提供元:遠藤隆尚
地図を見るイギリス植民地時代に建てられた白亜の建物は、太陽の光を浴びて輝きを増し、中華系移民の人々が建てた長屋風のカラフルな建物が、街に彩りを添えます。世界遺産の街「ジョージタウン(George Town)」は、マレー半島の南西部に位置する「メラカ(Melaka、マラッカ/Malacca)」とともに、2008年世界遺産に登録されました。
麗しの街ジョージタウンは、それだけにとどまりませんでした。より美しく魅力的な街を目指して、ペナンの今昔を描いたコミカルなアイアンアートを52か所、リトアニア人アーティストによる日常を描いたアートを9か所、街のいたる所に展示しました。更にストリート・アーティストたちが、さまざまな所にアートを施し、街は大きなキャンパスへと変貌を遂げました。
ホテルや主要観光スポット、観光案内所でアートマップを入手したら、早速街に繰り出しましょう!
彩り鮮やかなドアや窓に、壁や屋根にはこて絵などで趣向を凝らした長屋形式の民家や商店が、すき間なくぴったりと寄り添って並ぶ街並み。「プラナカン様式」と呼ばれる建物が、ジョージタウンの街をより一層色鮮やかに演出しています。
欧米の統治下にあった東南アジアに、15世紀後半から数世紀に渡って移住し、そこに根付いた移民を総称して「プラナカン」と呼んでいます。その名を冠した「プラナカン様式」の建物の特徴は、西洋とマレー、中華などのあらゆる文化と歴史の融合です。改めて「プラナカン様式」の建物を見てみると、中国語のような文字の看板やこて絵に、床は西洋風のタイルで飾り付けられているなどの特徴が見られます。
ロイヤルブルーの外壁が目にまぶしい「ブルーマンション(The Blue Mansion)」の通称を持つ、チョン・ファッ・ツェ・マンション(Cheong Fatt Tze Mansion)は、19世紀にジョージタウンを取り仕切っていた大富豪・チョン氏の邸宅でした。
現在はホテルとして使用されている「ブルーマンション」は、2000年にUNESCOの文化遺産保全プロジェクトの最優秀賞を受賞しています。ジョージタウンの数あるホテルのなかでも特に人気のホテルで、常に予約でいっぱいです。宿泊客以外の立入りはできませんが、1日3回の見学ツアーが開催されているので、時間を合わせて訪れてみてください。
■チョン・ファッ・ツェ・マンション(Cheong Fatt Tze Mansion)
住所:14, Lebuh Leith, 10200 Georgetown, Pulau Pinang
見学ツアー(英語):1日3回(11:00, 13:30, 15:00)
料金:RM 12
*詳しくはMEMOの「ブルーマンション」を参照してください。
ハーモニー通り裏に広がる「リトル・インディア」地区は、ジョージタウンのなかでもひときわ違った雰囲気を持ち合わせています。インド人が多く住むこの地区は、ナンを焼く香ばしい香りとカレーのスパイス、そしてカラフルなサリーがショーウィンドウを飾ります。また、ヒンドゥー教の神々に供える献花を造るお花屋さんも数多く建ち並び、行き交う人々の目を楽しませてくれます。
散歩に疲れたらかわいいカフェで一休みしたいですよね。ジョージタウンいちおしのお店がこちら「Chai Diam Ma+ Café」です。古い建物をリノベーションした店内は、とてもシンプルで落ち着きのある雰囲気。デザイン性にあふれたハンドクラフトのかわいらしい雑貨やぬいぐるみは、ここでしか手に入らない一品物。自分へのお土産にゆっくり吟味してみてください。
■Chai Diam Ma+ Café
住所:15, Lebuh Queen, Georgetown, Pulau Pinang
営業時間:12:00〜21:00(火・水定休)
街の中に点在しているアート作品を探して歩けば、ジョージタウンの世界遺産をじっくり回れるなんてステキですね。散歩をしながらかわいいお店を見つけるのも、知らない街を散歩する楽しみの1つです。でも散歩にちょっと疲れたら、ジョージタウン内の主要スポット19か所に止まる無料バスを利用してみましょう。15分おきに巡回しているので、とても便利です。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/15更新)
- 広告 -