全部野生だよ!」と、地元のツアーガイドが胸を張る、自然の宝庫をご紹介します。

約20万平方km!世界自然遺産に登録されている世界最大級の湿原

約20万平方km!世界自然遺産に登録されている世界最大級の湿原

写真:HIRATA ERIKO

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パンタナールを観光する際にはまず「北パンタナール」か「南パンタナール」かを決めます。
北パンタナールの拠点はクイアバ。2013年のサッカーワールドカップで日本がコロンビアと対戦した場所なので、聞き覚えのある人も多いかもしれませんね。
対する南パンタナールの拠点はカンポ・グランデです。

南のほうが河川が多くてより湿原らしく、より手つかずの大自然だと言われていますが、北のほうがアクセスが良く、道路も整備されているので北を訪れる旅行者のほうが多いです。
もちろん、北でも充分に満足できる自然体験ができますのでご安心を!

すべて野生動物!野鳥のオウムなんて見たことない!

すべて野生動物!野鳥のオウムなんて見たことない!

写真:HIRATA ERIKO

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パンタナールのツアーガイドたちは「アマゾンよりパンタナールだよ!」と胸を張ります。
彼らがパンタナールを推す最大のポイントは観察できる動物たちが野生であること。
アマゾン川の日帰りツアーなどでは、飼われているオウムやナマケモノを見るだけことも多いのでそのことを指しているのでしょう(それがいけないことではないのですが)。

さまざまな野生動物が見られるパンタナールですが、特に多くの種類を見られるのが鳥。
日本で生活していると、野生のオウムが存在するなんて考えもしないので衝撃を受けます。
ほかにもギネスビールのトレードマークとして有名なオオハシもいますし、パンタナールの象徴とされるトゥユユ(コウノトリの仲間)は空を飛ぶ鳥としては世界最大級の大きさ。
大きな木の上に巣があるのですが、高い場所にいてもすぐにわかります。

余談ですが、クイアバやカンポグランデの街には鳥や野生動物の形の公衆電話があります。
大きな鳥や動物の姿がシュールで楽しいので、散歩中に見つけたら、記念撮影をお忘れなく。

ワニも間近で見られます。運が良ければカピバラも・・・!

ワニも間近で見られます。運が良ければカピバラも・・・!

写真:HIRATA ERIKO

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パンタナールのツアーに参加すると(公共交通機関がないので、宿・車付きのツアーに参加するのが基本)、湿原内の河川をボートでめぐるアクティビティがあります。
ピラニア釣りで遊ばせてくれることもありますが、お天気の良い日は青い空と緑の湿原を眺めながらゆったりとボートに揺られているだけで極楽気分。

さて、パンタナールの動物たちは野生なので見たい動物を見られるとは限らないのですが、このメガネカイマンというワニは比較的簡単に見られる動物と言えるでしょう。
獰猛なイメージがあるかもしれませんが非常におとなしく、襲われる心配は無用です。

そのほかにも、ホエザルや日本で大人気のカピバラに遭遇することもあります。
とは言え、あくまでも野生なので見られなくても文句は言いっこなし。
また、すぐに逃げてしまってブレた後ろ姿の写真しか残らなかった・・・ということも。
プロ並みの撮影機材があるなら別ですが、パンタナールでは自分の目に焼き付けるのが一番!

夕日、夜空、朝日・・・お楽しみは1日中続く!

夕日、夜空、朝日・・・お楽しみは1日中続く!

写真:HIRATA ERIKO

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パンタナールの魅力は動物と湿原だけではありません。
徐々に日が傾いていくときの夕日の美しさは息をのむほどです。

また、夕食後には夜になると出てくる動物たちに会うためにお散歩へ出かけます。
車で出かけるナイトサファリに連れて行ってくれるツアーでは、ヒョウやオオアリクイといった動物を見られるかもしれません。
夜空を見上げると薄い雲を刷いたように天の川が流れ、南十字星もくっきり。
明るく輝く星が多すぎて、逆に星座がうまく見つけられないという状態です。

翌朝も早朝から散策です。ぴんと澄み切った空気がなんとも心地よいもの。
そして、朝焼けの中でパサパサと羽ばたくトュユユの羽の音だけが聞こえてきます。
日本での日常生活のなかではなかなか味わえない贅沢な朝です。

休憩も必要!ハンモックに揺られてお昼寝を・・・

休憩も必要!ハンモックに揺られてお昼寝を・・・

写真:HIRATA ERIKO

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パンタナールツアーでハードなトレッキングをすることは稀ですが、遠いブラジルまで来て散策を続けていると思った以上に身体は疲れてしまいます。水分補給と休憩は必要不可欠。

宿泊で利用するロッジには日陰になる休憩所が設けられていて、ハンモックがあることも。
子どものころに絵本で見て憧れたハンモックを、いまこそ試すチャンス!
ハンモックでのお昼寝は思った以上に快適で、リラックスできます。
日本に買って帰ろうか、家のどこかに吊るせるか・・・と悩むこと間違いなしです。

おわりに

ブラジルというだけでも非現実的なのに、そこからさらに奥地のパンタナール。
自分にはとても無理だから無関係な話だ、と思うかもしれませんね。
でも、ブラジルのスケールの大きさは日本とは段違い。
土地の広さや大自然だけでなく、そこに暮らす人々の大らかさもブラジルの魅力です。

転職や退職でのまとまった休みが取れる機会があれば、ぜひブラジル旅行を検討してみてください。ツアー内容はハードではなく危険も少ないので、子連れで行けると最高ですね!

掲載内容は執筆時点のものです。 2007/07/15−2007/07/17 訪問

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